犬飼貴丈さんの意外なギャップにときめく。【連載「今月の彼氏」ウェブ限定版】

毎月、人気の俳優さんとのデート気分が味わえると評判の連載「今月の彼氏」。今回は犬飼貴丈さんとカフェデートへ。本誌では掲載しきれなかった未公開カットを、ウェブ限定インタビューとともにお届けします！

普段から友人とカフェに行く機会があるという犬飼さん。ところが、実はコーヒーが苦手で「やっと飲めるようになった」というカフェラテを注文することが多いそう。それ以前は「コーヒー牛乳をめっちゃ甘くして飲んでました」と語るなど、大人な表情とのギャップ可愛い！

―― コーヒーは苦手でも、カフェに行くのは好きなんですね。

「はい。お気に入りのカフェもあります。そこでゲームの話とか……男友達と全然オシャレじゃない会話をずっとしてますね。もし年下の女の子とデートするなら、落ち着いた雰囲気のカフェへ連れて行って、『ああ、なんかこの人おしゃれだな』って思われたいです（笑）」

―― 夏にしたい理想のデートは？

「上京するまでは徳島県の田舎に住んでいたので、川とか山とか、自然を満喫するデートがいいですね。地元は都会と違って何もないけど、その代わりに、きれいな自然はいっぱいあるんです。海に飛び込んだり、川のほとりでバーベキューをしたり、僕ら地元の人しか知らないきれいなスポットに連れて行きたいです」

―― アウトドアが好きなんですね？

「家の中で、一人で過ごすことも好きなので、インドアとアウトドアのハイブリッドかもしれないです。もし家でデートするなら映画を見たり、一緒にご飯を作ったりするのも楽しそう。一人暮らしを始めて７〜８年経っているので、料理のスキルもそれなりにあるつもり。今はどんな料理もネットで調べたらすぐにレシピが出てくるので、女の子が食べたいとリクエストしてくれた料理を作ってあげたいです」

―― 好きな女の子のファッションは？

「ダボダボのデニムにダボダボのＴシャツみたいな、スケートボードをやっていそうな服装が好きかも。身につけているものにその人が好きなカルチャーを感じると、惹かれる傾向にある気がします。僕自身は、スケートボードはやらないんですけどね（笑）」

―― 現在27歳ですが、10代や20代前半の頃と恋愛観に変化は？

「昔は恋愛を神格化していたような部分があったんです。女の子が白馬に乗った王子様を待つみたいな感じで、僕も女の子に対して幻想を抱いていました（笑）。今では女性も自分と変わらない人間なんだって思えるようになったけど、一方で、大人になってしまった悲しさは、ちょっぴりあるかもしれません」

人気不倫マンガを実写化したドラマイズム『サレタガワのブルー』では、愛妻家のグラフィックデザイナー、田川暢役を熱演中。最高に可愛くて優しい妻・藍子のために献身的に尽くしていたものの、藍子の不倫が発覚し、復讐を決意するという難役！

―― 出演が決まった時の率直な感想は？

「不倫を“した側”じゃなくて“された側”から描くっていう設定はもちろん、男性サイドの気持ちを掘り下げていく構図もおもしろいなと思いました。最近はちょっと変わった役が多かったので、普通に優しい男性を演じるのが僕の中で久しぶりというか。まともな役が結構ご無沙汰だったので、大丈夫かなって、ちょっと不安にもなりました（笑）」

―― 撮影現場の雰囲気はいかがでしたか？

「もうバカみたいに騒いでましたね。ぺちゃくちゃ喋って撮影が進まなかったくらい（笑）。妻の藍子役を演じた堀未央奈さんも、カメラが回っている時は小憎たらしいんですけど、カメラが止まるとすごく話しやすくて。そこに救われた部分もありました」

―― 「自分ならどうするかな？」と考えながらドラマを見る人も多いと思います。もし犬飼さんが大好きな人に浮気をされたらどうすると思いますか？

「愛は無償のものだと頭では理解しているつもりだけど、さすがにドラマのような状況は辛いですよね。人を信じるのが怖くなりました。ただ、誰かに言われた言葉なのか、どこかで読んだ言葉なのかは忘れてしまいましたが、『疑ってかかるよりも、信じて裏切られたほうがマシだ』という言葉が昔から好きなんです。全員がそういう生き方ができたら素敵な世界になるんじゃないかな。この言葉は、心の掲示板にいつも貼っています。僕自身は結婚もしていないし浮気をされた経験もないけれど、好きな人や友達のことは、何があっても信じてあげられる人間でいたいと思っています」

▶『今月の彼氏。』の過去記事はこちら

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2021年９月号掲載