紺野彩夏の「こん酒場」

本格蕎麦の有名店『学大角打』でひとり飲み!誕生日を迎えて26歳になった心境もトーク【紺野彩夏のこん酒場】vol.18

2025.08.07

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non-noモデルいちのお酒好き・紺野彩夏のnon-no web限定連載「こん酒場」。うだるような暑さが続く夏は、ツルっとのど越しさわやかな蕎麦をお供にカウンターでひとり飲み。こんちゃんの隠れた“蕎麦愛”と、誕生日を迎えて26歳になったこんちゃんが、今年叶えたいウィッシュリストについて語ります!

蕎麦屋の店頭に立つ紺野彩夏

久々に大好きなお酒を解禁♡

蕎麦茶割を持って微笑む紺野彩夏

「毎日暑い日が続いていますが、みなさんはビールで晩酌していますか? 自他ともに認めるビール党の私ですが……、最近はビールを飲みたい気持ちをグッとこらえながら過ごしていました。というのも、現在発売中のノンノ9月号で(久間田)琳加ちゃんと(林)芽亜里ちゃんと一緒に初めてカバーを飾らせていただいておりまして♡ 念願のカバーは万全の姿で望みたくて、撮影までの1ヶ月間は禁酒&居酒屋断ちをして、ピラティス三昧の日々を過ごしておりました! 数日前にカバー撮影を終えたので、ついに待ちに待ったお酒を解禁します♡ 特に暑かった時期には “ビールを飲んじゃおうかな?”と心が折れそうになったのはここだけの秘密です(笑)。今日はお蕎麦がウリの学大角打さんにお邪魔しているので、一杯めは蕎麦茶割(¥550)をオーダーしてみました。みなさん、今日も一日お疲れ様でした! 乾杯〜! お通しの水菜と錦糸かぼちゃのおひたしとあん肝味噌と牛蒡の和え (¥330)をつまみにいただきます」

さらに載ったごぼうの料理

いつも満席で入れなかったお店に来られて嬉しい!

蕎麦茶割を持って、上を向いて微笑む紺野彩夏

「今回はひとり飲みと聞いて、真っ先に思い浮かんだのが『学大角打』さんでした! 学芸大学近辺で飲むときによく候補に上がるのですが、いつも満席で入れたことがなくて。〆のお蕎麦がとっても美味しい、と飲み友達から聞かされていたので、念願叶っての訪問でうれしいです♪ カウンター前にずらりと提げられた今日のおすすめメニューがすでに美味しそう! 酒飲みにとってが文字だけで飲めるメニューだらけで、蕎麦茶割をぐいぐい飲んでしまいそう(笑)。季節を感じるおつまみもかなり充実しているので頼まないともったいない気がしてしまって『これも、やっぱりこれも』と、追加し続けちゃう! いったん、マグロの青唐醤油和え(¥700)、万願寺とうがらしの焼き浸し(¥580)、仙台名物 定義山あぶらあげ ねぎみそ焼き(¥700)でオーダーストップにします(笑)」

あの仙台名物『定義とうふ店』の三角あぶらあげが都内で食べられるなんて!

左からさらに載ったマグロのぶつ切り、青唐辛子の煮浸し

「唐辛子&焼き浸しや煮浸しが大好きだから、本日のおすすめを見た瞬間から万願寺とうがらしの焼き浸しは絶対に頼むって決めてました♡ 爽やかなとうがらしと優しい出汁の香りが最高! お酒片手にこれだけちびちび食べられたら満足かも(笑)。マグロの青唐醤油和えは、新鮮なマグロにピリッとした青唐醤油が蕎麦茶割に合う! そして、油揚げのねぎ味噌焼きが信じられないくらい美味しくて! 至ってシンプルなメニューだけど、ひと口頬張った瞬間、中からジュワッと油揚げ本来の旨みとネギ味噌の風味が広がって、油揚げとは思えない満足感。あまりの美味しさに店長さんにどこの油揚げを使っているのか聞いちゃったくらい(笑)。店長さんが仙台出身という繋がりで、仙台にある観光地・定義山の名物『三角定義あぶらあげ』を特別に仕入れさせてもらっているそうなんだけど、実は昔、揚げたてのあぶらあげを目当てに並んだことのあるお店でびっくり! 新しい発見や思わぬ出会いがあるのもひとり飲みならでは」

さらに載った三角形のあぶらあげ

26歳のうちに叶えたい夢はクリスマスシーズンのフランス旅!

左を向いて頬杖とつく紺野彩夏と、梅干しサワーを混ぜる手元

「カウンター前に置いてある美味しそうな梅干しが入ったビンと目が合っちゃったから、2杯目は梅干しサワー(¥750)をいただきます!私、先日26歳を迎えまして……、誕生日を迎えるまでは“本格的にアラサーの仲間入り!”と身構えていたんだけど、いざ26歳になってみると特に何の実感もなくて(笑)。でも、(久間田)琳加ちゃんと(林)芽亜里ちゃんとの表紙撮影のときに自分が長女ポジションということに驚愕。着々と年齢を重ねているなと実感しました(笑)。気持ちはまだまだ中堅だったけど、いつの間にか上から数えたほうが早いくらいノンノモデル歴も長くなっていてびっくり。お誕生日の前日の夜は仲良しの友達と学大付近の居酒屋をハシゴして、自宅への帰り道の途中で誕生日を迎えました(笑)。昔だったらオールしていたけど、ほどほどに飲んだら帰って寝たいって思っているところも“なんか26歳っぽいかも”って帰り道にふと思ったの。26歳のうちに叶えたいことは、もっといろいろなところに気の向くままに赴いて、見たいと思った景色を自分の目でしっかり見ていきたいと思っていて。昨年は夏休みをいただいてスペインに行ったんだけど、今年の夏休みはドラマ撮影でおあずけ。スケジュールが落ち着いたら、自分へのお誕生日プレゼントとしてフランスのクリスマスマーケットに行ってみたい! 欲をいえば……、フランスからフィンランドに移動して、本場のサウナも体感してみたいな」

名店の味を求めて遠征するくらい、実は蕎麦が好き

蕎麦をすする紺野彩夏と、蕎麦を食べる手元

「〆のお蕎麦はいろいろな種類があって悩みに悩んだけど、せいろ(¥750)をオーダー。自家製粉のこだわり抜いた挽きたて&打ちたての、ピカピカ光っているお蕎麦が目の前に! 歯ごたえのしっかりした麺はツルツルっとのど越しが良くて、風味豊か。つゆは鰹節、ソウダガツオ、鯖節の3種をブレンドしているそうで、スッキリとした味わいと旨みがお蕎麦本来のおいしさを引き立ててくれます。薬味を好みで合わせながら、ほろ酔いの体で味わうお蕎麦のおいしいこと! “あー、大人でよかった”、としみじみしちゃった。昔からお蕎麦派ではあったけど、さらに大好きになったのは20歳を超えて “蕎麦飲み”という言葉を知ってから。雰囲気のある佇まいのお酒の飲めるお蕎麦屋さんで、友達とおしゃべりしながらお酒を飲んで、最後に蕎麦で締めるって最高に大人だな、って。以来、友達と『どこに行く?』ってなったら、全国の蕎麦の名店を掲載しているグルメ本をチェックして気になるお店を訪問するくらい実は大好きです♡ 車のダッシュボードにその本を忍ばせているから、関東近郊なら名店の蕎麦めがけてドライブすることも。秋には新蕎麦も出てくるから、26歳はもっと蕎麦を極める予定です(笑)」

そばを食べながら微笑む紺野彩夏

今回のお店はココ

カウンターのみの店内

学大角打

「定番の蕎麦前メニューをはじめ、珍味系のアテや豊洲から仕入れる旬の魚料理、お酒が進む創作料理などがズラリ。少量からオーダー可能な日本酒も気になります。〆には自家製粉のこだわり抜いたお蕎麦を絶対に食べてほしい! 厨房からのスタッフさんのにぎやかな笑い声や、注文が通る威勢のいい受け答えをBGMにすする蕎麦前のお酒とおつまみにほっこり癒されてください〜!」(byこんちゃん)

住所:東京都目黒区鷹番2丁目21−9 満留賀ビル
TEL:03-5708-5145
営業時間:17:30〜24:00(不定休)

Staff Credit

撮影/峠雄三 ヘア&メイク/徳永舞(BEAUTRIUM) スタイリスト/高野麻子
タイトルイラスト/とも 構成・文/大塚悠貴

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