堀田真由にお悩み相談「IIWM」
【堀田真由にお悩み相談 IIWM】着回しのヒント、メイクデビューのコツetc….。おしゃれのお悩みにアンサー【ウェブ限定連載vol.3】
2025.03.15

堀田真由が「もし私だったら(if it were me)……」と寄り添いながら答える、ウェブ限定・お悩み相談連載。第3回は春に向けてアップデートしたいという方も多い、おしゃれやメイクのお悩みをピックアップ!
<着回しに悩んでいます!>
大学生になってから、毎日違うコーデを組むのが時間的にもお金の面でも大変です! 着回せる洋服の選び方&着回しのコツを教えてほしいです。(19歳・大学1年生)
シンデレラフィットのデニムが1本あると、無敵!
私のおすすめは、シンデレラフィットのデニムを1本見つけておくこと。トップスの色やデザインで変化をつければ、1週間のうち3~4日はそのデニムを使って雰囲気をイメチェンしつつ過ごせるんじゃないかと思います。その他に、個人的にはジャケットも好きなアイテム。カジュアルなボトムに合わせてきちんと感をプラスしたり、ワンピースの上にはおって甘さを調整したりと、今っぽいミックスコーデが簡単に叶うから、1枚あると活躍するはず♡ そして新生活ファッションに悩んだら……ぜひノンノの着回し特集も参考にしてみてくださいね!(真由)
<“好き”と“似合う”、優先すべきはどっち?>
似合うメイクやファッションの系統と、自分が好きなメイクやファッションの系統が違うのですが、どちらに合わせたらいいでしょうか? 私はオフィスカジュアルっぽいコーデが好きなのですが、年齢のせいもあるのか、服に“着られている”感じがしてしまいます(涙)。(18歳・大学1年生)
おしゃれは自己表現のツール。自由に楽しんでほしいな
18歳の時点で、自分の好きなスタイルを見つけていることがカッコいいですよね。私自身は、今まで“好き”を優先してさまざまなジャンルのファッションに挑戦してきました。10代の頃は少し背伸びしたい気持ちもあったから、オールブラックのコーディネートに憧れたこともあるし、いろいろと挑戦するなかで相談者さんと同じように「(服に)着られているな」って感じた瞬間も。だけど、おしゃれに“〇歳になったら似合う”といったルールや決まりはないはず。トレンドを取り入れるのももちろん楽しいけれど、私は「流行に自分を合わせるんじゃなく、自分でトレンドを作っちゃえ!」くらいの自由な気持ちでもいいんじゃないかなと思っていて。ファッションやメイクは“私はこういう人間です”と自己表現する素敵な手段なので、自分自身の気分が高まるものをポジティブに身にまとって、“好き”を貫いてほしいです。(真由)

Tシャツ¥7500・パンツ¥18000・ベルト¥14000/バナナ・リパブリック
<メイクデビュー、何から始める?>
成人式に参加した時に初めてメイクをしてもらい、自分でも挑戦してみたいと思うようになりました。周りの人からはピンク系が似合うと言ってもらえるのですが、何から始めたらいいのか分からないので、ヒントをください!(20歳・専門学校2年生)
まずは直感的に“心惹かれるコスメ”を見つけてみて
私のメイクデビューは高校生の頃。最初は、肌なじみがよくて使いやすいピンク系のアイシャドウを買った記憶があります。周りの意見に耳を傾けるのもいいと思うし、あとは店頭に並んだコスメの中から、自分が直感で「好きな色だな」「塗ってみたい」と心惹かれたものを一つ買ってみて、そのアイテムを軸にメイクの方法を工夫していくと自分のなりたいイメージに近づきやすいかもしれません。パーツで言うと、個人的には眉メイクがいちばん難しいと感じていて。難関を攻略するために、自分の髪色や瞳の色に近い眉マスカラを1本持っておくのも◎。眉マスカラならふわっと色づくから、パウダーやペンシルで描くよりも難しくないし、簡単にあか抜け感を出すことができる気がします! ノンノ本誌の連載『Make-up Theater』では旬のコスメを使ってメイクを提案しているので、よかったらこちらもチェックしてみてください♡(真由)
<人の評価が気になってしまう>
普段の系統とは違うガーリーなアイテムに挑戦してみたいのですが、「着ている服の雰囲気がいつもバラバラ」と思われてしまいそうで怖いです。また、自分が気に入って買った少しユニークな柄のお洋服を家族にイジられるのも悩みで、「何それ」「パジャマみたい」って言われたりすると着るのをためらってしまい、もう何を選べばいいか分からなくなっている自分がいます。堀田さんのファッションの流儀を教えてほしいです!(20歳・大学2年生)
一着に込められたストーリーを大事にしています
相談者さんはきっと遊び心のある方なんだろうな。ファッションにいつも統一感があるのも素敵だけど、その時着たいものを着るマインドもおしゃれだと思います。それに、私も実家に帰ると、母から「そんな格好で帰ってきたの!?」って驚かれることがいまだにあるので安心してください(笑)! いつもお洋服を選ぶ時に大事にしているのは、袖を通した時に自分の気分が高まるかどうかと、そのアイテムに込められたストーリー。たとえば旅先で着たくて買ったお洋服は、旅が終わっても身につけるたびに思い出がよみがえってきて愛着がわくし、この冬愛用していたコートは、母が今の私の年齢の頃に着ていたもので歴史を感じます。相談者さんにも、そのお洋服と出合った時の気持ちや、手に取った理由を大事にしてみてほしいな。それを忘れずにいたら、周りに何を言われても自信がゆるがない気がします。(真由)
▶▶IIWMは毎週土曜に更新予定。次回もお楽しみに!
Profile

堀田真由
1998年4月2日生まれ、滋賀県出身。ノンノ専属モデル。NHK連続テレビ小説『わろてんか』で注目を集める。その後ドラマ『大奥』、ドラマ『アンチヒーロー』、映画『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』など話題作に多数出演。2024年にはドラマ『若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-』で主人公を演じ、現在は日曜劇場『御上先生』に出演中。1st写真集『MY』が好評発売中。今年でデビュー10周年を迎える記念として、5月10日(土)には大阪・サンケイホールブリーゼにて、5月25日(日)には神奈川・新都市ホールにて、初のファンミーティングが開催される。
Staff Credit
モデル/堀田真由 撮影/松岡一哲 ヘア&メイク/北原果(KiKi inc.) スタイリスト/ミク 取材・原文/吉川由希子 タイトルデザイン/関根僚子 web編成/本誌編集部