堀田真由が「もし私だったら（if it were me）……」と寄り添いながら答える、ウェブ限定・お悩み相談連載。第7回は、モチベーションにまつわるお悩みをピックアップ！

※相談者の方の年齢・肩書きは、お悩み募集時点のものです。

<続けたいのに、サボってしまう>

ランニングの習慣を身につけたいけど、「今日は寒いから……」「もう暗くなったし……」など、理由をつけてサボりがちです。とりあえずテストが終わったら頑張ろうと思っているのですが、やると決めたことを継続するコツがあったら教えてほしいです（涙）。（19歳・大学2年生）

気負わず挑戦できることから少しずつ始めてみて

私もランニングをしていた時期があるのですが、“走る”って結構孤独で、強い意志がないとなかなか続けられないことだなと実感しました。可能だったら、お友達を誘うなどランニング仲間を作って、楽しく習慣にできるといいですよね。それから、もしも相談者さんが走ること自体というよりも“運動の習慣をつける”ことを目標にしているのだとしたら、ハードルを少し下げて、ゆるく続けられることから始めてみるのはどうでしょうか？ たとえば、大学からの帰り道にちょっと遠回りして歩く時間を増やすほか、お風呂上がりにストレッチや腹筋をするなど、おうちでできることから無理なく挑戦。毎日続けられたらベストだけど、テスト前など忙しい時は週に1回だけでも実践できれば合格！と考えて、休んだことに罪悪感を感じすぎずに。目的に合わせて、マイペースにトライしてみてくださいね。（真由）

<体形管理のコツを知りたい！>

ストレスが溜まった時や、バイトで疲れた後などついつい甘いものを食べてすぎてしまいます。最近目に見えて太ってきました（汗）。どうしたらいいですか？（19歳・大学1年生）

癒しや息抜きは絶対に必要♡

甘いもので癒されるという気持ち、とっても分かります！ そんな時は、“今日はアルバイトを一生懸命やったから”と理由を見つけて、自分にごほうびをあげていいんじゃないかな。ストイックに取り組むことも大事だけど、人生にはゆるめるところや、頑張りすぎないポイントも絶対に必要だと思うんです。もしカロリーなどが気になるのなら、フルーツを選ぶのもおすすめ。私は果物をミキサーにかけてシェイクを作ることがあります。バナナやいちごにほうれん草など野菜をプラスしてみたり、牛乳を豆乳に変えてみたりとアレンジが楽しいし、満足感もあってお気に入りです。それから、私の場合はお風呂に入るとなぜか「食べたい」という気持ちが落ち着くので、帰宅したら先に入浴をすませてしまうのも◎。しっかりお腹がすいた状態で翌朝を迎えると、朝ごはんが普段以上においしく感じられます♡（真由）

シャツ¥14000・カーディガン¥15000・ベスト¥12000／バナナ・リパブリック　イヤリング¥24200・リング¥63800／アガット　

<周りと比べず前に進むには？>

大学1年生の1年間、授業や実習の日々を振り返ると、周りの友達に比べて“できていない”自分がイヤになり、立ち直れなくなってしまう場面ばかりでした。真由さんは自分を周囲と比較して自信を失ったり落ち込んだりした時に、どのようにして前に進んでいますか？（18歳・大学1年生）

周りじゃなく、昨日の自分より成長しているか？を大切に

自分と周りを比べてしまうという感情は、私も10代～20代前半の頃に経験したことがあります。人はそれぞれ違う個性を持っているから、ある人にとっての“得意”は誰かの“不得意”ということがありうるけれど、その逆も然り。相談者さんが周りの方をうらやましく思う一方で、周りの方が相談者さんをうらやましく思っていることもきっとあるんじゃないかな。そんなふうに視点を変えると、少し楽になれる気がしました。素敵だなと思う人がいたら、「私、実習のここが難しくて。どうしたら〇〇さんみたいに上手にできるかな？」と率直にたずねてみるのもいいと思います。それから、夢や目標のために向き合うべき相手は、周りではなく自分自身。昨日の自分より、今日の自分が少しでも前に進めていたらそれが何より大事だと考えています。私の場合はこれまでも、実現したいことや夢は文字に書いていました。目標を言語化することで、“私はこれをやりとげなきゃいけないから、誰かと比べている場合じゃない！”と気持ちがクリアになる気がしていて。自信を失いかけた時は、“こうなりたい”というビジョンや自分の軸を再確認してみてくださいね。（真由）

<モチベが下がった時、どうする？>

春から美容師になる予定です！ 現在国家試験に向けて勉強に励んでいるところなのですが、思うように成績が伸びず落ち込んでいます。モチベーションが下がった時、真由ちゃんは何をしていますか？ お仕事が始まってからも実践したいので、教えていただけたらうれしいです！（20歳・専門2年生）

夢の原点に立ち返ると、前を向くエネルギーがわいてくる

もし私が相談者さんだったら……。ファッション雑誌や、憧れの人など、自分が美容師という職業を目指すきっかけになったものに触れて、夢の“原点”に一度立ち返ってみるんじゃないかなと思います。私自身、お芝居で悩んだりお仕事で落ち込んだりした時、憧れの映像作品に触れると、“こんなに壮大な世界を作ることができるんだ”“私もいつか実現させたいな”と、ポジティブなエネルギーがわいてくるんです。夢に向かうまでの過程は、波形のグラフみたいに上へ向かう時も下へ向く時もあるけれど、うまくいかない時期を経験したら、頑張った分だけ、また素敵な未来が待っていると信じてほしいな。社会人生活を応援しています！（真由）

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Profile

堀田真由

1998年4月2日生まれ、滋賀県出身。ノンノ専属モデル。NHK連続テレビ小説『わろてんか』で注目を集める。その後ドラマ『大奥』、ドラマ『アンチヒーロー』、映画『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』など話題作に多数出演。2024年にはドラマ『若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-』で主人公を演じ、2025年には日曜劇場『御上先生』に出演。1st写真集『MY』が好評発売中。今年でデビュー10周年を迎える記念として、5月10日(土)には大阪・サンケイホールブリーゼにて、5月25日(日)には神奈川・新都市ホールにて、初のファンミーティングが開催される。