まるで、風に舞う花びらのよう。強さもはかなさも共存するピンクで目元を染めて、青空の下へ。

デビュー10周年を控えて運命の一本を記念買い！

「発色のよさに驚いたピンクのアイパレット。青いパールが輝く左上のピンクは好みど真ん中の色だし、左下のボルドーを下まぶたに添えることで、甘いだけじゃなくぐっとドラマティックな表情も加わって。

そんな多面的な魅力のあるピンクは、どこか青空の下に咲く桜みたい。満開の桜は華やかな春の象徴だけど、美しく咲き誇った後パッと散ってしまう姿にははかなさも。“永遠ではない、一瞬の輝き”を想像させるからか、桜と聞くだけでなんだか胸がぎゅっとなるんです。

今回のコスメのテーマ＝“LOVE”で頭に浮かぶのは、親友の言葉や思い出などいろいろあるけれど……物で一つあげるとしたら、昨年旅したパリで出会った腕時計。かつて私の母が結婚した時、それまで育ててくれた両親へ時計を贈ったと聞いていたんですが、パリで同じブランドの本店を訪れた時、ある一本にひと目惚れ！ 運命を感じて、デビュー10周年に向けた記念として購入しました♡」

アイシャドウはこれ！

YSL クチュール ミニ クラッチ <コレクター> No.125

￥11440／イヴ・サンローラン・ボーテ（限定品）

＂I LOVE YOU SO＂と題した限定コレクション。4色パレットは、愛が瞬時に心を染めていく様子をピンク系のグラデで表現。シリーズ共通の、スカイブルー×ブロッサムピンクのパケにも注目を。「シャドウのハートデザインまで、ドリーミーで特別感大」（真由）　

LIP

ヌーディなとろける血色レッド。

ラブシャイン キャンディ グロウ バーム<コレクター> No.7B￥5500／イヴ・サンローラン・ボーテ（限定品）

右下のアプリコットピンクをアイホールに。左上のグリッターピンクを目頭上のくぼみ～黒目上までオン。左下のボルドーは黒目下のキワにのせ、目頭・目尻側に向かって左右に広げる。まつげを軽くカールさせ、黒マスカラを上に1度、下は2度塗り。頬骨下にはシェーディングをのせ、淡い陰影でピンクメイクをそっと引き締めて。

2025年4月号掲載

Profile
1998年4月2日生まれ、滋賀県出身。ノンノ専属モデル。NHK連続テレビ小説『わろてんか』で注目を集め、ドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』、映画『かぐや様は告らせたい ～天才たちの恋愛頭脳戦～』シリーズなどの人気作品に多数出演。2022年には『鎌倉殿の13人』でNHK大河ドラマ初出演を果たす。2023年に待望のファースト写真集『MY』を発売。