誌上OG訪問

通信・IT企業 営業2年目にOG訪問。「努力が報われた!と達成感があります」【web限定】 

2024.07.21

さまざまな業界で働く先輩に、職場のリアルや仕事内容を聞く連載企画。今回は大手通信・IT企業で働くOGにインタビュー!

  • ✔️ 勤務地:東京都
  • ✔️ 仕事内容
  • 「電気通信事業を主力とする企業で働いています。私の部署が扱うのは、オフィスの通信設備や、業務用の携帯電話・パソコン、プライベートネットワークなどの営業。担当する顧客企業にヒアリングを行い、快適なネットワーク環境を作るための商材を提案するのが仕事です」
  • ✔️ 給料
  • 【初任給】25万円  【現在】約25万円
  • 「部署全体で共通の繁忙期はなく、それぞれが担当する案件の状況によって忙しさが変化。特にバタつくのが商品の納品前で、残業が月30時間を超えることも」
  • ✔️ 残業時間:平均25時間/月
  • ✔️ ボーナス:60万円/年2回
  • ✔️ 有給休暇:年20日
  • 「部署単位で動く業務はほとんどないため、個人の裁量で有休の申請が可能。私は連休と続けてとることが多く、2024年は半年たたずして半分ほど消化済みです」
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受ける企業を早めに絞ってOB・OG訪問に注力!

就活対策で最も力を入れたのはOB・OG訪問。先輩に紹介してもらったり、アプリを利用したりして、合計20名ほどのOB・OGに話を聞きました。OB・OG訪問を頑張った理由は、早い段階で働きたい企業が4社に絞れていたから。企業研究や印象アップにつながるOB・OG訪問に力を入れました。

また、やっておけばよかったな、と感じたのは就活生同士での情報交換。相手の状況次第では焦ってしまったり、逆にプレッシャーを与えたりする可能性もあると考えて、友達とは就活の話題を極力避けていました。でも就活を終えてから同級生と話していたら、そういう考え方もあったのか! とハッとさせられる瞬間が多々あって。私は先輩にばかり相談していましたが、リアルタイムで就活をしているからこその視点を知れたら、もっと視野が広がったかもしれないな……と思うこともあります

リモートワーク&フリーアドレスでも休暇後にお土産を渡す文化は健在

リモートで働いている社員が多いにも関わらず、お土産文化は健在。オフィスには常に誰かが買ってきた、お土産のお菓子があります。フリーアドレスのため、チームメンバーがよく座るエリアに置き、各自で自由にとっていってもらうシステム。小腹が空いた時のおやつに困ることがなく、助かっています(笑)。ちなみに社内には無人コンビニがあり、専用アプリで決済できるところがIT企業らしくて自慢です!

クライアントの要望に応えられた時努力が報われた!と達成感があります

仕事でやりがいを感じるのは、クライアントの要望に応えられた時。逆に、要望を叶えられずに、謝らなければいけない時が一番苦しいですね。信頼関係が深まれば深まるほど、クライアントから、難しい要望をいただく傾向があって……。納期を早めてほしいと言われたり、納期直前に配送手順の変更依頼をされたりすることが少なくないんです。どうしても対応できない場合は、自分のミスではないと理解しつつも、悔しくてヘコみます。でも、難しい要望を実現できたり、信頼されていると感じられたりした瞬間や、問題点を見つけ出してベストな改善策を提案できた時は、頑張ってきてよかった! と努力が報われる感覚があります

就活生へのアドバイス

頑張ってよかったと感じる就活対策は自己分析。私は特に“これがしたい”という仕事がなかったので、向いている業界や職種を知るために、自分を理解することから始めました。ノートに書いたり、先輩や友達と話したりしながら、自分の内面を言語化する作業のおかげで、面接やグルディスでもしっかりアピールできたと思います

誌上OG訪問

本誌に掲載している就活特集「誌上OG訪問」もあわせてCHECK! 大手通信・IT企業で働く先輩に職場のリアルや仕事内容を聞いてみました。

Staff Credit
イラスト/seko koseko 取材・文/中西彩乃 web構成/吉川樹生

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