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誌上OG訪問
2025.02.28

さまざまな業界で働く先輩に、職場のリアルや仕事内容を聞く連載企画。今回は私立大学で大学職員として働くOGにインタビュー!

就活で最も頑張ったことはES対策。私は正直やりたいことや将来の目標が分からなくて、それがESを通じて伝わってしまったのか、最初は全く面接に進めずにいました。そんな状況を友達に相談したところ、彼女もアドバイスをもらったことでESが通りやすくなったという、その子のお兄さんが添削をしてくれることに。指摘していただいたように、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)をより具体的に直したら徐々に通るようになりました。
大学職員は選考時期が遅いので、他社の内定をいただいた後に落ち着いて受けられました。面接で役立ちそうな情報を探していたら、大学の授業で、大学教育について学べることを知り、受講。より大学教育の未来に興味が湧き、大学職員の仕事に対する理解が深まりました。学んで感じたことを面接で話したところ、面接官の反応もよかったです!
私は3つの大学を受けて、そのうちの母校に就職しました。13人いる同期のうち12人が、私と同じく大学の卒業生。他大学で職員をしている友人の職場でも、卒業生が圧倒的に多いそうです。そもそも母校を受ける人の数が圧倒的に多いので、必然的な結果とも言えますが、卒業生の方が優先的に採用される傾向はあるような気がします。あくまで想像ですが……! 卒業生は大学の知識がありますし、母校愛を語れるという点でも、他校を受けるのと比べてハードルは低いはず。大学職員は採用人数が少なく、狭き門。母校は受けた方がいいと思います!
私の働く大学は英語教育や留学生の受け入れに力を入れており、大学職員を対象とした海外研修制度があります。TOEICのスコアによって受けられる制度が異なり、外国の語学学校に通うことができたり、実際に現地の大学で2〜3か月働くこともできます。私も海外の大学でも活躍できるように、今は英語の勉強を頑張っています!
私はやりたいことが定まらず、興味のある企業を片っ端から受けました。面接の場数を踏めたおかげで緊張しなくなり、実践の大切さを実感した一方で、準備がままならずに惨敗したことも。スケジュール管理で失敗しないために、まずは自分のキャパを知っておきましょう
誌上OG訪問
本誌に掲載している就活特集「誌上OG訪問」もあわせてCHECK! 先輩に職場のリアルや仕事内容を聞いてみました。
Staff Credit
イラスト/seko koseko 取材・文/中西彩乃 web構成/吉川樹生