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誌上OG訪問
2025.09.20
先輩、その業界&裏側ぶっちゃけどうですか?
誌上OG訪問 web版
さまざまな業界で働く先輩に、職場のリアルや仕事内容を聞く連載企画。今回はテレビ局で制作として働くOGにインタビュー!

就活対策で特に力を入れたのは、面接練習と情報収集。面接練習では、想定される質問に対して予め回答を準備しました。面接官の印象に残るためには、人と違う言葉選びや比喩表現が大事だと考え、オリジナリティのあるフレーズを盛り込むことを重視。準備した回答を何度も声に出して読み上げながら暗記し、本番では棒読みにならないように、今思いついたような話し方を意識しました。
情報収集は、あるテレビ局のインターンで出会った仲間4人と協力。それぞれが周囲から得た情報や、参加したグループディスカッションのテーマ、面接で聞かれたことなどを、LINEグループで逐一報告し合っていました。最終的に、4人のうち2人はテレビ局、1人は広告代理店、1人はコンサルに就職。優秀な仲間のおかげで有益な情報が得られたし、彼女たちの存在が励みにもなっていました!
テレビ局に就職して多忙な日々を送る中で、1分1秒を無駄にしたくない!という気持ちが強くなりました。忙しいことを理由にやりたいことを諦めてしまうと、余計に気が滅入ってしまうので。休日は必ず予定を入れて、長期休暇は友達と海外旅行に行くなど、以前よりもエネルギッシュに活動しています。休みの日は思いきり楽しむ!とメリハリをつけることで、それがモチベーションになり、ハードな日々を乗り越えられるんです!
日常では、大好きなドラマを観る時間とお風呂の時間が癒し。帰宅後はご飯を食べたりお風呂に入ったりしながらドラマ鑑賞。ドラマの世界観にどっぷり没入することで、仕事モードをスイッチオフできるんです。また、不規則な生活で肌が荒れたり髪が痛んだりしがちなので、ケアアイテムにはたっぷり投資しています。いいものを使ってケアする時間そのものにも癒されるし、肌や髪の調子がよくなると気分もアップ♪ 自分で自分の機嫌を取ることの大切さは、社会人になって得た大事な学びの一つです
テレビ番組の制作現場は、体力的にも精神的にもかなり厳しく、号泣した回数は数え切れません。ハードな仕事が重なって3日間十分に眠れないまま頑張った挙句、先輩に怒られた時などは、“何のために頑張ってきたんだろう?”と悔しくて涙が止まらなくなりました。そんな経験を繰り返す中で、睡眠時間はできるだけ確保することと、休日に楽しみな予定を入れることを徹底するようになって、落ち込む機会が減りました。
また、仕事に対する意識として私が大事にしているのが、自分の選択に責任を持つこと。人生を楽しめない理由を忙しさのせいにするのは簡単だけれど、文句を言ったところで何も解決しません。代わりに、この仕事を選んだのは自分だよね!と自分自身に言い聞かせると、気持ちが軽くなるんですよ。自分の選択の責任は自分でしか取れないと覚悟して就活をすると、入社後の後悔がなくなるはずです!
たまたま当たった面接官との相性など、就活は運に左右される部分も大きいので、あまり結果にこだわりすぎないことが大事だと思います。私は、"できる限りの努力をし尽くす!"をモットーに取り組んだ結果、自分を責めることも後悔することもなく、終えられました!
本誌に掲載している就活特集「誌上OG訪問」もあわせてCHECK! 先輩に職場のリアルや仕事内容を聞いてみました。
Staff Credit
イラスト/seko koseko 取材・文/中西彩乃 web構成/吉川樹生