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誌上OG訪問
2025.11.19
先輩、その業界&裏側ぶっちゃけどうですか?
誌上OG訪問 web版
さまざまな業界で働く先輩に、職場のリアルや仕事内容を聞く連載企画。今回は信託銀行で営業として働くOGにインタビュー!

就活対策で最も力を入れたのは、面接練習です。もともと人前で話すことが得意ではなく、自分の考えをうまく言葉にできないことが課題でした。そこで、インターンでお世話になったメンターの方にお願いして、模擬面接をしていただきました。実際の面接を想定してフィードバックをもらう中で、リアルな言い回しなどを学ぶことができ、より説得力のある回答を準備できたのが大きな収穫でした。
また、就活サイトが主催していた面接練習会にも複数回参加。就活生同士で面接官と受験者の役を交代しながら、お互いに評価し合う形式でした。学生同士だからこそ、“その表現だと分かりづらいかも”といった率直な指摘をもらえるのが、とてもありがたかったです。こうした練習を重ねるうちに、自信を持って話せるようになり、本番の面接でも自然体で自分の思いを伝えられたと思います
大学時代の経験で仕事に活かされていると感じるのは、4年間続けたファストフード店での接客アルバイト。お客様から注意を受けたり、クレームに対応したりする場面も多く、自然と予想外の事態にも落ち着いて対応する力が身につきました。社会人になってから多少理不尽なことがあっても冷静に受け止め、適切に返答できるようになったのは、このアルバイト経験のおかげだと思います!
また、もう一つ役立っていると感じるのは、学園祭の裏方業務を行うサークル活動。私は撮影や動画編集、ポスター・パンフレットの制作などを担当していました。この活動を通じてパソコンで資料を作る作業に慣れて、現在の仕事でもスライド作成やデータ整理などの際にそのスキルを活用できています
営業職として成績に関するプレッシャーを感じることは、正直あります。特に2年目に入り、自分にも具体的な数値目標が割り振られるようになってからは、その意識がより強くなりました。個人の成績が壁に張り出されるようなことはありませんが、定期的に行われる案件報告の会議で進捗が共有され、目標に届いていないと、“もう少し頑張らなければ”と身が引き締まる思いです。
ただ、数字の達成度がボーナスや給与に大きく影響するわけではなく、達成すればプラスになるものの、できなかったからといって減額はされません。その点では、過度な重圧を感じることなく、安定して働ける環境だと思います。クライアントの状況やタイミングにも左右される仕事なので、成績がすべてではないと感じつつも、自分なりに成果を出せるよう努力しています!
就活を始めた当初は不動産業界のみを志望していましたが、間口を広げて金融系の説明会やインターンにも参加してみたところ、信託銀行が不動産事業を行っていることを知りました。最初から絞り込みすぎず、広い視野を持つようにすると、新しい発見があると思います!
本誌に掲載している就活特集「誌上OG訪問」もあわせてCHECK! 先輩に職場のリアルや仕事内容を聞いてみました。
Staff Credit
イラスト/seko koseko 取材・文/中西彩乃 web構成/吉川樹生