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2022.07.20
実際に働いている人でないと分からない業界事情を知ることができると好評の連載! 今回は空港でグランドスタッフとして働くOGに根掘り葉掘り聞いてきました!
勤務地 | 関東 |
仕事内容 | 「空港で、飛行機に搭乗するお客さまをサポートしています。チェックイン業務、危険物や渡航先でお客さまが確実に入国できるかなどの確認が主な仕事です。新型コロナウイルスの影響で入国時にビザや陰性証明が必要な国が多くなったので、以前よりも確認事項は増えました」 |
給料 | 【初任給】21万円 【現在】21万円 「残業はほとんどありません。今年から年間の就労時間が減ったので、5月は休日が9日間ありました。残業代よりも休みが欲しいタイプなので、満足してます」 |
残業の有無 | 平均1時間/月 |
ボーナス | 10万円/年2回 |
有給休暇 | 年13日 「有休は2か月前までに申請が必須。1日に有休を取得できる人数の上限はありますが、去年はすべて消化できました。長期休暇は最大9連休まで取得可能です」 |
「もともと空港が好きでグランドスタッフになったのですが、今も日々、空港の魅力を実感しています。一番のお気に入りスポットは展望デッキ! とくに日の出と日没の時間帯は、息を飲む美しさです。『Flightradar24 フライトトラッカー』というアプリを使うと、飛び立った飛行機がどこへ行き、着陸した飛行機がどこから来たのかがわかってより楽しさが増しますよ♪」
「良く聞かれるのですが、グランドスタッフとパイロットの恋愛はほとんど聞いたことがありません。接する機会も少ないので……客室乗務員のほうが、パイロットと話しをする機会は多いかと。お客様から声をかけていただくことはたまにありますね。私もラウンジに勤務していた日に名刺を渡された経験があります。お客様とのトラブルは絶対に避けたいので、上司に報告して終わりましたが……」
「就活対策では、特に英語の勉強に力を入れました。グランドスタッフを目指すなら、『TOEIC』の点数は高ければ高いほど有利。600点以上を必須にしている会社が多いのですが、実際に受かっている子の多くは750点以上のスコアを取っています。会社が設定している点数ギリギリではなく、少し上のラインを目指して勉強するのがちょうど良いかと。外資系の航空会社で働きたいなら、日常会話レベルでもいいので英語に加えて、さらに一つ言語を身に着けることをおススメします」
「1つ目は、人と比べないこと。航空会社の選考は遅めだったので、内定済みの友人との差に焦っていましたが、不要なストレスだったなと。2つ目は、広く業界・職種を調べること。私はつまらなそうという偏見で事務職の選考を受けなかったのですが、本社の事務をお手伝いした時がとても楽しくて。決めつけはよくないなと反省しました」