業務内容＆働き方は検討するべき！ 医療系IT企業の営業担当にOG訪問【Web限定】

実際に働いている人でないと分からない業界事情を知ることができると好評の連載。今回は、医療系IT企業で営業を担当するOGに話を聞きました。

面接内容はその日のうちにメモして自分の解答を見直し！

「就活で最も力を入れたのが面接対策。大人と話すことに慣れておらず、選考が始まった当初は失敗してばかりで。自分の発言を振り返るため、面接後すぐに質問と自分の解答をノートにメモするように。面接の内容を記録するだけでなく、より分かりやすく伝えるにはどうすればよかったのか、改善案も合わせて書くようにしていました。この時に書き起こしたメモは、選考が進んだとき、前の面接でどのような受け答えをしたのかの確認にも役立ったんです！

エントリーシートの添削は、探すのが大変だとしても、自分が目指す業界で働いている方にお願いするのがおすすめです。私は大学のOB・OGの他に、2歳上の兄の友人にもESの添削を依頼。みなさんとても協力的で、模擬面接まで行ってくださり、とても助かりました！」

業務内容だけでなく働き方もきちんと検討するべきだった！

「新人をじっくり育てる今の会社の体制は、入社時、専門知識が全くなかった私にとってはとてもありがたい環境でした。ただ、挑戦する機会が多くスピード感の早い会社に入社していたら、自分で考え、行動する力をより磨けていたのかな……とも思います。そういった意味で、就活時にベンチャー企業も視野に入れるべきだったなと。また、ベンチャー企業はリモートワークやフリーアドレスを導入している割合も高い印象。志望企業を絞る際は、業務内容だけでなく働き方も検討すると、視野が広がるはずです！」

新人研修は、親会社と自社の2回に分けて行われました

「私が勤める会社は、歴史ある大企業のグループ会社。そのため、新人研修は親会社が実施する、グループ会社合同の大規模なものでした。期間は1ヶ月ほどで、内容はビジネスマナーのレッスンや、グループワーク、情報処理の基礎学習など。その後、自社で1週間ほど、販売している医療システムと営業に関する研修がありました」

OGから就活生へのアドバイス！

「個人的に一番大事だと感じたのは、業界を絞りすぎないこと！ 当初、IT業界はまったく志望していなかったけれど、調べてみたら魅力的な企業がたくさんあって、視野がグンと広がりました。もう一つは、失敗を恐れないこと。面接が大の苦手だった私も、場数を踏むことで上達したので。自信がないことこそ果敢に挑戦してくださいね」