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2024.03.19更新日:2024.05.17
実際に働いている人でないと分からない業界事情を知ることができると好評の連載。今回は、 映像制作会社でアシスタントディレクターとして働くOGに話を聞きました。
勤務地 | 東京都 |
仕事内容 | 「大手テレビ局の朝の情報番組を制作するチームに所属しています。放送曜日ごとに班が分かれており、私は火曜日担当。現場責任者であるディレクターから指示を受けて、取材先への連絡やスタッフに配布する資料作り、動画編集者に渡す素材の整理などを行っています」 |
給料 | 【初任給】23万円 【現在】28万円 「現在のお給料は、残業代と深夜手当を含めた額です。担当する曜日の前日は深夜まで働くこともありますが、放送翌日は代休を取って、しっかり休みます!」 |
残業の有無 | 平均70時間/月 |
ボーナス | 平均45万円/年2回 |
有給休暇 | 年11日 「夏休みは有休を使って好きな期間に取れます。休みやすい雰囲気ではありますが、自ら番組責任者5人ほどに個別で申請しなければならず、少々面倒です」 |
「就活中に頑張ったのは面接対策。面接は最も自己アピールできる場なので、1社ごとに、しっかり準備を重ねました。私よりも早くに就活を始めた友人にアドバイスしてもらい、まずはアピールしたい軸を固めて、自分の得意分野やユニークな個性がわかるエピソードを5つリストアップ。それから聞かれそうな質問の一覧を作り、5つのエピソードを当てはめながら、話す内容を考えていきました。
就活を経て、個人的には、エピソードの内容よりも熱量を持って伝えることが何より大事だと思いました。自己分析しながら、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)や自分の好きなことについて、その魅力や好きな理由をしっかり考えてみてください! また、面接体験記などのネットの情報はあまり参考にしすぎない方がいいかも。知らない誰かの回答を真似するよりも、身近な友人の成功談を参考に自分できちんと考えた方が、オリジナリティのある答えが導き出せる気がします」
「職場には6つディスプレイがあり、終日、主要局の番組が流れています。好きな番組の放送中は音量を上げて、テレビを楽しみながらデスクワーク。オンエア直前の切羽詰まっている時も、テレビがついているおかげでホッと和むんですよ。ちなみに勤務時間はフレックスタイム制で、会議や打ち合わせさえきちんと参加すれば出勤&退勤時間を自分で決められるし、休憩時間も自由。服装のルールもなくて、髪型から髪色、服装まで、それぞれ自分の好きなスタイルを楽しんでいます。体力的にはハードな時もあるけど、精神的にはとてもリラックスできる職場だと思う!」
「大きな事件が起きると急きょ特番を組むため、予定していた企画がキャンセルになる場合が。時事ネタを扱う企画も多いため、また後日放送するわけにもいかず、ボツになってしまうんです。これまでも何度か頑張って作った企画が放送できなくなり、仕方ないとは理解しつつも、やっぱり悔しいし落ち込みました。また、取材が予定通りに進まない、といったトラブルは日常茶飯事。ストレスが溜まったら、同期のADやパートナーに話したり、たっぷり寝て大好きな温泉に入ったりして、リフレッシュします」
「就活時期がどんどん早まっている今、あえて、"焦らなくていいよ"と伝えたいです。私はやりたいことが定まらず、かなり遅くに始めましたが、しっかり悩んだおかげで志望理由を明確に語れました。迷いながら興味のない会社を受けても、きっとうまくいかなかったと思うから。周りの状況に惑わされずに、自分のペースで頑張って!」