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【ファンケル】美と健康を育む栄養満点の社員食堂がすごい! 大学生エディターズと行く企業訪問

2024.07.19

さまざまな企業の「すごい」ポイントにクローズアップする、non-no 大学生エディターズのオフィス訪問企画。第2弾は化粧品と健康食品の会社ファンケルに突撃! 栄養バランスのとれた社員食堂をはじめとした、社員の美と健康を育むための取り組みや社会貢献活動について聞いてきました。

ファンケルってどんな会社?

ファンケル本社社屋の画像
横浜・元町中華街から徒歩圏内にあるファンケル本社

無添加化粧品をはじめ、サプリメント・青汁・発芽玄米などの健康食品も取り扱う「ファンケル」。1980年、化粧品による肌トラブルが社会問題になっていたことを受け、「キレイになるための化粧品に、キレイをさまたげるものがあってはいけない」という創業者の想いから誕生。目指しているのは「不安」「不満」「不便」など、世の中の「不」を解消すること。お客様に対してこれを実現するにあたり、まずは自分たちがそうでなければならないと考え、従業員が快適かつ健康な状態で働ける環境づくりに力を入れているのだそう。ファンケルグループの健康経営宣言にも「私たちが美しく健やかであること それが何よりの証明です」を掲げています。

従業員の“美”と“健康”をサポートする栄養満点の社食メニューがすごい

ファンケルの社員食堂で提供している3種類のランチメニュー
訪問した日は「親子丼(右)」、「サワラのおかかマヨ焼き(左)」、「ケール衣のとんかつ(手前)」の3メニュー

本社ビル1階にある社員食堂、その名も「ファンケル学べる健康レストラン」では、毎日3種類の日替わりランチを提供。そのうちの1つは管理栄養士が監修する「健康メニュー」となっており、塩分が2g前後、野菜量120g以上、食物繊維6g以上と、適正カロリーを守った、まさに従業員の“美”と“健康”をサポートする献立! 「健康メニュー」は約70種類、他の2メニューはあわせて約150種類もバリエーションがあり、毎日のランチタイムが楽しみになるラインナップです。

「メニューの人気や天気を考慮して提供数を調整するなど、食品ロスを出さない工夫も行っています。1食350円で食べられるという手頃さもあり、1日に用意する約350食はほぼ毎日完売! ほかの2メニューも健康に配慮していることは言うまでもないですが、健康メニューは特に、だしやみそ、ごま、牛乳などを使うことで旨みやコクを引き出し、塩分をあまり使わなくても満足のいく味に仕上げているんです。健康メニューを毎日選んでいたら体がスッキリしました、という声も聞きます」(PR担当/住田さん)

ノンノ大学生エディターズ2名がファンケルの社食券売機を見ているカット
食堂の入り口に食券機が。週のはじめに1週間分まとめて購入することもできます

大学生エディターズが健康メニューを食レポ♪

ノンノ大学生エディターズ2名がファンケルの社食を食べる前にいただきますをしているカット
彩り豊かで食欲がそそられる!

今回は、健康メニューの中で特に人気が高いという「ケール衣のとんかつ」ランチをいただきました。豆腐と油揚げのみそ汁、ポテトサラダ、こんにゃくキューブ入りのオレンジゼリーがセットになって全部で650kcal! 塩分は1.7gというから驚きです。

満足感×栄養バランスがどちらも叶う♡

「サクサクの衣とジューシーな豚肉が食べ応え抜群♡ サイドメニューにポテトサラダも付いていて、しっかり野菜がとれるのがうれしい」(No.125 もちさん)

「このおいしさで塩分が控えめなんて信じられない……! こんなランチが食べられる職場なら、出社するのが楽しみになりそう!」(No.135 anriさん)

ファンケル本社にある社員食堂
明るく広々とした社員食堂

社食を導入したきっかけ

「社員食堂ができたのは2013年。従業員の平均年齢が年々上昇していることを受け、生活習慣病の対策として始まりました。当初は話題性があり、“美”と“健康”に特化していたタニタさんのメニューを提供していましたが、2017年以降は自社の発芽玄米を使用したオリジナルメニューに。毎日の食事から従業員の健康をサポートする、弊社らしい取り組みと言えると思います」(人事/笠間さん)

「2023年からは朝食の提供もスタートしました。これは、健康診断のアンケートにより朝食を抜いている従業員が多いことが判明したためです。始業前の朝8:00~8:50に、ご飯、みそ汁、きんぴらごぼうと納豆など、日替わりのセットを1食200円で販売。この1年で朝食が習慣化したり、規則正しい生活が送れるようになったという従業員も多いのでは」(PR担当/住田さん)

まだまだある! ファンケルの「すごい」取り組み

自社人気商品の青汁が1杯100円で飲める

ファンケルの青汁を手に持っているカット
豆乳で割ったもの(右)とストレート(左)。ジュースで割るなどアレンジを楽しむ方も
ノンノ大学生エディターズ2名がファンケル社員食堂の一角で歓談しているカット
お仕事の合間のリフレッシュに最適

社員食堂の一角にあるカフェスタンドでは、コーヒーや紅茶、青汁などのドリンクをそれぞれ100円で販売。その中でも人気なのは「搾りたてケール青汁」です。ケールの生葉を3時間以内に製品化して冷凍保存しており、フレッシュな味わいだけでなく、高い栄養価もキープ! 1日1杯を習慣にしている方からは、花粉症やアレルギー症状の軽減などの手応えを感じている、という声も上がっているそう。

ファンケルの発芽米を使用したクッキー
小腹が空いた時のおやつにぴったり

同スタンドでは、障がい者の自立支援を目的に設立した特例子会社「ファンケルスマイル」で製造するクッキーも販売。栄養価の高い発芽米の粉末を使用した、“美”と“健康”のお菓子。プレーン味、チョコレート味、ナッツミックス味、チーズ味の4種あり、一般販売も行っています。

使用済み容器をトートバッグやアクセサリーにアップサイクル

ファンケルの使用済み化粧品容器回収ボックス
国内の全直営店舗に回収ボックスを設置
使用化粧品容器をアップサイクルしてできたトートバッグと植木鉢とアクセサリー
化粧品容器がこんなふうに生まれ変わるとは……!

「不」の解消の理念に基づき、SDGsへの貢献活動を行うファンケル。2021年には「プラスチックが循環し続ける社会の実現」を課題に、「ファンケル リサイクルプログラム」の取り組みをスタートしました。直営店舗に使用済み化粧品容器の回収ボックスを設置し、回収した容器をアップサイクル。植木鉢にして横浜市の小学校や自治体などに寄贈したり、日常で使えるトートバッグやアクセサリーにして一部店舗で販売したりしています。

大学生エディターズがファンケルの魅力をさらに深掘り!

ノンノ大学生エディターズ2名が、ファンケルの社員の方に取材しているカット
取材を行った部屋には、創業者である池森賢二さんの経営哲学や語録をまとめた日めくりカレンダーが

Q. 社員食堂のほかに、従業員の美と健康を育むために取り組んでいることはありますか?

従業員の健康を徹底的にサポートするべく、2018年に『健康支援室』を立ち上げました。現在は6人の保健師が在籍し、健康診断の結果を元に一人一人と面談を実施。結果が芳しくなかった場合は改善点を提案するなど、健康面の不安や悩みを持つ従業員のサポート体制を整えています。これらの取り組みが評価され、経済産業省が認定する『健康経営優良法人』に8年連続で選ばれています(人事/笠間さん)

Q. ライフステージの変化に合わせて柔軟に働くことはできますか?

女性管理職比率が約50%であることからも、かなり柔軟に働くことができる会社だと思います。「育児短時間勤務制度」は、お子さんが小学校を卒業するまでの間、勤務時間を最大で1時間半短縮できるというもの。代わりに週4日勤務とすることも可能です。業務の内容上どうしても出社が必要な部署もありますが、基本的には在宅勤務が選択できるため、各々生活スタイルに合わせて働いています。仕事と育児を両立されている方も多く、育休・産休取得率100%、復職率も100%に近い数字を誇っています(人事/笠間さん)

ーファンケルを訪問&取材してみてー

実際にオフィスを訪れ、社員の方々とお話する機会をいただいたことで、温かい社風を肌で感じることができました。また、栄養バランスや生活習慣病予防に力を入れた社食や健康支援室など、お客様に対してのみならず従業員に対しても美と健康に関するサポートが手厚いことがわかりました。これらの取り組みが働きやすさにつながっているんですね! ファンケルのさまざまな魅力を知ることができた時間でした。社食のランチ、とってもおいしかったです♡

No.135 anriさん

試食させていただいた社食は、栄養バランスとおいしさが両立していることに感動……! “指導”するのではなく、社員の方が前向きに健康維持を努められるような体制に惹かれました。環境や社会問題に対する取り組みなど、はじめて聞くお話も多かったのですが、素敵な内容ばかりでファンケルがさらに好きになりました! なじみ深い会社への訪問、終始ワクワクで楽しかったです!

No.125 もちさん

Staff Credit

撮影/柳香穂 取材・文/中西彩乃

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