就活を始めた時期、志望業界、インターン…25卒のリアルデータ

年々早期化が進んでいると噂の就活。この夏内定をゲットした先輩たちは、いつ、どのように活動していた？ データ＆ルポから成功の秘訣を見つけて！

25卒の就活リアルデータ

いつから就活を始めた？ インターンにはどのくらい参加した？ 業界はどこが人気？などの就活を始めて最初に知っておきたいことをアンケート。

※non-no大学生エディターズを含む2025年卒業予定の大学生、短大生、専門学校生、大学院生の計223人が回答。

Q いつから就活を始めた？

早期選考などのチャンスを得られる可能性がある＂夏インターン＂の募集が始まる「大学3年生の夏」に就活を意識する人が多いよう。そのため、全体の約6割が大学3年8月までに就活を開始したという結果に！ 大学1・2年生から準備を始めている人もちらほら。

Q 志望業界の変更はあった？

なんと、ほぼ半々！ 「変更があった」と回答した先輩は自己分析や業界研究、インターンなどをきっかけに方向転換を考えた人が多いそう。次のページからの先輩の志望業界遍歴もぜひ参考にしてみて。

Q 本選考に臨んだ企業数は？

最大数は、エントリーが100社、ES提出が62社、面接が45社というツワモノも！ さらに、40社にエントリーして、面接を20社受けたうち、10社内定を勝ち取ったという人も。興味を持った企業にはひとまずエントリーしてみて、無理のない程度にESを提出、と徐々に絞り込んでいくのがよさそう。

Q インターンには参加した？

インターンを経験すると早期選考に進める可能性があるだけでなく、その会社や業界に対する理解も深まるので、参加して損なし！ なかには最大で40社に参加した人も。一般的に、夏、秋、冬に実施する会社が多いけれど、時期や日数は会社によって違うので、こまめにチェックを。

Q 第1志望の業界は？

生活で触れる機会の多い商品を扱うメーカーが一番人気！ ＂憧れだけど狭き門＂といわれているマスコミの人気も健在。そして、物価高などの影響で安定を求める人も多いのか公務員が3位に。6位以下はサービス（航空・ウェディング・飲食等）、商社、インフラ、不動産・デベロッパー、コンサル、IT・通信が続いた。

Q 就活に向けて一番頑張ったことは？

人によって力を入れていたことはさまざま。自分に合ったスタイルを探そう！

業界・企業研究

資料をたくさん見ることはもちろん、OB・OG訪問を積極的にすると、「面接で志望理由や入社後やりたいことについて聞かれた際も明確なイメージを持って答えることができた」そう。「企業に問い合わせて、事業所に見学に行った」という行動派も。

自己分析

「モチベーショングラフを用いて細かく出来事と心情を書き出し。＂なんで？＂と突き詰めていき、文字に起こした」「自分の心と素直に向き合ったことで、ブレることなく就活ができ、納得のいく結果に」と分析するほど自分の軸が強固になるよう。

面接

一番力を入れた人が多かったのが面接対策。「面接で聞かれそうな質問を就活クチコミサイトで探して対策」「ガクチカや自己PRなど基本の質問については社風に合わせて対応できるよう複数パターン準備」「Zoomの録画機能を使って個人練習」など。

ウェブテスト

「大学2年生と3年生の間の春休みからコツコツウェブテストの勉強をしていた」「ウェブの無料テストを活用し、反復練習するのがおすすめ」などの意見が。早めに始めて、何度も繰り返し、選考までに解き慣れている状態にすることがポイント！

2024年11月号掲載