千葉咲奈

【宮城】寿司「塩釜港」

2025.12.08更新日:2025.12.10

宮城で寿司を食べるなら、どうしても足が向いてしまう場所がある。
サンドウィッチマンさんもよく紹介している「塩釜港」。
その名が出た瞬間、海風と新鮮な香りが胸の奥でふっとよみがえる。

塩釜駅から徒歩5分ほど。

13時過ぎに到着。駐車場は満車。

紙に名前を書き、とにかく待つ。待ち時間は2時間ほど。

私はいつも、メニューを見落としの無いように端から端まで見て、「あれを食べればよかった」と後悔しないようにしている。

お寿司だけではなく、汁物、一品料理もしっかりと見ていこう。「ホッキ貝の塩焼き」・・・?気になる…。

このお店の予習時間だと思えば、2時間の待ち時間もあっという間。むしろ足りないかもしれない。

時計の針が進むたび、心の奥に小さな高鳴りが積み上がっていく。
2時間後に口にする塩釜港のお寿司を思えば、待つことすら喜びになる。
味わえる瞬間を想像するだけで、
その時間がむしろ愛おしく思えた。

「5名でお待ちの〇〇さん_」

5の「g」の響きが耳に触れた瞬間、私は椅子から身を起こしていた。

ついにこの時が来たと、何もしていないのに達成感を感じつつ、案内してくれるお店の方に付いていった。まるで天国へ連れて行ってくれる天使のようだった。

席に着くと、注文用紙が用意されており、私と同じマインドの姉がテキパキと全員の注文をまとめ始めた。いつもはケンカが多い姉妹だが、同じ目標を見つけると、誰にも負けない団結力が生まれる。

大将に注文用紙をお渡しし、温かい緑茶とガリ、醤油を準備。

早速1巻目到着。

本まぐろ。シャリよりネタがとても大きく、ネタの方が余ってしまうという珍しい現象が起きてしまうのが塩釜港の特徴。

新鮮で贅沢なマグロを口に入れると、疲れが一気に取れていく。

続々とお寿司たちが登場してくる。

見てほしいのがこのいくら。

これでもかというほど盛られ、こぼれ落ちてしまっている姿は何て輝かしいのだろう。

一粒一粒が口の中で弾け、幸せな笑顔も弾けた。

祖母が好きなボタンエビもものすごい迫力。

美味しいものをたくさん食べてきた祖母も、ここのボタンエビを絶賛している。

私と60歳差、85歳の祖母が美味しそうに、幸せそうにこのボタンエビを食べるのを見て、心温まった。

ここであの一品料理、「ホッキ貝の塩焼き」が到着。気になりすぎて、一番目に注文用紙に記入した。

一口噛むと強い弾力を感じた。噛めば噛むほどホッキの香りが広がっていく。1人2切ほど食べられたが、2切れ目はレモンをかけていざ。炭火焼きの香ばしさとレモンの爽やかさが抜群に合う、、、。

ぜひ一度は食べてみてほしい。

この他にも帆立、カツオ、真鯛など最高のネタが勢揃い。何を食べても最高ランク。胃が許してくれるならば、全品制覇したい。

仙台駅裏にも店舗がある。

来春には大井町にも新店舗ができるという。

宮城を代表する寿司屋「塩釜港」。

宮城にぜひ、お寿司を食べに旅に来てほしい。

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    グルメ

皆様こんにちは!千葉咲奈です。おでかけエディターズとして、旅好きな私が皆様にぜひ行ってほしいところをたくさん紹介します✴︎おでかけの前にぜひ読んで、役立ててくれたら嬉しいです‼︎

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