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naco
2026.03.23
今、東京で最も眩い輝きを放つ街、麻布台ヒルズ。
その一角に、美食家たちが夜な夜な集う大人の聖地があります。今回は、スペイン料理の真髄を五感で味わえるガストロバル『CARMEN(カルメン)』での一夜をレポートします。
少し背伸びをして訪れたい、記憶に刻まれるディナーの始まりです。
エレベーターを降り、店内に足を踏み入れると広がるのは、グレイッシュでモダンな空間。
灰色の大理石が美しいカウンター席は、シェフの躍動感を間近に感じるライブキッチンの特等席です。

フレッシュな食材をスペインの様々な地方の調理法で独創的にアレンジした上質なコース料理を楽しんできました。
まずは、弾ける泡が心地よいCAVAで乾杯。

アミューズには一口サイズの可愛らしいコロッケ。アツアツほくほくでこれからのコースがワクワクする1皿目でした。

タパスは「48ヶ月熟成 ハモン イベリコ ベジョータとパン コン トマテ」。削りたての生ハムが放つ芳醇な香りに、思わずうっとり。フレッシュトマトを塗ったバゲットの酸味が、熟成された肉の塩気を鮮やかに引き立てます。

冷前菜の「アホ ブランコと鰹のマリネ、シャインマスカット」は、まさに芸術。
アーモンドとニンニクが香る白いガスパチョに、ねっとりとした鰹、そしてシャインマスカットの甘みが重なり合う。エディブルフラワーで華やかです。

合わせた白ワイン「noia 2024」のアロマが、その繊細なバランスを完璧にまとめ上げてくれました。

温前菜の「メヒカリのフリート」は、サクッとした軽やかな食感に、菊芋のピューレと生ハムの旨みが追いかけてくる驚きの一皿。


続く魚料理では、素材への敬意を感じる絶妙な火入れに感動。
中心部をレアに残した白身魚を、濃厚なビスクと滑らかなマッシュポテトと共に。

樽香が心地よいオレンジワインが、その余韻を優しく包み込んでくれます。

メインの「和牛と季節の野菜」は、彩りも鮮やか。
上質な脂の甘みを感じる和牛は、上品なソースのおかげでコース終盤でも驚くほど軽やかです。

チェリーのような果実味を帯びた赤ワイン「JEAN LEON 3055」とのマリアージュに、ただただ酔いしれるばかり。

女子にとって最高のサプライズは、デザートが2種続くこと!
1品目は、フレッシュなオリーブオイルが滴る「ブランマンジェ」。なめらかな口当たりと、意外なほどの爽やかさにスプーンが止まりません。

そしてフィナーレは、名高い「JÉRÔME チーズケーキ」。
バスクスタイルの中でも、しっかりと焼き色のついた香ばしいタイプ。中はとろけ、外は力強い。その濃厚な味わいを温かいハーブティーで流し込む瞬間は、まさに至福の締めくくり。

『CARMEN』で過ごす時間は、気品がありながらも、どこか肩の力が抜ける心地よさがありました。
一品ごとに変わる美しいカトラリー、そして素材のポテンシャルを最大限に引き出す料理の数々。
大切な人と語らった思い出のお店になりましたし、自分への最高のご褒美にもおすすめ。麻布台の夜風に吹かれながら、日常を忘れる美食体験をぜひ🌙
CARMEN