non-no大学生エディターズ
No.049 えむのブログ

No.049 えむ

大学４年生／奈良県出身

身長：165cm
推し：最推しは櫻井ももちゃん(≠ME)。マンガ、小説、アイドル、ミュージカルなど多方向に好き好きビーム放出中♡

二次元の海に溺れつつ、美術館やカフェによく出没する多趣味人間です。日々溢れる“好きときめき”を共有したいです！

【ベルギー旅行】フランダースの犬の舞台、アントワープでおしゃれな街並みを堪能。おすすめのお土産も紹介！

2023年1月30日

　年末年始にかけてのベルギー旅行の中から、今回はアントワープを訪れたときの様子をお届け。
　ブリュッセルからバスで１時間ほど離れたアントワープは『フランダースの犬』の舞台にもなったヨーロッパ風情溢れる街。日帰りでみっちり楽しんだおすすめのスポットからお土産情報までぎゅぎゅっとレポします。ぜひ海外旅行の参考にしてみてください♡

- 目次 -

まずは世界で一番美しい駅「アントワープ中央駅」にうっとり
LE ROYAL CAFE（ル・ロワイヤル・カフェ）で優雅なモーニングを
アントワープの美しい街並みを散策して
『フランダースの犬』の舞台、聖母大聖堂へ
PHILIP'S BISCUITS（フィリップスビスケット）であま〜いお土産をゲット♡
夜はキラキラの街に見惚れて……

まずは世界で一番美しい駅「アントワープ中央駅」にうっとり

　観光のスタート地点は「アントワープ中央駅」。
　「世界一美しい駅」と呼ばれるだけあって、その構内は重厚な装飾が施されています。見応えが抜群で、これだけでテンションが上がる……！

　駅の内部にカフェを発見。この日は朝早くに到着したので、まずはここで朝ごはんを食べることにしました♡

　ベルギーの公用語はフランス語、オランダ語、ドイツ語の３つ。アントワープはオランダ語圏です。前日まで、フランス語を使うブリュッセルにいたので、同じ国にいるのに聞こえてくる言語がコロッと変わったことが、私にとってはかなり衝撃的でした。

LE ROYAL CAFE（ル・ロワイヤル・カフェ）で優雅なモーニングを

　アントワープ中央駅の内部にある「LE ROYAL CAFE（ル・ロワイヤル・カフェ）」。王室をイメージした店内は、きらびやかで豪華絢爛な装飾で彩られています。

　優雅な気持ちでモーニングセットをいただきました♡

LE ROYAL CAFE モーニング — アントワープに限った話ではありませんが、ヨーロッパはパンが本当に美味しい……。

アントワープの美しい街並みを散策して

　腹ごしらえを終えたら、いざ観光に出発！
　トラムやバスも走っていますが、歩けそうな規模の街だったので足で稼ぎました（実際、無問題でした）。

　何気ない建造物がおしゃれで歩いているだけで楽しい！
　ザ・ヨーロッパ〜という雰囲気のおしゃれな街並みです。

　ずんずん歩いていくと、目的地「聖母大聖堂」が見えてきました。アンティークなデザインのゴールドの時計が特徴的。

『フランダースの犬』の舞台、聖母大聖堂へ

　アントワープは『フランダースの犬』に登場する街。『世界名作劇場』で馴染みのある方も多いはず。
　私も、幼い頃に見たアニメの切ない結末が記憶に残っていて、最終回の印象的なシーンに登場する大聖堂を訪れるのを楽しみにしていました。

　正面からの様子。
　近くで見ると、その大きさに圧倒されます。白っぽい色合いと、繊細な装飾のデザインがかなり好みで見惚れました。

　ネロとパトラッシュが仲良く眠っているモニュメントもありました。穏やかな表情でかわいい！
　物語の結末も、こんな風に優しいものであってくれたらな……と思わず願ってしまいます。

　大聖堂の内部に入ってみます。
　白くて落ち着いた、シックな雰囲気。私はこれまでヨーロッパでたくさんの教会を訪れてきたのですが、その中でもかなり上位で好きな空間でした。お気に入りの場所になりました。

　なんと言っても、ルーベンスが描いた祭壇画『聖母被昇天』の存在感と美しさ……！
　『フランダースの犬』の物語で、ネロが毎日通いつめて眺めていた絵画です。

　ベルギー旅行ではルーベンスの絵画をたくさん見る機会があったのですが、ルーベンスが描く大きな絵はどれも圧倒的ですっかり好きになってしまいました。本当はアントワープで「ルーベンスの家」も訪れたかったのですが、あいにく予約がいっぱいに埋まっていて入れず……。もしも、旅行に行かれる際には早めに予約しておくことをおすすめします。

PHILIP'S BISCUITS（フィリップスビスケット）であま〜いお土産をゲット♡

　お土産には「PHILIP'S BISCUITS」で、「アントワープの手」を。
　アントワープの手というのは、街の伝統になっている手形のクッキー（もしくはチョコレート）で、巨人が川に手を切り落としたというこの地に伝わる伝説がもとになっているそうです。

　私はこのお菓子の存在を七月隆文さんの大好きな小説『ケーキ王子の名推理』で知りました。それ以来、ずっと食べてみたかったので念願叶って嬉しいです。

　欲張ってクッキーとチョコレートを購入しましたが、クッキーがサクサクでバターも効いていて本当に美味しかった……！おすすめです♡