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No.077 ましろのブログ

No.077 ましろ

No.077 ましろ

大学4年生/大阪府出身

身長:157cm
推し:パンダと嵐の大ファンです!最近は、saucy dogやマカロニえんぴつにハマってます!食べることと旅行が大好き!

non-no大学生エディターズとして、みなさんに素敵な情報をお届けできるよう、がんばりたいと思います!!

【東京】まるで映画!な世界が楽しめる、“ウェス・アンダーソンすぎる風景展”レポ

4/5から、東京・天王洲アイルの寺田倉庫で開催されている「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」。
韓国では25万人を動員した大人気の展覧会が、日本にも上陸しました!
今回は、まるで映画!な世界を楽しめる、この個展を、完全レポートします🖋

“ウェス・アンダーソン”って、どんな人?

「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」
ウェス・アンダーソンは、アメリカの映画監督、プロデューサー、脚本家。
彼の唯一無二の世界観や、センスに魅了された熱狂的ファンは、性別年齢を問わず、世界中に。シンメトリーや鮮やかな色彩が印象に残る、特徴的な作品をたくさん生み出しています。
代表作には、「グランド・ブダペスト・ホテル」や「犬ヶ島」などがあります。

コミュニティー“AWA”の正体って?

AWA(Accidentally Wes Anderson)
AWAは、アメリカのとある夫婦が、「死ぬまでにしたい100のこと」を構想したことから始まったそう。
日々の生活の中で出会った、ウェス·アンダーソンの映画に登場しそうな場所を写真に撮り、インスタグラムにアップしています。
このインスタグラムでは、AWAが「冒険者」と呼ぶ、全世界のフォロワーから寄せられた写真も投稿しているんだとか。
AWAは、“Accidentally Wes Anderson”の略称。「偶然」撮れた、アンダーソンの映画のような一瞬が、楽しまれているコミュニティです。

ここからは、展示の内容へ。
世界中を旅するように移り変わっていく、1から10までのゾーン別で、詳しくご紹介します🤍

Zone1:冒険の旅へようこそ

ウェスアンダーソン 展示
Welcome Adventures🔍
さあ、旅のはじまり!ということで、一つ目のゾーンのタイトルは、“WELCOME ADVENTURE”。
これから始まる冒険にワクワクがとまりません。
思わず目を奪われてしまう、深緑色のブースでのお気に入り作品は、2つ。
ロシア国立歴史博物館

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グランド・オペラ・ハウス

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ロシア国立歴史博物館
グランド・オペラ・ハウス
一つ目は、ロシア国立歴史美術館。
ロシアの首都モスクワにある、ロシアで最も大きな博物館です。赤の広場が見下ろせる建物の中には、多くの歴史的遺物や芸術作品などが所蔵されています。

二つ目は、アメリカのグランド・オペラ・ハウス。
演劇から世界クラスの 交響楽団による演奏まで、さまざまな公演が行われてきたこの建物は、グランド・オペラ・ハウスを愛するたくさんの霊たちによって一生懸命に守られているそうです。

Zone2:さぁ、アルバムを開こう

ウェスアンダーソン 展示
Open Your Album🎞
続いてのブースのテーマは、“OPEN YOUR ALBUM ”。
ここは、パステルカラーを基調としたゾーンで、これまでの私たちの旅の懐かしい思い出に触れることができるようになっています。
ノスタルジーを感じられるこのブースのお気に入りは、2つ。
ウェスアンダーソン 展示

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ウェスアンダーソン 展示

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ナガシマスパーランド
熱気球
一つ目は、ナガシマスパーランド。
誰もがよく知る日本の遊園地が、こんなに「ウェス・アンダーソンすぎる」一枚におさめられているのが、不思議な気分。
真っ白の木造ジェットコースターは、ナガスパの中でも人気の乗り物です。

二つ目は、熱気球。
この作品は、ニュージーランドで撮影されたものだそうですが、熱気球は、パリ生まれ。 人間を乗せて飛行することに成功した、最古の航空機として、そのロマンと喜びが受け継がれています。

Zone3:ターミナル駅

ウェスアンダーソン 展示
The Terminal🚉
続いては、旅では通過点として考えられることの多い、『駅』に着目した“THE TERMINAL”。
普段はあまり意識することのない駅にも、実は隠れたストーリーがあるのかも、と思わせてくれるようなブースです。
お気に入りの作品はこちら。
ウェスアンダーソン 展示
ヴェディング駅
鮮やかなオレンジのタイルが特徴的なヴェディング駅は、ドイツのベルリン鉄道の駅。
12世紀の貴族の名前から付けられたため、「結婚」とは関係がありませんが、多くの新婚夫婦が素敵なウェディングフォトを撮るために、足を運ぶんだそう💘

Zone4:ホームとの隙間にご注意ください

ウェスアンダーソン 展示
Mind The Gap🎈
お次は、私たちを遠いところ、まだ見ぬ場所へ連れて行ってくれる「乗り物」がテーマとなった“MIND THE GAP”。
ただ移動手段である、というだけでなく、その車窓から見える景色が、ワクワクとした旅への気持ちをかきたててくれます。
このブースのお気に入りは、2つ。
ウェスアンダーソン 展示

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ウェスアンダーソン 展示

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新幹線とJR
ヴィッカーズ・ヴァイカウント
一つ目は、これまたお馴染みの新幹線とJR。車掌さんたちが、安全確認のために行うポーズも、見慣れた車両の柄も、心ときめいてしまう「アンダーソン」の魔法にかけられたみたい。

二つ目は、ロンドンで飛び立つ前に撮影された、ヴィッカーズ・ヴァイカウント。
色鮮やかな航空機は、乗るだけでも嬉しい気持ちになることまちがいなし。

Zone5-1:ヨーロッパの伝統

ウェスアンダーソン 展示
European Classic🏛️
歴史と伝統が彩る国々、ヨーロッパをテーマとしたブース、“EUROPEAN CLASSIC”。
洗練された街並みや風景に、心躍らせずにはいられない。そんなヨーロッパに、ずっと憧れの気持ちを抱いています。
お気に入りの作品はこちら。
ウェスアンダーソン 展示
王妃の劇場
フランス、ヴェルサイユの華やかな雰囲気をそのままに残した、「王妃の劇場」。
マリーアントワネットのお抱え建築士が建てたものです。
現在は劇場としては利用されていませんが、ガイドツアーに参加すると、当時どのようにこの建物が使われていたのか、知ることができるそう。

Zone5-2:アラビアンナイト

ウェスアンダーソン 展示
Arabian Nights🐪
神秘的でユニークな文化や風習、そして雰囲気をもつ、アフリカや中東の国々をテーマとした“ARABIAN NIGHTS”。
この地域の曲線の美しい建築や、色とりどりの建物は、とても魅力的で、いつか必ず訪れてみたいと強く願う場所の一つです。
お気に入りの作品はこちら。
ウェスアンダーソン 展示
コールマンスコップ
アフリカ・ナミビア南部の、コールマンスコップ。ダイヤモンドが見つかったことで急速に発展したこの土地は、鉱石が枯渇するにつれてゴーストタウンになったそう。
今は、砂で覆われたミステリアスな都市をバスで巡ることができるようです。

Zone5-3:星条旗

ウェスアンダーソン 展示
Stars And Stripes🗽
多種多様な文化が混ざり合う地、アメリカをテーマとした、“STARS AND STRIPES ”。
ヨーロッパの影響を受けた建築物から、アメリカのポップ・アートが反映された場所まで様々なスポットが見られます。
お気に入りは、2つ。
ウェスアンダーソン 展示
マリーズ・チョコレートとエアストリーム・トレーラー
一つ目は、アメリカ・オハイオ州にある、マリーズ・チョコレートの、ピンクの貯蔵タンク。チョコレートを美味しくするための、ココア、シュガー、ミルクの文字が。夢のような世界観にワクワクしてしまいます。

二つ目は、キャンピングカーのエアストリーム・トレーラー。こちらのトレーラーは、その利便性やこだわりなどから、月面着陸に成功したアポロ11号の、宇宙飛行士の隔離施設として、NASAでも利用されていたそう。

Zone6:チェックインをどうぞ

ウェスアンダーソン 展示
Check In, Please🗝
非日常を味わうため、旅での疲れを癒すため、終の住処として過ごすため。滞在の目的はいろいろなホテルをテーマとする“CHECK IN, PLEASE”。
世界中には、多くの素敵なホテルがあります。中にはなかなか行きづらい場所にあるホテルもありますが、この展覧会に行けば、きっとゲストの気分になれるはず。
お気に入りは、2つ。
ウェスアンダーソン 展示

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ウェスアンダーソン 展示

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ホテル・ザッハー
狩猟小屋ホーエンローエ
一つ目は、ホテル・ザッハー。チョコレート、アプリコットジャム、ホイップクリームが三位一体となった、オリジナル・ザッハトルテ発祥のホテルであり、ホテル・ザッハーを世界的な存在にしたそう。

二つ目は、狩猟小屋ホーエンローエ。プロイセンの王子が、狩猟仲間を集めて趣味に講じる場所だったんだとか。スロバキアの中で最も自然が保たれている場所であるとも言われているそうです。

Zone7:クールなプール

ウェスアンダーソン 展示
Cool Pool👙
ホテルにチェックインしたあとは、プールでのんびりとリゾート気分を。そんなブースのテーマは“COOL POOL”。
こちらのブースには、AWAロゴのベンチもあり、ゆったりと鑑賞が可能です。
中には、ホットスプリングス州立公園にあるプールなどの紹介もありましたが、私のお気に入りは、こちら。
ウェスアンダーソン 展示

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ウェスアンダーソン 展示

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ウェスアンダーソン 展示

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ホテル・モリトール
展示場もとってもかわいい🛟
AWAのロゴのベンチも。
ホテル・モリトールは、パリ郊外の一流ホテルとして、芸術家やセレブ、上流階級の人々に親しまれてきました。
ホテル閉業後も、訪れる芸術家は途絶えず、パリのアンダーグラウンド文化を生み出す場にもなったのだそう。
2007年には、再建の計画が持ち上がり、アンダーグラウンド文化の要素を取り入れた、新しい形のモリトールが模索されているようです。

Zone8:カラフルなコレクション

ウェスアンダーソン 展示
Colorful Collection🎨
ウェス・アンダーソン監督の作品を象徴するカラーは、ターコイズブルーとピンク。
この2色を基調とした作品が展示されているのが、“COLORFUL COLLECTION ”。
パッと目を引く、可愛らしさが詰まった作品が、たくさんコレクションされています。
ウェスアンダーソン 展示

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ウェスアンダーソン 展示

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ウェスアンダーソン 展示

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ターコイズブルーとピンク
ターコイズブルーとピンク
ターコイズブルーとピンク
中でもお気に入りは、「ネコ」という作品。猫の街とも呼ばれるイスタンブールで撮られた写真です。
イスタンブールの猫たちは、野良猫のように野生の習慣を持つわけでもなく、飼い猫のように人に慣れきっているわけでもないそう。イスタンブールの人々の、猫を愛する気持ちを感じられるような、そんな一枚です。

Zone9:自然の中でのひととき

ウェスアンダーソン 展示
Relax In Nature🏝️
最近では、都市から離れ、旅行先でも自然を求める人が増えています。
雪深い山奥や、海辺など、あらゆる自然の中にも、ウェスアンダーソンすぎる風景が。そんな自然を切り取ったこちらのゾーンは、“RELAX IN NATURE”がテーマとなっています。
お気に入りの一枚はこちら。
ウェスアンダーソン 展示

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ウェスアンダーソン 展示

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ウェスアンダーソン 展示

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グラマルグ・ゴンドラ
海辺の作品も。
珍しい形での作品展示。
グルマルグ・ゴンドラは、アジアでは1番長いゴンドラとして有名。インドのグルマルグ地方は、スキーの名所として、数多くの旅行客が訪れています。

Zone10:VISITORS CENTER

ウェスアンダーソン 展示
Visitors Center🧳
気がつけば、この素敵な旅も終わり。最後のブースは“VISITORS CENTER ”。
こちらのブースでは、オリジナルのボーディングチケットを作ることができます。
お気に入りの地域を選んで、名前を入力すれば、ご自身のメールアドレスにチケットが届くようになっています。
ウェスアンダーソン 展示

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ウェスアンダーソン 展示

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オリジナルボーディングパスが作れちゃう!
好きな行き先を選ぶことができます。
また、ブースを出た先では、グッズの販売も行われています。
素敵なウェス・アンダーソンの世界旅行のお土産として、ゲットするのも◎。
東京限定のグッズも販売されているので、お見逃しなく!!

ウェス・アンダーソンすぎる世界を、めいっぱい楽しもう♡

ウェス・アンダーソンすぎる風景展、いかがだったでしょうか?
こちらの展示会は、4/7-5/26まで開催しています。
オンラインでもチケットを購入可能なので、是非足を運んでみてください!

〈ウェス・アンダーソンすぎる風景展〉
期間:2023年4月5日(水)~5月26日(金)
※休館日なし
場所:東京・天王洲寺田倉庫 G1 ビル
(東京都品川区東品川2丁目6-4)
開館時間:11:00-19:00、毎週金・土曜日 11:00-20:00
料金:一般2000円(1800円)、大学生1500円(1300円)、高校生以下1000円(800円)
ウェスアンダーソン 展示
This is an adventure✨
ましろ

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