杉山清貴&オメガトライブ『ガラスのPALM TREE』を読み解く！【ヒャダインのこの歌詞がすげえ！】

2023年9月22日

今月の1曲

『ガラスのPALM TREE』杉山清貴&オメガトライブ

作詞：康珍化　作曲：林哲司

もしあなたこのまま帰したら愛は流星その日から僕には夜は来ないだろう果てしないドラマティック・ナイト

●すぎやまきよたか＆おめがとらいぶ　藤田浩一によるプロジェクトの第1弾として1983年デビュー、’85年に活動終了。デビュー40周年を記念して、当時の音源をリミックスした『FIRST FINALE REMIX』が9月27日（水）に発売。

　皆さん、最近シティ・ポップが流行っていますね。
松原みきさんの『真夜中のドア〜Stay With Me』や竹内まりやさんの『SEPTEMBER』などは世界的に人気ですが、そのどちらも作曲したのが林哲司さん。メロウでスタイリッシュなメロディを作る名作曲家です。そしてそんな林さんが多くの曲を担当されたのが＂杉山清貴＆オメガトライブ＂。バブルを感じるナイスサウンドで、歌詞の世界観もキザでおしゃれで最高なんです。
　その中でもこの『ガラスのPALM TREE』。もうタイトルからして最高ですよ。男女の別れの曲なのですが、その表現がキラキラです。＂もしあなたこのまま帰したら愛は流星＂ですよ！この歌詞はなかなか書けないなあ。そして＂僕には夜は来ないだろう＂なんてキザで素晴らしい。そして最後＂ドラマティック・ナイト＂て自分で言っちゃうあたりも最高。
　シティ・ポップブームはまだまだ終わらないと思うので、今のうちから＂オメガトライブ＂を予習しておくといいことがあるかもしれませんよー。

ひゃだいん