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No.150 aoiのブログ

No.150 aoi

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大学3年生/福岡県出身

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音楽とドラマが大好き。

ブルベ夏/骨格ウェーブ
記事を通してみなさんと楽しい時間を共有したいです!日常の【トキメキ】を発信できるようにがんばります!

【YSL】イヴ・サンローラン展が国立新美術館で開催中!感想や見所をレポート(写真あり)

9月20日(水)より国立新美術館にて開催されている「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」

12月11日(月)まで開催されますが早速行ってきたので、見所や感想、撮影可能エリアなどをレポート。
時代を超えても色褪せることのないスタイル。どのルックもかっこよかった…😳

ぜひ最後までご覧ください↓
【YSL】イヴ・サンローラン展が国立新美術館で開催中!感想や見所をレポート(写真あり)_1_1

イヴ・サンローラン、没後日本初の大回顧展

「イヴ・サンローラン」と聞くと、高級ブランドやコスメのイメージが先行する方が多いと思いますが、そもそもイヴ・サンローランってどんな人?ってところ。

イヴ・サンローランはクリスチャン・ディオールの急死によって1958年にディオールのデザイナーとしてデビューを飾ります。
1962年には自身のブランド「イヴ・サンローラン」を発表。2002年の引退まで約半世紀にわたって世界のファッションシーンをリードしてきました。

今回の展覧会はイヴ・サンローラン美術館パリの全面協力のもと、没後日本で初めて開催される大回顧展!
現代にも伝わるファッションスタイルを定着させたイヴ・サンローランのコレクションが間近で見れる貴重な機会に!
【YSL】イヴ・サンローラン展が国立新美術館で開催中!感想や見所をレポート(写真あり)_1_2

展覧会のみどころ

1.日本初公開のドレスなど262点を一挙公開
ディオールでのデビューから引退までの約40年間に発表された作品の変遷を網羅したオートクチュールのルック110体ほか、ドローイング、写真、映像など貴重な資料を見ることができます。
イヴ・サンローランの人生そのもの!
2.現代にまで続く女性の普遍的なスタイル
イヴ・サンローランは1960年代において男性のものという認識がまだ強かったパンツスタイルを積極的に取り入れるなど、衣服が持つジェンダーのイメージを超越してデザインすることで、時代が求める新たな女性らしさ、エレガンスを生み出しました。1966年には既製服へ参入し、サンローランが提案したスタイルは急速に広まりました。現代では女性のワードローブとして定着する、パンツスーツやトレンチコートなどサンローランの普遍的スタイルを見ることができます。

とにかくパンツスタイルのルックがかっこよかった!!!
中でも背中にYSLの刺繍がついた黒のジャケットとパンツスタイルが目を惹きました。
3.芸術作品から着想を得たスタイルの確立
イヴ・サンローランは美術作品とファッションを融合することで、伝統的なオートクチュールの世界に新たな風を吹き込みました。演劇やバレエ、映画など様々な芸術分野との協働に積極的に取り組みました。

こちらのジャケットもフィンセント・ファン・ゴッホへのオマージュ。
《アイリス》イヴニング・アンサンブルのジャケットーフィンセント・ファン・ゴッホへのオマージュ 1988年春夏コレクション
《アイリス》イヴニング・アンサンブルのジャケットーフィンセント・ファン・ゴッホへのオマージュ 1988年春夏コレクション

12章で構成された展覧会

イヴ・サンローランが21歳でデビューしてからの40年間の歴史が12章で構成されています。
展覧会では9割近くが撮影不可のため写真は多くありませんが、各章の概要とともに実際に見てきた感想やみどころをプラスしてお伝えしようと思います!
正直文字ばかりで長いですが、気になるとこだけでも読んでみてください🙇‍♀️

Chapter 0 ある才能の誕生

幼い頃、家で絵を描くことが好きだったイヴ・サンローランは、絵本の装丁や挿絵を手がけた後、ファッションに情熱を傾けるようになりました。その後、17歳でパリに渡り、コンクールのドレス部門で入賞したことをきっかけにクリスチャン・ディオールのアシスタントに抜擢されます。
この章ではイブ・サンローランによるクリスチャン・ディオールでの最初のコレクションを見ることができます。

Chapter 1 1962年 初となるオートクチュールコレクション

ずらっと一列に並ぶコレクションが印象的でした!
特に会場に入って1番目にあるルックの船乗りの作業着に着想を得たピーコートが印象に残っています。
ネイビーに金ボタンのジャケットに白パンツ合わせ。今では定番の合わせ方ですが、これもサンローランが築き上げたスタイルです。

Chapter 2 イヴ・サンローランのスタイル アイコニックな作品

おそらく会場に入って一番圧巻なのはこの章。

紳士服からヒントを得て作られたタキシードやジャンプスーツ、サファリ・ルックが並びます。
紳士服のカットの美しさ、快適さ、実用性な側面を維持しつつ、シンプルとエレガンスさを組み合わせた女性のシルエットを生み出しました。

音声ガイドと合わせて見ると、これらの作品の時代背景がわかり、よりそれぞれのコレクションへの理解が増しました!

Chapter 3 芸術性 刺繍とフェザー

黒い壁の展示室にフェザーの質感や輝く刺繍が印象的でした。

イヴ・サンローランの作品は、織工、染色、刺繍、金細工など、多くの熟練した職人たちによって支えられていました。長年にわたって受け継がれてきた技術を持つ職人たちと密接な関係を保つことで、緻密なデザインを実現可能にしました。

Chapter 4 想像上の旅

イヴ・サンローラン自身の読書や美術作品の収集によって想像を巡らせる旅を通して、モロッコ、アフリカ、ロシア、スペイン、アジアの土地へ抱いた幻想をデザインで表しました。
この「異国情緒」はイヴ・サンローランの作品にとって不可欠な要素に。

中でも印象に残ったのは、ピンクのドレープが目を惹くスペインを表現したルック。想像上の旅とは思えないほど異国感漂う空間でした。

Chapter 5 服飾の歴史

イヴ・サンローランがデザインに取り込んでいった、古代ギリシア・ローマ彫刻のようなドレス、中世の装いなど、過去の服飾の歴史に敬意を払いながらも、自由な創造性が見られるコレクション。

スカートの膨らみが中世らしいデザインで胸元のデザインも印象的でした。ぜひ近くで見て欲しい!

Chapter 6 好奇心のキャビネット ジュエリー

服だけでなく、アクセサリーもイヴ・サンローランにとって非常に重要な要素。
天然の真珠や宝石だけでなく、木材や金属、ラインストーン、ビーズなどを多用することで、素材の無限な組み合わせを可能としました。

この章ではアクセサリーそのものだけでなく、光の当て方によって生まれる影もがアクセサリーの魅力引き立てているように感じました。ぜひみなさんの目で確かめてみてください!

Chapter 7 舞台芸術 グラフィックアート

イヴ・サンローランには一般的にはあまり知られていない「舞台衣装作家」としての一面も。様々な演劇に携わった歴史を見ることができます!

私は大学で芸術を専攻しているということもあり、一番興味深かったのはこのChapterでした。

Chapter 8 舞台芸術 テキスタイル

Chapter 7に引き続き、イヴ・サンローランの舞台芸術に着目。実際の衣装とドローイングを一気に見ることができます!

ここでも黒い壁の展示空間に鮮やかな衣装たちが映えていました!

Chapter 9 アーティストへのオマージュ(カメラOK)

〈ここは唯一の撮影可能エリア〉
モンドリアン、ピカソ、ゴッホなど一度は聞いたことのある画家たちへの敬意を評したコレクション。

このエリアは写真OKなので、是非思い出に残しましょう!
イヴ・サンローラン展
各コレクションに画家や詩人たちへのオマージュが表現されていました。
イヴ・サンローラン展
これは今回の展覧会でチラシなどにも載せられているコレクション。 (ショートカクテルドレス – ピート・モンドリアンへのオマージュ 1965年秋冬オートクチュールコレクション)
イヴ・サンローラン展
このコレクションについては詳しく記録するのを忘れました^^;
イヴ・サンローラン展
壁にはイヴ・サンローランの残した言葉が記されています。

Chapter 10 花嫁たち

オートクチュールのファッションショーに欠かせないのが、フィナーレを飾るウエディングドレス。
この章の展示では斬新すぎるスタイルのウエディングドレスがあり、思わず「えっ…」って困惑してしまいました。笑

Chapter 11 イヴ・サンローランと日本

そして最後の章が日本との関係。1963年の来日をきっかけに、イヴ・サンローランは日本の文化や伝統工芸品に魅せられ、その後の創造にも大きな影響を与えました。その一方で、日本のファッションにサンローランのスタイルが影響を及ぼすものも。相互の関係性を紐解きます。

日本の当時のファッション誌のページなどを見ることができ、貴重な体験でした!

津田健次郎さんの音声ガイド!

とにかく声が心地よいです。
津田健次郎さんが出ていたドラマなどを最近よく観ていたので、ヘッドホンから聞こえてくる渋い声に興奮でした!笑
まさに"イケボ"です!

展示の説明を見るだけでもコレクションが作られた背景はわかるようになっているのですが、音声ガイドを聞くことでより世界観に浸ることができて大満足でした!

音声ガイド
650円(税込)※お一人様一台につき

図録・オリジナルグッズ

様々なグッズが用意されていました。
購入制限などあるので大まかですがまとめておきます。
ここも写真などなくてすみません😢

・展覧会公式図録 4,500円(税込)
・トートバッグ(大8800円・小5800円)各種おひとり様1個まで
・アクリルキーホルダー(各2400円)各種おひとり様3個まで
・マグネット(各1300円)各種おひとり様3個まで
・「love」のレターセット(3700円)
・ポストカード40枚セット(9200円)
・ポストカード(230円)
・ノート(2800円)
・ポスター(各2800円)

その他、注意事項(公式サイトより引用)
・本展覧会にご入場された方のみショップをご利用頂けます。ショップのみのご利用はお断りしております。
・商品ご購入にはチケット半券が必要となり、購入後はレジにて半券にスタンプを押印させて頂きます。
・チケット半券を紛失してしまった、捨ててしまった等でお手元にない場合は、ご購入いただけませんので大切にお持ちください。
(オンラインチケットや無料入場者の方など、紙のチケットをお持ちでない入場者へは入口にてチケット半券をお渡しいたします。)
・おひとり様1回のご入場につき1会計となります。会計時にスタンプを押印させていただきます。  
・一人で複数人分まとめて購入することはできません。

チケット情報

一般2,300円、大学生1,500円、高校生900円
事前予約不要
※中学生以下は入場無料
※障害者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は入場無料
※10月7日(土)〜 9日(月・祝)は高校生無料観覧日(学生証の提示が必要)
当日券販売場所
・国立新美術館(会期中開館日のみ)
その他オンライン販売リンクはこちらから↓↓↓

イヴ・サンローラン展 スポットCM

開催概要

イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル
会期:2023年9月20日(水)〜12月11日(月) 毎週水曜日休館
会場:国立新美術館 企画展示室1E 
   〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
開館時間:10:00〜18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで ※入館は閉館の30分前まで

アクセス:東京メトロ千代田線 乃木坂駅 青山霊園方面改札6出口(美術館直結)
     東京メトロ日比谷線 六本木駅 4a出口から徒歩約5分
     都営地下鉄大江戸線 六本木駅 7出口から徒歩約4分

みなさんもイヴ・サンローラン展へ!

私は昨年末から今年の春頃まで開催されていたDior展にも行ったので、その流れでコレクションを楽しむことができました✨

撮影可能な場所がかなり限られているので是非目に焼き付けて来てください👀

「流行は移り変わるが、スタイルは永遠である」
イヴ・サンローランが残した名言です。
展覧会を観終わったあと、自分の中でこの言葉がすごくしっくりきました。
12月までやっているのでみなさんも是非、国立新美術館へ!

aoi

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