【就活25卒＆26卒】広告業界内定者の就活体験記！面接で意識したことは？

やりたいことを貫くためにも、余裕を持った行動が大切！

　所属していたラクロス部の活動が1・2年次は制限されてしまった分、3・4年次もコミットしたいという思いがあり、部活動も就活も全力で取り組んでいました。
　マスコミ関係の仕事をしている両親の影響で、昔からマスコミ業界に憧れがあり、最初に目指したのがアナウンサー。専門のスクールにも通い、民放キー局のインターンに応募したものの全敗（泣）。就活への熱も下がり、しばらくはその反動で部活動に専念していました。
　3年生の10月頃、そろそろ就活を再開しないとまずいと焦り、アナウンサーの本選考や他業界のインターンに応募。メーカーやIT企業、出版社などさまざまなインターンを経験したら、広告代理店が圧倒的に楽しかった！ 言葉で伝えるよりも、表現の仕組みを作るほうが向いているのかも、と思うように。広告代理店の早期面接に呼ばれモチベーションも上がり、絶対に合格してやる！という強い気持ちで挑みました。選考も順調に進んだのですが、まさかの最終面接で落ちてしまい落胆……。とはいえ、この時点ですでに大学3年の2月。落ち込んでいる暇はないと気持ちを切り替え、本選考のエントリーの準備を始めました。
　倍率の高い広告代理店のみを受けるのはリスキーだなと思い、猛ダッシュで他の業界を調べた上で30社にエントリー。ESを書きながらテストセンター対策をし、同時に部活動も行うという日々が、本当にめまぐるしかった……。不安もありましたが、大手広告代理店や商社にESが通ったことで自信を取り戻すことができました！
　最も力を入れた対策は、自己分析と面接練習。広告業界の面接は、感情が動いた時とその理由を聞かれることが多いのですが、私は気持ちを端的にまとめるのが苦手なので、事前に準備をしないと対応できないなと（汗）。幼なじみ二人に他己分析してもらい、それをもとに自己PRをまとめました。面接対策としては、100問以上のオリジナル回答集を作成。客観的な視点を得るため、友人や志望企業に勤務しているOG＆OBに依頼したり、SNSや有料コミュニティスペースも活用して面接を猛練習。多い時は3日に1回のペースで模擬面接を行っていました。
　ガクチカとして話した部活動のエピソードも面接官からよい反応を得られました。意識したのは、自分の強みと実際の行動を結びつけて話すこと。アピールしたかったストイックさと行動力が、しっかり伝わったと感じています。内定も広告代理店2社からいただき、後悔なく就活を終えられましたが、何もかもがギリギリだったのでよいお手本ではないと思います（笑）。