歌舞伎界No.1イケメンとの呼び声も高い中村隼人さん。現在、2年ぶりの再演となるスーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』の舞台に立つ若手歌舞伎俳優は、8歳の頃からマンガを愛読するほど原作の大ファン!
「たとえば僕が人間国宝の先輩にお役を習いに行くと、褒めていただけるのは10回中1回くらい。あとは、ほとんど体の心配をしていただきます。そういう師弟関係と、マンガの中でサンジがオーナーのゼフに〝カゼひくなよ〟と言われて〝くそお世話になりました〟って返すシーンには重なるところがあって、初めて読んだ瞬間から一気に引き込まれてしまいました。今も、『週刊少年ジャンプ』の発売日は毎週本当に楽しみ! すぐに読むともったいないので公演後までとっておこうとするけれど、我慢できずに、ついページを開いてしまいます(笑)」
端正な顔立ちに色気を感じさせる立ち居振る舞いが魅力の歌舞伎俳優も、舞台を下りれば素顔はどこにでもいる等身大の23歳。
「趣味は、ドライブ。歌舞伎俳優には自分の車で毎日劇場入りする方が多いのですが、
僕もその一人です。ONE OK ROCKや秦基博さんの曲を聴きながらハンドルを握る時間は、気分転換であり、その日の公演を振り返って反省するために必要不可欠。
あと最近は、休みがあると神木隆之介と会って卓球ばっかりやってます。お互い同じ高校に通っていた時からハマっていて、今じゃラリーが余裕で100回続くように! 二人で〝何事もやっていればうまくなるもんだね〟って話しています。時間があれば、料理もしますよ。圧力鍋でカレーを煮込んだり、エビチリやハンバーグも得意。なんといっても、僕が舞台で演じているサンジは料理人ですからね!」