目標とする“世界”にまた一歩近づいた
佐藤 去年は念願の単独ドーム公演に加え、初の海外公演も完走。アジアツアーは、とにかく歓声のボリュームに驚いた!
河野 アジアツアーは僕たちを撮るカメラやバックスクリーンがなくて、生身の体でパワーを伝えないといけなかったけど、僕たちの歌声に歓声が上がっていて、すごくうれしかった。
白岩 ジャカルタ公演では、曲の途中で音が止まってしまうアクシデントが。でも、JAMが一緒に歌ってくれて、アカペラで乗り切ったのが忘れられない。
豆原 あれはすごかった!
川尻 それまで日本でのイベントにはるばるやってきてくれていた海外のJAMに、僕たちから会いに行けたのがうれしかった。ステージから「来てくれてありがとう」っていうメッセージを見つけると、幸せな気持ちになったなぁ。
大平 盛り上げるために、各国の言語も習得したよね。その国の言葉であいさつしたりとか。
川西 あと、4都市4公演で毎回セットリストを変えた!
川尻 JAMの皆さんの反応を見て感じたことを、ライブ後に話し合って修正を重ねてね。
河野 スタッフさんはめっちゃ大変だったと思う。でも、みんなにいいものを観せたいから。
大平 「ライブ」って感じがしたよね。そうやって作り込んでいく過程も楽しかった。
川尻 ただ、日本でアリーナツアーをしながらアジアツアーの準備をして、アジアツアーをしながら京セラドーム公演の準備をしていたので……。
佐藤 曲がごっちゃになる!! アジアツアーではこの曲は何分何秒バージョンで、ここから立ち位置が広がって……とか。
川西 パズルみたいだった!
鶴房 今日の公演はどっちのバージョンだっけ?って。
川西 そういえば純喜くん、どこかでずっこけなかったっけ?
川尻 いつだっけ? アジアツアーの『SuperCali』中かな?
川西 ずっこけてましたよね。
河野 (?な表情)
川尻 俺の斜め前でコケて、純喜やっちゃった~!って思った記憶がある(笑)。
大平 アジアツアーでは足を運べなかったけど、もうすぐ香港にも行きますよね。
川尻 3月31日に『KCON HONG KONG 2024』に出演させていただきます。香港のJAMに会えると思うと、今からすごく楽しみ!
佐藤 エネルギッシュな声援に見合うようなパフォーマンスをしないとね!
次はヨーロッパやNY、スタジアム公演も!
木全 僕は、アジアツアーを通じて、いろんな国の文化に触れられたこともすごくよかった。なんか、視野が広がるというか。行ったことのない国をどんどん訪れたいなって思いました。
白岩 ヨーロッパとかね。
木全 うわ〜、憧れる! 最近、飛行機内で『世界の果てまでイッテQ!』を観たんですけど、出川(哲朗)さんがイタリアに行っていて。僕もピサの斜塔で、こうやって(斜塔を支えるポーズ)写真撮りたい!
金城 僕は、白い建物が並んでて、海が見えて……分かる?
木全 (スマホで調べて)ギリシャのサントリーニ島?
金城 それや! そこに行ってMVとか写真集を撮りたい。
豆原 僕はNYに行きたいかな。もともとヒップホップが好きなので、発祥の地の雰囲気を一度体感してみたくて。
鶴房 僕はシンガポールですね。個人的に興味があって。
白岩 もうJO1と関係なくなってるやん(笑)。
鶴房 (笑)。世界中どこへでも行きましょう!
白岩 “次はここでライブしたい”とかは?
與那城 出身地の沖縄かな。
大平 みんなずっと行きたいって言ってるけど、まだ行けてないもんね。
川尻 僕はドームツアーで、地元福岡のPayPayドームに!
與那城 祥生は京都?
大平 京都にはサッカーができる大きなスタジアムがある!
川西 スタジアムいいね! 夕方ぐらいから公演をしたいな。日が沈みかけの時にしっとりめの曲を歌ったりして。
川尻 雨の中でやりたい!
全員 え〜、それはキツいよ!
佐藤 もしスタジアム公演の時に雨が降っちゃったら、僕が雨にぬれたJAM全員の交通費を払います!(キリッ)
「大人」と「前向き」異なる魅力の新曲
與那城 今年に入って、もう2曲も新曲を発表してるよね。2月に『Aqua』をリリース、3月には『Your Key』が発売に。
金城 僕は特に『Aqua』が好きで。いや、神曲でしょ!
木全 大人っぽいし、曲のスタートからおしゃれ。
金城 スタートからおしゃれなのは、なんで? なんで? なんで?(圧)
白岩 (苦笑)。歌い出しがいいからじゃない?
金城 そう! 実は僕が歌い出しを担当してまして。あと、僕がめっちゃ好きなのは、一成の2サビ前のワンフレーズで……。
鶴房 自分のパートじゃないんや(笑)。
金城 最年少なのにすっごい色気があって、めっちゃ大人。
豆原 男は22歳からなんで。
全員 お〜(笑)!
木全 じゃ、僕もう超えてるじゃん、カッコいいじゃん!
白岩 あの、“人による”って書いといてください。
川尻 (笑)。『Your Key』はどう? 注目ポイントは?
佐藤 やっぱり、アニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』の主題歌ということ!
大平 アニメを観たら、自分たちの曲が流れて感動した〜!
與那城 今までも二度、アニメ主題歌を担当させていただいたことがあるけど、今回はまたテイストが違うよね。
大平 めっちゃ前向き。
與那城 僕は特に拓実のラップパートが好き。
川西 (うれしそうに)そのパートは、僕の個性を80%くらい出したんですが、そういうアレンジを許してくれる環境だった。
大平 拓実くんのラップが曲のキーポイントになってるよね。
河野 “ユアキー”だけにね!
全員 …………。
まずはドームツアー。そして世界、トップへ
佐藤 今後の目標は、全員がレジェンドになることです!
與那城 なんかゲームのランクみたいだな(笑)。
佐藤 今はまだ“グランドマスター”なので。
川西 じゃあ『Legend』って曲を出す? 僕ら『GrandMaster』って曲があるから、次は“レジェンド”に。……どんな音楽にするか考えておきます。
川尻 お、曲作るぞこれは!
佐藤 みんなの夢や目標は?
與那城 パン屋さんになること。
川尻 老後の夢やん。
大平 老後で間に合うか? 大変やぞ。
河野 ドームツアーです!
全員 (うなずく)
河野 京セラドームに立つという大きな夢は叶ったけど、JO1はそこで終わりじゃない。長く愛されるグループになりたいし、もっともっと僕たちのことを広めていきたい。
大平 ドームも含め、全国を回りたいですね。まだ行ったことがない場所が多いので。
金城 今、自分たちを求めてくれている存在を大切にしていきたいです。階段を一段ずつ上って、いつか、てっぺんに手が届きそうだからジャンプしてみたら届いた、みたいな。そういう地道なことを大事にしていきたいなと思います。
豆原 原点回帰じゃないですけど、「Go to the TOP」って言うからには、世界で活躍するために自分の強みを改めて磨きたいなと思っていて。自分に何ができるかをもう一回突き詰めた上で、さらにトップを目指していきたいですね。
木全 芋虫って、歩く時にまず頭を遠くに伸ばして、そこにお尻を持っていくじゃないですか。まさにそんなイメージで、頭が夢でお尻が現実。(指で芋虫の動きをまねしながら)夢を大きく持って、それを現実にする。夢を大きく、そして現実に……これ伝わるかな?
白岩 グループとしては、これまで以上にコミュニケーションをとろうって話してます。今までも十分とれてはいたんですが、もっと深く。
鶴房 僕は、神様からいただいた命を大切に、人生を全うして、男らしくヒゲを生やしていきたいと思います。
木全 いいね〜、ヒゲ男爵!
鶴房 次のシングルコンセプトは「ヒゲ生やし」で。ヒゲそり生配信とかやってね。
白岩 どういうこと?(笑)
金城 最後これでいいん?(笑)
木全 いや、ダメですね。やっぱり次の目標はドームツアーでいきましょう!