「子役からこのお仕事を続けてきた私にとっては夢であり、目標でもあったんです」
映画初主演への思いをそう語ってくれた松岡さんが『勝手にふるえてろ』で演じたのは、24歳の彼氏なしOL・ヨシカ。中学時代から片思い中の〝イチ〟と、突如目の前に現れたリアルな恋の相手〝二〟の間で自分勝手に大暴走! なのに、どこか憎めないヒロインを魅力いっぱいに演じている。
「人生を歩む上で選択を迫られることはたくさんあるけれど、私とは違う選択肢を手にしてきた人がヨシカだなって思います。でも、私にも中学生の頃はヨシカにとってのイチ的な存在の人がいたんですよ♡ ただ、それはアニメのキャラクターだったので(笑)、〝この命を全うしたら天国で会おう〟と決めて、高校生になるタイミングでお別れを告げることに。
映画の中では、ヨシカはヒロインだからこそ人生にドラマチックなことが次々と起こりますけど、彼女の恋する気持ちや同性に対するフラストレーション……要素だけを箇条書きにすると、どの女子にも重なる部分があると思うんです。なので、ノンノ読者の皆さんは綾小路きみまろさんの漫談を聞くような気持ちで、〝こういう人いる~!〟って共感するもよし、自分に当てはめて笑うもよし! 年末年始の息抜きにピッタリな映画です」
劇中には、ヨシカが趣味である絶滅動物について我を忘れて調べるシーンも。では、松岡さんが夢中になっているものは……?
「最近気になるのは、靴下を重ねてはく〝冷えとり〟。まだ試してないですが……。あとはやっぱりモーニング娘。! ライブに行ったりDVDを見ている時間は至福の時。モーニング娘。特集があったノンノ11月号も、もちろん買わせていただきました!」