「コギャルがうらやましかった。」広瀬すずさんが語る映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』秘話♡ 

2018.08.26

広瀬すずさん

服/スタイリスト私物

楽しいことを大胆に追求するコギャルがうらやましかった

映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』で、’90年代の女子高生・奈美役に扮した広瀬すずさん。撮影前に“コギャル講座”を受けて、流行などをリサーチしたそう。


「当時は女子高生が日本の中心にいた気がするし、誰にも気を使わず楽しいことを追求するエネルギーは、今の若い子が見たらうらやましく感じると思います。今ってSNSや人の目にどうしても敏感になっちゃうし、怖いものだらけじゃないですか。もし’90年代のコギャルだったら、大胆にいろんなことを楽しめたのかなって思います」 


ルーズソックスやギャルメイクにも挑戦。


「元コギャルの皆さんが、ルーズソックスのダボッと感とか長さとか、正しい位置を細かく教えてくれました。きっと同じ女性だから、可愛いと思うバランスが分かるんです。脚が細く長く見えるスカートの長さとかカーディガンとのバランスとか、自分たちも高校時代に自然と受け継いでいる部分があるなって思いました。ただ、私の学生時代は恥ずかしい思い出ばかり。きっちり着るほうが絶対可愛いのに、ボタンを2個くらいあけてリボンをゆるめにつけたり、色シャツを着た上に制服を着たり、必ずマスクをあごにしたり。夏でもマスクを外さないから、中はまあ、びしょびしょですよね。仕事で東京に来た時に、初めてそれがダサいことだと知りました(笑)」


劇中で披露する白目やしゃくれ、ヘンテコダンスなど、振り切った演技も見事!


「監督からおもしろく見える演技を淡々と指示されるので、『分かりました』とずっと従っていたんです。でも完成した作品を見て『絶対あれ、やりすぎだよ』って言われました。この映画を世に出していいのか、初めて映画公開前にドキドキしてます(笑)」

武田玲奈さんプロフィール

●ひろせ すず


1998年6月19日生まれ、静岡県出身。2013年に女優デビュー。主演を務めるNHK連続テレビ小説『なつぞら』が2019年春スタート。


『SUNNY 強い気持ち・強い愛』

©2018「SUNNY」製作委員会

『SUNNY 強い気持ち・強い愛』
’90年代に青春を謳歌した奈美(篠原涼子/広瀬すず)は、かつての親友・芹香と再会。末期ガンの彼女から高校時代の仲よしグループ"サニー"のメンバーと会いたいと言われ、願いを叶えるために動き出す。
●8月31日(金)公開

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ゲスの極み乙女。『好きなら問わない』

結成7年目を迎え、ますますサウンドクリエイトに冴えを見せる"ゲス極"。1年3か月ぶりとなるアルバムは、『戦ってしまうよ』『もう切ないとは言わせない』など全13曲を収録。早口で言葉を詰め込んだ独特なボーカルはもちろんのこと、ドラム、キーボード、ベースがからみ合う、力強くも美しい間奏までも思わず聴き入ってしまう。曲の疾走感や展開力に圧倒。何度も聞きたくなる1枚。

8月29日(水)発売 タコレコーズ

2018年10月号掲載

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