人工知能ロボットが普及した未来都市を舞台に描かれる『仮面ライダーゼロワン』で、仮面ライダーバルカンに変身する不破諫役を熱演中の岡田さん。
「諫は、ベルトを強引に壊して変身するような破天荒なヒーロー。でも、そのヒーローっぽくないところが演じていて楽しいんです。〝俺がやると言ったらやる!〟っていうセリフもたくさん出てくるんですけど、そこは実家の母親に〝あんたそのものやん〟って言われました(笑)」
やると決めたら、とことんやる。それは、自身の進路を決める時も同じだった。
「小3でテニスを始めて、高校時代の夢はプロテニスプレーヤーになること。だから勉強は全然してなくて、クラスの平均点を一人で2点下げるくらいの落ちこぼれだったんです。でも、高2の時にケガをしてその夢を諦めてからは、それまで遠ざけてきた勉強に興味を持つように。どうせなら日本で一番の東京大学に入りたくて、ケータイを捨て、すべての誘惑を断ち切って勉強を始めました」