うまく描けない、まぶたにつく…アイラインのあらゆる悩みにアンサー！【あか抜けアイラインQ＆A】

A 商品が進化していて一概にはいえないけど、特徴はこれ！

「以前は形状の違いによって仕上がりも大きく変わっていたけど、最近のアイライナーはとても進化しています。発色や描き心地も形状の垣根を越えてすごく優秀。強いていえば、ペンシルやジェルはぼかしやすくふんわり仕上がり、リキッドは筆先を使って繊細な線を描くのが得意」（H＆M河嶋希さん・以下同）

A ヒジを固定してぐらつき予防。リキッドなら、筆の角をスタンプのようにつなげて線を作るのも手！

「テーブルにヒジをついて、腕の軸を安定させるとかなり描きやすくなるので試してみて。また、リキッドタイプなら筆先の側面をスタンプのように使って描くのも◎。一気に線を引くのではなく、スタンプをつなげていくことでガタつきの少ないラインに仕上がります。この時は目尻から目頭に向けて描くのがおすすめ。その他、ジェルやペンシルタイプの場合は、ラインを描いた後、仕上げに綿棒でなぞるようにぼかせばガタつきがなじんで気になりにくいはず」

A スキンケアの油分や涙をオフしておこう

「ベースメイクの最後に、上下のまぶたのキワにフェイスパウダーをサッと仕込むだけでにじみが軽減します。まつげの隙間までサラリとさせることが重要。綿棒で涙などの水分をぬぐっておくのも手。こすらず優しく、そっと水分を吸収させるイメージで」

A 小さいほうはアウトラインで存在感UP。大きいほうはインラインのみにして調整

「瞳が小さいほうの目元はインライン＋アウトラインで大きさを補正して、大きいほうはインラインだけを描き、大きさは変えずに存在感だけをプラスしてみてください。左右の目でラインの太さが異なると違和感が生まれてしまうので、両目のまつげをしっかり立ち上げてマスカラをたっぷり塗りカモフラージュ。まつげが網掛けのようにアイラインにかかり、左右差を中和してくれますよ」

A 利き手の反対側の目から描き始めると◎

「利き手の反対側をメイクする時は、手元が不安定になりがち。苦手意識があるなら、まずは難しいと感じるほうから着手し、その仕上がりに合わせて得意な側のラインを描くと差が目立たなくなります。目頭から目尻まで一気に完成させようとすると難しいので、目頭側・中央・目尻と３パートに分けて、左右交互に少しずつ描いていくのもおすすめ。左右のバランスがとりやすく、失敗しにくい！」

A “ビューラーの後でアイライン”が鉄則！

「マスカラのタイミングは人それぞれでOKだけど、ビューラーを使う場合は、必ずアイラインを描く前に。ビューラーでまつげが立ち上がると、粘膜の見え方、目の大きさの印象がかなり変わるんです。また、アイラインの後でビューラーを使うと、せっかく描いたラインが消えてしまうことも」

A FDをつけた綿棒でラインをぬぐいながら整えて。お湯落ちタイプなら修正もラクチン♪

「ファンデーションやコンシーラーをつけた綿棒をコロコロッと転がして、ラインをぬぐいつつベースも整えて。リキッドタイプのアイライナーにはお湯オフOKなものも多いので、修正しやすいアイテムを選ぶのも手です」

A アイライナーのお手入れが効果的な場合もあり！

「ファンデ用ブラシなどと同様、アイライナーの筆先にもお手入れが必要。アイシャドウや皮脂などが蓄積すると、ペン先が硬くなって本来のパフォーマンスが発揮できなくなってしまうことが。定期的に化粧水を含ませたコットンで軽くぬぐって、柔らかな筆先をキープしましょう。ジェルやペンシルなら、ティッシュでぬぐうだけでもOK」