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No.166 ぱんだ

【2025】大学生おすすめ小説ランキングTOP5!現役大学生が厳選&レビュー

2025.01.01

大学生が読むべきおすすめ小説を、大学4年生のわたしが2024年に読んだ中から厳選!同世代にすすめたいランキングと、感想をまとめました。ぜひご参考に!

【大学生おすすめ小説1位】成瀬は信じた道をいく(青春)

著者 宮島未奈

成瀬は信じた道をいく 感想 大学生

ここがおすすめ!

2024年本屋大賞受賞作の続編。

破天荒な最強大学生・成瀬に、いつの間にかトリコ!

non-no大学生エディターズ4年 ぱんだ

あらすじ&感想

大学生になった成瀬は、スーパーのアルバイト、観光大使などに次々挑戦し、才能を発揮。バイト先のクレーマー、YouTuber、近所の小学生など、周囲の人と交わりながら、成瀬の大学生活はおもしろおかしく進んでいく。

破天荒な成瀬と、振り回される周囲のやりとりがやみつき。特にバイト先の話がお気に入りで、「クレーマーにもそう対応しちゃうの!?」と思わずツッコミを入れていまします(笑)周りの目を気にせず好きなことに一直線、でもどんな人でも受け入れる、芯の通った成瀬。前作以上にトリコです!大学3年生の就活中にこの小説を読み、「まあなんとかなるか。成瀬みたいにどーんと構えよう!」とパワーを貰えたので1位にピックアップ。ありがとう成瀬!!

【大学生おすすめ小説2位】夜が明ける(サスペンス)

著者 西加奈子

夜が明ける 大学生 おすすめ小説

ここがおすすめ!

その苦しみは「自己責任」? 物語にのめり込み、感情移入が止まらない。最後には意外な展開が。

non-no大学生エディターズ4年 ぱんだ

あらすじ&感想

映画好きの主人公と、とある映画俳優にそっくりなクラスメイト「アキ」の高校時代。アキはなぜか異常なほどその俳優になりきり、おもしろいヤツとして一躍学校の人気者に。でも、アキにはどうやら秘密がある。学生生活を終え、主人公は映像会社員、アキはアルバイトをしながら舞台俳優として、それぞれ夢を抱いて必死に働くが、夢どころではなくなり…。

序盤の高校時代は「変わった青春もの?おもしろい」と思っていたのに、期待を裏切られました。毎日を必死に生き抜く主人公に没入&アキの秘密が気になり、ページをめくる手が止まりません。クライマックスでは【アキの衝撃的な秘密】が明らかに。読み終えた後5日は頭から離れなかった、2024年最も強烈だった小説!

【大学生おすすめ小説3位】流浪の月(ヒューマンドラマ)

著者 凪良ゆう

流浪の月 大学生おすすめ小説

ここがおすすめ!

恋人でも友人でもない、大切な人。たとえ世間から誘拐犯と言われても。本屋大賞受賞&映画化の話題作。

non-no大学生エディターズ4年 ぱんだ

あらすじ&感想

家庭環境の問題から家出をした小学生「更紗(さらさ)」は、公園で出会った大学生「文(ふみ)」の家で生活する。しかし、世間からみれば誘拐事件で、警察に通報され離れ離れに。15年後、ふたりは再開を果たすが…

「誘拐犯」と「かわいそうな被害者」のレッテルを世間に張られ、非難と同情のまなざしを受け続けるふたり。大学生、大人の配慮を学びつつある年代になったからこそ、「本当の思いやりって何?」と考えさせられました。でも私がこの本にハマったのは、日常のキラキラ感が刺さったから!家族や文と、晩ごはんにアイスを食べたり、ピザを食べながら映画を見たり、お気に入りの雑貨を飾ったり…。自分に正直に、大切な人を想いながら生きる幸福感に、主人公と一緒に包まれます。恋愛小説が苦手な著者もハマったので、同じ方には読んで欲しい!

【大学生おすすめ小説4位】宇わたる教室(青春)

著者 伊与原 新

宙わたる教室 大学生おすすめ小説

ここがおすすめ!

窪田くん主演ドラマの原作。定時制高校って知ってる?

最後の学生生活を過ごす大学生に、必ず読んで欲しい一冊。

non-no大学生エディターズ4年 ぱんだ

あらすじ&感想

東京・新宿にある都立高校の定時制。どう頑張っても勉強についていけなかった少年、飲食店・子育て・学校の三足の草鞋のお母さん、朝起きられない少女、定年後のおじいちゃん…様々な事情を抱えた高校生たちが、「科学部」を結成して!? 実在する定時制高校がモデル。ドラマも大ヒットの、今話題の一冊。

年齢もバックグラウンドも異なる高校生たちが、それぞれの事情に苦しみながらも「好き」を見つけ、努力する姿がかっこいい!「何かの役に立つから、お金になるから」とかそんな理由ではなく、「ただ好きだから。もっと知りたいから」まっすぐに情熱と時間を注ぐこと。それをひとりではなく、みんなでできることが学生の特権だ!と再認識しました。だから最後の学生生活を過ごすあなたに絶対読んで欲しい!(ちなみに科学に興味なくても楽しめたのでご安心を。)

【大学生おすすめ小説5位】三千円の使いかた(日常)

著者 原田ひ香

三千円の使い方 大学生おすすめ小説

ここがおすすめ!

家族や友だちのお金事情、知ってる?

バイト代の使い方や貯金を見直したくなる、お得な小説

non-no大学生エディターズ4年 ぱんだ

あらすじ&感想

就職して理想の一人暮らしをはじめた美帆(貯金三十万)。結婚前は証券会社勤務だった姉・真帆(貯金六百万)。一千万円を貯めた祖母・琴子。御厨家の女性たちは人生の節目とピンチを乗り越えるため、お金をどう貯めて、どう使うのか?(本作から引用)

節約や金銭感覚のお話かな?と思いきや、各世代ならではの悩みや人生観まで詰まった、なんともお得な一冊!「お金の踏み込んだ話って、お母さんやおばあちゃん、友達としたことなかったなあ」と身近な人へ想いを馳せながら、楽しくスイスイ読めました。大学4年で就活を終えてから、旅行やら買い物やらに浪費していて(汗)。社会人になる2025年は「将来を見据えたお金の管理」を抱負にしよう!と思うきっかけをくれた小説です!

さいごに

次に読みたい一冊は見つかりましたか?今回は、話題作をたくさん読んできた中でも、著者が「本当にハマった作品」を厳選してみました♪これからもお気に入りの作品について紹介していきますね!

【本好きなあなたに!おすすめの記事】

  • 出身地

    大阪府出身

  • 身長

    165cm

  • 学年

    大学4年生

  • 推し

    久間田琳加ちゃん  乃木坂46

イエベ秋/大阪グルメ/読書

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