【道枝駿佑（なにわ男子）インタビュー】俳優のお仕事について。＂自分だけの武器＂を見つけたい

今年の1月に映画『今夜、世界からこの恋が消えても』の舞台あいさつで韓国に行かせてもらったのは、僕にとっても印象深い出来事の一つ。2日間で13回、舞台あいさつをさせていただいたんです。韓国のファンの方の熱気がすごくて、映画のヒットを実感できましたし、この映画がきっかけで日本だけじゃなくアジアの方にもなにわ男子のことを知っていただけたのがすごくうれしかったです。でも、俳優としてはまだまだ経験しなきゃいけないことがたくさんあるなと思います。もっと、見てくれた人の心を揺さぶれるようなお芝居をできるようになりたい。そのために今は、自分だけの武器が何なのかを模索中です。

＂自分だけの武器＂はこの先、いつか絶対に必要になってくるもの。今の僕はたぶん、ありがたいことに話題性っていうのもあってお仕事の現場に呼んでいただいているところもあると思うんです。もちろん、お芝居の部分も見てくださってるとは思います。でも、その話題性の波はいつかは落ち着くもの。その時に＂そういえば道枝くんのお芝居よかったよね＂とか＂なにわ男子にこういう感じのお芝居できるコがいたよね＂と思ってもらえたら、次につながっていくはず。だからこそ、自分だけの武器はいつか必ず見つけなくちゃな、と。焦る気持ちがないわけではないけれど、まだ20歳やからこそ、いろんな経験をするなかで見つけていけたらいいなと思います。