【JO1】数字で読み解く“JO1誕生からの軌跡”

木全：早かったな、5年目がくるの。新幹線です。金城：そのくらい早かったってことね。白岩：今振り返ると早く感じますけど、最初の2年くらいはJAMに会えない期間が続いていたから、長いって感じてたな。初めての有観客ライブの前と後じゃ、体感速度が全然違う。金城：1年目は、表向きではJO1を大きく取り上げてもらってるけど、思うように活動できなくて、これでいいのかなって苦しくてどうしようもなくて。鶴房：YouTubeで朝の配信とかやってたよな。金城：やってた！ 応援してくれてるJAMのためになんでも頑張って、頑張り続けて今があるというか。豆原：最近、JO1活躍してるねって言ってもらえることがあるんですけど、正直、自分としては飛躍してる感覚があまりなくて。でも、満足してないのは、いいことでもありますよね。木全：これからまたどんどん成長していくんだって思うと楽しみでもあるよね。白岩：5年後どうなってると思う？ 鶴房：みんな幸せで、笑顔でいたいですね。金城：5年後っていくつ？ 鶴房：僕と翔也と碧海と祥生の4人は30歳目前だな。金城：30歳か〜。木全：いい男になっていたいですね。鶴房：ヒゲが似合う男に。木全：でも男は24歳からカッコよくなると思うんですよ。だから僕、今年が終わる頃にはカッコよくなっちゃってます！ 白岩：あ、男は26歳からだから。金城：まだやった（笑）。木全：まだか〜。でもそれはそれで楽しみだな、もう2年頑張ろ！

佐藤：デビュー後初めての有観客ライブ『OPEN THE DOOR』でJAMと初対面した時は、みんなが僕たちに会いたいと思ってくれていたことを実感して感動した。大平：マスク越しでも、みんなの感情が伝わってきたよね。與那城：もちろんJAMに会えてすごくうれしかったけど、この時は僕たちが問いかけても、みんなは歓声を上げられなかった。だから正直、もどかしい気持ちもあって。川西：中学生のカップルみたいな感情だよね。全員：ん？ どういうこと？ 川西：中学生のカップルって、つき合ってるだけでうれしいけど、でもやっぱり手をつなぎたいとか、欲張りになるじゃないですか！ 川尻：なるほど（笑）。今思えば、そういう我慢の時期があったからこそ、僕らは＂JAMを楽しませたい＂という気持ちが強いんだと思う。だから、去年のアリーナツアー『BEYOND THE DARK』は、全員で演出のアイディアをかなり出し合って試行錯誤したし。大平：ライブの作り込みの話でいえば、1月に出演させていただいた『GMO SONIC 2024』も。JO1のことを知らない人にも楽しんでもらえるように、セットリストを練りに練った。河野：50分のステージで、どうすればお客さんのテンションの波を作れるか考える作業や、実際のステージはすごく勉強になったな。出演後、すぐに全員で演出や編曲の反省点を話し合ったから、次に絶対生かしたい！

河野：2022年、2023年と連続で『NHK紅白歌合戦』に出させていただいて光栄でした。川尻：去年は白組のトップバッターで。パフォーマンスしながら、出場アーティストの方々に接しに行くミッションがあったけど、僕は大好きなMrs.GREEN APPLEさんと関われると聞いて、めっちゃワクワクした。與那城：俺は、小さい時から知っている郷ひろみさんやYOSHIKIさんといった大御所の方々と交流することになって緊張した。河野：あっという間に出番が終わった感じだよね。與那城：去年、優秀作品賞を受賞させていただいたレコード大賞のステージも一瞬だった。カメラワークもカッコよくて！ 川尻：リハーサル映像を見た時、みんなテンションがぶち上がってた。紅白のリハがあったから、レコ大当日はリハなしで本番に挑んだけど、「ぶちかましてやるぜー！」って、11人の士気が高まっていたのもよかったなぁ。河野：だからこそ、悔しかった……。與那城：スタッフさんから、大賞をいただいた場合の動きの説明を受けていたから、ちょっと期待していたんだけど。川尻：泣く準備もできていたんだけど。河野：涙ながらに踊る予定だったんだけど……。次は、大賞を獲ってやるよー!! 川尻：頑張るよー!!

與那城：これまでを振り返って、苦労した曲は？ 俺は全部（笑）。河野：一つあげるなら、デビュー曲の『無限大』。MVの撮影自体が初めての経験で分からないことばかりだけど、時間は待ってくれない。自分の実力が追いついていないなかで、少しでもいいパフォーマンスをするために必死だった。佐藤：僕は、『OH-EH-OH』です。全員：あああ〜！ 大平：撮影も待機時間もすごく長かったですからね。佐藤：しかも、その待ち時間に翔也と拓実がケンカするから寝られなくて（笑）。僕が、「『OH-EH-OH』するな〜」って間に入りました（※MV参照）。全員：（爆笑） 大平：そんなこともあったなぁ（笑）。河野：『Phobia』は、灼熱地獄の中での撮影で苦労した。佐藤：電子レンジの中みたいな暑さだった（笑）。與那城：じゃあ、JO1のターニングポイントとなった曲といえば？ 川西：『SuperCali』かな。大平：僕もそう思う。川西：この曲で、JO1というジャンルを一つ確立できた気がするし、『SuperCali』があることがグループ全体の自信につながっているなと。川尻：そういえば最近、お風呂入ってる時にJO1の曲を聴いてるんだけど、『Blooming Again』が流れてきて、改めていい曲だなと感じた。こうして時間がたっても＂いい＂と思える曲をもっと生み出していきたい。河野：自分たちの曲に対してそう思えるってすごく幸せなことだし、僕も蓮くんと同じ気持ち。大平：そういえば、僕らの2回目の展覧会『JO1 in Wonderland!』のテーマ曲は、拓実くんが制作しましたよね。聴いた時に、「さすが！」と思った。與那城：拓実ワールド全開！ 川西：2年前に作り始めた曲を、まさかこんな形で披露できるとは。全員、レコーディング上手でした。川尻：僕らのことを熟知した拓実のレコーディングディレクションは、最高だったよ。與那城：最後に、僕らのことをこれから知る人にオススメの曲は？ 川西：まずは、新曲『Your Key』。佐藤：あと、カッコいい11人が見られる『Trigger』と『SuperCali』。この3曲を聴いたら、JO1の持ついろんな色を感じてもらえるはず。

鶴房：僕たち＂S4＂は、スーパー・才能を持った・最高・最強の4人！ 大平：＂S＂から始まる言葉、どんだけ出てくるねん（笑）。金城：なんかもう学生時代からの友達みたいな感覚。鶴房：それぞれオーディションの序盤から絡んでたもんな。木全：この4人でカラオケとか行ったら楽しそう。鶴房：カラオケの醍醐味といったらドリンクバーの飲み物をミックスすることやから、2：2に分かれて採点対決して負けたチームが勝ったチームの作った飲み物を飲むっていうルールで。大平：おもしろそう！ 金城：お腹タプタプになるって～。鶴房：味じゃなくて、そっちの心配（笑）？ 金城：もちろん。飲み物の味には興味津々なんで（笑）。鶴房：カラオケじゃなかったら、はしご酒でもいいし。金城：たしかに。4人でお酒飲むことないもんな。僕は弱いから、すぐフニャ～ってなっちゃって1軒目で帰るけど（笑）。木全：碧海、この顔でめちゃめちゃお酒弱いからね～。金城：好きなのは甘い梅酒♡ 大平：他の3人は持久戦に持ち込みそう（笑）。木全：でも、碧海が帰ったら＂S3＂になっちゃうやん！

Group Profile

●じぇいおーわん　2020年3月デビュー。オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』において、視聴者投票で選ばれた11人組グローバルボーイズグループ。グループ名には、「『PRODUCE 101 JAPAN』で一緒に夢を目指した練習生たちが1つになって、世界の頂点を目指していく」という意味が込められている。ファンネームは『JAM（ジャム）』。