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【Sexy Zone】本音と愛が飛び出す、夏の終わりのふたり語り。
9月29日、結成10周年を迎えるSexy Zone。節目を迎えようとしている今、彼らが語る"言葉"とは?長い時間を共に過ごしてきた仲間の存在や関係性、似ているところ、似てないところ、10年目の答え合わせ。メンバーとグループの今が見えてくる、夏の終わりの"ふたり語り"と"ひとり語り"。
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2023.02.16
ドームツアーの先に見えた僕らのNext Dream
この絆、セクゾ史上最高強度。
決して平坦ではない道を諦めず、負けず、腐らず、共に歩いてきた。そして、迎えた結成12年目。セクゾはノリにノッテいる。共に壁を乗り越え突き進んできた、固い絆のセクゾノカンケイ。
長年の夢でもあったドームツアーの完走が大きなニュースに。その勢いを増すばかりのセクゾが語る"今"そして"これから"。
物作りにおけるセクゾノカンケイ
――ソロインタビューでは、外側から見たメンバー同士の関係性や、グループと自分の関係について語っていただきましたが、ここでは物作りにおけるメンバーの関係性について聞いていきたいと思います。まず、コンサートですが、毎回、菊池さんが中心になって作り上げているんですよね?
松島 そうですね。風磨くんが最初に構成の軸となる部分を提案してくれるというか。たとえば、セットリストをざっくりと作ってきてくれたりして。それに対して「この曲を入れたほうがいいんじゃないか」とか、「こんな演出がおもしろいんじゃないか」とか、メンバーも意見を出し合っていって。
佐藤 会議を重ね厚みを増し、色を足していく、そんな感じなんですよ。
――一人なら自分の意見だけで作り上げればいいけれど、そうじゃないからこそグループでの物作りは大変な場面もあると思います。普段から心がけていることはありますか?
松島 採用不採用関係なく、実現可能か不可能かも考えず、まずは自分の中にあるアイディアを皆に伝える。昔の僕はそれがうまくできなかったからこそ、今はちゃんと自分の意見を伝えるってことを大切にしていて……。
佐藤 僕たちの会議はいつも、そんな“聡ちゃんタイム”から始まるんですよ。
中島 オレね、毎回、それを楽しみにしているの。ビックリ箱を開けるような感覚というか。そこからどんなアイディアがあふれてくるのか、松島が口を開くたび、ちょっとワクワクしてしまう自分がいるんだよね。
菊池 かも、それができるのって、ちゃんと事前に考えて自分の案を用意してきてくれているってことだからね。
佐藤 ただ、白熱すると止まらないから。ちょっと長いんだけどね(笑)。
――意見がぶつかったり、もめたり、そういうことはあるんですか?
菊池 意見の相違はたまにあるけど。
中島 もめはしないかな。納得できる着地点が見えるまで話し合いを続けるだけで。
松島 そもそも、全員が引かずに自分の意見を伝えることができるのは、メンバーが受け止めてくれる、まとめてくれるっていう、信頼感があるからこそで。僕ね、その話し合いをする時間がすごく好きなんですよ。ケンティーが、風磨くんが、勝利が、今何を思い考えているのか、知ることができるから。
佐藤 今、どんなものが好きで、どんな場所を目指していて、自分はどうなりたいと思っているのか……普段はしない話題にも触れるから。確かに、あの会議って互いを知る時間にもなっているんだよね。
――ちなみに、Sexy Zoneにはメンバーのグループメールが存在するとか。会議だけでなく、そこで話し合うこともあるんですか?
菊池 ふいに誰かが思いついたアイディアがグループメールに投下されるとかそういうことはめったにないし、したくないなって思うよね。
佐藤 それをしちゃうと話がどんどんズレていっちゃうから。ちゃんと会って、顔を合わせて、話し合うことを僕たちは大切にしていて。
松島 グループメールが動くのは物作りとは関係ないことがほとんどですからね。
中島 たとえば「頭痛薬、持っている人いますか?」とかね(笑)。
菊池 2か月ぶりに動いたグループメールで流れてきたのがまさかのそれ。
佐藤 マネージャーさんが頭が痛かったみたいで。それを心配した聡ちゃんが、別々に移動している時に、みんなに送ってきたんだよね。「持っていたら次の現場でマネージャーさんにあげて」って。あと、聡ちゃんが僕たちが載っている雑誌の写真とかを急に送りつけてきて、そこから小ボケ合戦が始まることもたまにあるよね(笑)。
松島 で、ケンティーが即レスツッコミでそれを次々とさばいていくっていう。
佐藤 そして、最終的にはそんなケンティーのコメントを放置して終了。
松島 打つだけ打って、ケンティーに処理を任せて消えるっていう(笑)。
中島 日々、勉強ですね。学ばせていただいております(笑)。
――昨年は皆さんの長年の夢だったドームツアーを実現しました。たとえば、気合いを入れるために全員で集まって食事をしたり、公演前に決起集会のようなことはしましたか?
松島 決起集会はできなかったので、せめて打ち上げはやりたいよねと。僕たちはね「全員で集まりたい」ってずっと思っているんですよ。ただ、それが今「中島さん次第」という流れになっていて……。
菊池 つまりは、中島さんの家で打ち上げができるのか、できないのか。
佐藤 中島さんが家に入れてくれるのか、入れてくれないのか。すべてはそこにかかっているっていう。なのに、中島さんがしぶり続けているんですよねぇ(笑)。
菊池 ちなみに、今まで中島さんの家に足を踏み入れたことがあるのは勝利だけ。それも玄関にちょこっと入れただけっていう(笑)。
中島 いや、別に拒否しているわけじゃなくて、タイミングの問題。ほら、みんな忙しいから。なかなかタイミングが合わないから。
佐藤 いや、合わせるし。マネージャーさんにスケジュール空けてもらうし(笑)。
菊池 逃げられませんよ、中島さん(笑)。
菊池 ちなみに、オレは「行きたい」と言われたら「別にいいよ」っていうタイプだから。うちにはジャニーズ仲間をはじめいろんな人が遊びに来るんだけど。中島の家に遊びに来るジャニーズ仲間っているの?
中島 いや、いないかも。え、皆は同期とか後輩、家に入れているの?
佐藤 入れてる、入れてる。遊びに来たジャニーズ仲間に料理とか作って振る舞ったりもしているし。聡ちゃんもそうでしょ?
松島 ……(無言)。
佐藤 え、聡ちゃん?
松島 あの、入れる予定はあるんですよっ。ただ、あの、スケジュールが合わなくて。なかなか実現できていないっていう。
佐藤 ケンティーかよっ(笑)。
菊池 打ち上げ、松島の家でやるのもアリかもしれないなぁ(笑)。
――はははは!! この楽しい会話からもグループの雰囲気がいいことが伝わってきますが、皆さんが今感じているメンバーの魅力についても聞きたいなと。もしも、自分がプロデューサーだったら、メンバーのどんな魅力にスポットを当て、世間の多くの人たちに伝えたいと思いますか?
菊池 魅力かぁ。勝利に関しては『VS魂』で見せるような顔をもっと知ってもらいたいかな。ちょっと後輩で、年下で、イジられる感じ。なんか親近感がわくじゃん。勝利もおもしろいことが好きだし、そういう柔らかいところが伝わればもっともっと好きになってもらえる気がするんだよな。
松島 僕がプロデューサーだったら、風磨くんのためにお酒を飲みながらラフに会話するような番組を作りたいな。基本的に裏表がない人だけど、やっぱり僕たちしか見ることができない風磨くんの顔もあって。それを皆にも見てもらいたいっていうか。
佐藤 どんな内容にする?
松島 風磨くんの家みたいな場所に毎回ゲストが来るの。ピンポーンって。
佐藤 その番組、もうすでに存在している気がするんですけど(笑)。
松島 で、会話しながら女優さんを泣かせちゃう、みたいな。
佐藤 え、どういうこと⁉
松島 優しすぎて♡
佐藤 あ、その風磨くん出しちゃうんだ♡
菊池 視聴者困惑するだろ、それ(笑)。
佐藤 ケンティーはすでに魅力がちゃんと世間に伝わっている気がするから。自分のやりたいことを100%、思いきり全力でやれるYouTubeとかいいんじゃないかな。
松島 今、やりたいこととかあるの?
中島 そうだなぁ。あ、あれやりたい。ゲストを招いて一緒にドライブする番組。
佐藤 まさかのほっこり系(笑)。自分が監督になってショートムービーを撮るとか、それを世界に発信するとか、もっととがったアイディアが出てくるのかと思ったよ。
松島 で、そこでもまた中島さんが助手席の女優さんを泣かせるっていう(笑)。
中島 なんでだよ(笑)。そういう松島はですね、意外とマーベル系の映画にすごく詳しかったりするので。マーベル作品のアンバサダーを務めるとか、いや、いっそ出演しちゃうのがいいかもしれない。
佐藤 ケンティーが聡ちゃんに演じてもらいたいと思うキャラクターは何?
中島 スパイダーマンかな。なんか、身体能力の高さ的にもハマりそうだなって。
菊池 もしかしたら、オファーくるかもしれないぞ〜! 鍛えとけ〜!
松島 押忍、頑張ります(笑)。
僕たちの夢はまだまだ続いていく
――最後に、念願のドーム公演を終え、勢いを増すばかりのSexy Zoneが今どこを目指して突き進んでいるのか。これからの夢や目標について教えてください。
佐藤 ドーム公演という一つの夢は叶えたけど、そこで終わりではなくて。今回だけでなく、これからも続けてドーム公演ができるように力をつけたい思いもあるし。
中島 東京と大阪だけでなく、また違うドームのステージにも立ってみたいよね。
菊池 今回のこの特集にも“ネクストドリーム”っていうタイトルをつけてもらっているし、最近は周りからも新しい夢を聞かれたりするんですけど……。確かに一つの夢は叶った、でも、そこでその夢は終わりではなくて。まだまだ続いていくし、全然これからって感じなんですよ。
――これからもいい関係で走り続けるために大切にしたいこと、ありますか?
松島 やっぱり、信頼することなのかな。
中島 そのために必要なのがリスペクトで。
菊池 あとはやっぱり責任感を持つことだよね。自分がジャニーズであり、Sexy Zoneのメンバーである、その自覚を持つことで、生活もプライベートも仕事と向き合う姿勢もすべてが変わると思うから。
佐藤 夢は僕たちだけのものではない。それはドーム公演を通して強く感じたこと。だからこそ、まだ叶えることができていないいくつもの夢をこれから一つずつ叶えていきたい。応援してくれる人、支えてくれる人、僕たちと夢を共有してくれている皆に少しでも多くの笑顔を届ける。それもまた、僕たちの大きな夢であり目標なんです。
Profile
●さとう しょうり 1996年10月30日生まれ、東京都出身。『VS魂 グラデーション』(フジテレビ系)、ラジオ番組『VICTORY ROADS』(bayfm)に出演中。
●なかじま けんと 1994年3月13日生まれ、東京都出身。『中島健人の今、映画について知りたいコト。』(WOWOWプライム)出演中。Huluオリジナル『Concordia(コンコルディア)』が2024年、世界同時放送&配信予定(日本ではHuluで独占配信)。
●まつしま そう 1997年11月27日生まれ、静岡県出身。PEACH JOHN「グッドスリーピィパジャマ」のCMに出演中。静岡県「しずおか元気旅大使」に就任。
●きくち ふうま 1995年3月7日生まれ、東京都出身。『連続ドラマW ギバーテイカー』(WOWOWプライム)が1月22日から、ドラマ『隣の男はよく食べる』(テレビ東京系)が4月から放送開始。
Profile
●せくしーぞーん 2011年、平均年齢14.4歳・歴代最年少グループとしてデビュー曲がオリコン初登場首位記録。ラジオ番組『Sexy ZoneのQrzone』(文化放送)出演中。
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2021年、結成10周年を迎えるSexy Zone。全員が「決して平坦ではなかった」と語る道のり、それをともに乗り越えてたどり着いた場所。10周年という大きな節目を目前に彼らは何を思い、何を感じ、何を語るのだろうか?数字をキーワードにひもとく、5人の個性、グループの魅力、Sexy Zoneの"今"、そして"これから"。