撮影が行われたのはドラマ『過保護のカホコ』のクランクアップ直後。ちょっぴりお疲れかと思いきや、メイクルームからはお気に入りの洋楽に合わせてのびのび歌う美声が漏れてきた。
今年は『帝一の國』や『ひよっこ』など出演作がヒット。デビュー4年で国民の彼氏と呼ばれるほどブレイクした。
「とにかく素直に一生懸命やってきた4年間だったので、つらかった記憶はないんです。映画やドラマって見た人を元気にすることができるじゃないですか。『仮面ライダードライブ』を見て『俳優になりたいと思いました』というお手紙をもらったことがあったんです。そういう誰かのモチベーションの一部になれるってすごいうれしいし、演技が好きという気持ちは変わってません」
現在は肉体改造をしてドラマ『陸王』の茂木役を熱演。スポーツ経験者として、「しっかり陸上選手に見えて感情移入してもらえるように、細かいところまでリアルに演じたい」とアツく語る。
「正直、お芝居についてはまだ思うようにいかない部分も。うまい人って隙がないし、いろんなことに反応しているんですよね。でも“気持ちで見せる”ということは負けないつもり。自信も少しずつ出てきたので、もっと経験を積んで研究していきたいです!」
俳優として見据える理想像を尋ねると「国民的俳優」という壮大な目標が。
「『日本の俳優といえば竹内』と言ってもらいたいし、40歳までにはマーベル作品にも出たい! 性格も雰囲気も誰かに似ているとあまり言われたことがなくて、そこは自分の強みだと思っています。今の自分をいいと言ってくれる人の期待を裏切らないように、求められる人で居続けたいです」