釣りや写真、最近では海外ドラマの『ウォーキング・デッド』にハマっているという、多彩な趣味を持つ中川くん。映画『スクール・オブ・ロック』に影響を受けて小学6年から2年間ドラムを習っていたこともあるそうで、出演映画『坂道のアポロン』ではジャズドラムに青春を捧げる千太郎役をエネルギッシュに演じている。
「『映画でこの曲を演奏します』と言われた時は『めっちゃカッコいいじゃん!』と思ったんですけど、よくよく冷静になったら不安で……。昔習っていたことも生かせたけど、ジャズドラムはスティックの持ち方もリズムも全然違うのでなかなか無謀な挑戦でした(笑)。だけど練習はまったく苦じゃなかったし、とにかく楽しかったですね。知念(侑李)くん演じるピアノを演奏する薫とのセッションシーンでは、お互いにパッと同時に目が合う瞬間がうれしくて、キュンキュンしちゃいました」
気を許した瞬間、一気に本来の人懐っこい性格が出るらしく、長崎県や大分県で行われた1か月半にわたる撮影でも、スタッフやキャストとオフを満喫したんだとか。
「とにかくごはんがおいしくて、気づいたら知念くんと5日間連続焼き肉を食べていたなんてことも。(小松)菜奈ちゃんが持ってきていたUNOで盛り上がったり、駄菓子屋で買ったバドミントンセットで遊んだり、地元の方に道具を用意していただいて休みの日に一日中、監督たちと釣りをしたことも。プロデューサーからは『遊んでいないでドラムの練習もして』と怒られました(笑)」