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2020.06.23更新日:2024.05.18
吉祥寺SEATAからひたちなかのROCK IN JAPAN FES.まで、マメに現場に参戦していたハロプロファンのノンノモデル、新木優子。今はどんな風にヲタ活を楽しんでいるのでしょう? 「おうちでハロプロを楽しむ」をテーマに、3回にわけて優子ちゃんのインタビューをお届けします。ハロプロを大好きなあなたも、まだハロプロ沼のほとりにいる方も、ぜひご覧ください。
おうちで沸いたー!
ハロプロライブ映像作品厳選5本
まずは現場の熱量がパッケージ化されたライブ映像作品から。優子がよく見ているものや、現場で実際に見て印象的だったものから選んでもらいました!
この公演はハロプロ20周年プレミアムというタイトルだけに、とにかく豪華! 豪華の一言。オープニングからいきなり辻希美さん、加護亜依さんによる辻加護復活! 2人のユニット、W(ダブルユー)の「ロボキッス」で始まったんです。ノンノ読者にも辻加護世代は多いですよね。「I WISH」での加護さんの涙と、寄り添う辻さんの姿には思わず涙……。
そしてこの日のゲストといえば、やはり2015年に卒業し、アメリカに留学していた鞘師里保ちゃん。私がモーニング娘。によりハマっていくきっかけとなったメンバーでもあり、そのころの不動のエースでもあり。鞘師ちゃんが登場した瞬間、会場に地鳴りのような歓声が響いて。会場中の「待ってました!」と言わんばかりのあの歓声を聞いたら、いろいろなものを10代の頃から背負っていたのかな、なんて考えたりも……。
選曲もすごく良くて、久しぶりに再会できたファンに向かって言ってくれているような『愛しの君へ』という歌いだしで始まる「Only you」、鞘師ちゃんエース時代を象徴する「One・Two・Three」というメドレーで。さらに周りでは当時の仲間であり、今もグループを引っ張る9期から11期までのメンバーが踊っていて。その後の新垣里沙さん、道重さゆみさんという歴代リーダーの登場と圧倒的な存在感もすごかったし、現役とOG一体となっての華やかな「Fantasyが始まる」まで、終始感極まっていました。
ついついモーニング娘。’19の感想ばかりになってしまいましたが、この公演はこのあと2019年夏にデビューすることになる、BEYOOOOONDSも強く印象に残っています。CHICA#TETSUと雨ノ森 川海というグループ内グループの色の違いや、メンバー一人一人の個性が際立ってきているなあ、勢いがあるなあと感じました。
とにかくこのライブは、全編にわたって見て、感じて欲しいスペシャルな公演です。
ひなフェス2019の一部公式ライブ映像はこちら
<ちょこっと解説>
「ひなフェス」はハロプログループ総出演のフェスで、通常毎年春に行われている。「モーニング娘。‘20プレミアム」「アンジュルムプレミアム」のように、各公演にグループ名等がついており、公演名に名前の入ったグループはいわゆるヘッドライナーのような立ち位置に。ヘッドライナーを務めると他より長く持ち時間があるので、そのグループのライブをある程度しっかり見られる+他のグループのパフォーマンスも見られるとあってお目当てがいる場合は満足度が高い。また、抽選で決まるソロやシャッフルユニットコーナーなどの特別な企画も。「モーニング娘。が最近好きで、他のハロプログループもちょっと気になっている」という人や、ハロプロのライブは初めてという人におすすめのフェス。
これは2019年の夏、どれだけ見たかわからない一枚。移動車の中ではずっとこれを流していました。それぞれのメンバーをフィーチャーした「十人十色メドレー」があって、個々の良さをじっくり見られるところが好きです。「この子ってこんな声でも歌うんだ!」「こんなダンスもできるんだ!」みたいに、新たな発見もあって。特に勝田里奈ちゃん(2019年9月卒業)の「好きよ、純情反抗期。」が最高。そのあと「臥薪嘗胆」、「ドンデンガエシ」、「大器晩成」と盛り上がる曲を畳みかけてくるんですが、「アンジュルムの時代にするぞ!」という気合いを感じて見ていてすごく楽しいし、ついて行きたいと思うライブです。
このライブでの「カクゴして!」が大好きなんですけど、まさにアンジュルムが「これが私たちだ!」という自信を持ってパフォーマンスしているのが伝わってくるんですよね。お仕事で現場にいられなかったのが本当に残念でした。それぞれの個性を生かしたバラバラな衣装も大好き。この年のロックインジャパンを見に行ったときにこのツアーの衣装を生で見ることができて、思わず「嬉しい!」とメンバーの皆さんに伝えたほどです(笑)。
十人十色+ファイナルの一部公式ライブ映像はこちら
昨年リリースされた「『ひとりで生きられそう』って それってねえ、褒めているの?」が話題のJuice=Juice。このツアーのセットリストは「キュート」、「セクシー」、「クール」とテイストごとの3ブロックに分かれていて、最後に「Juice=Juice」というJuice=Juiceのライブ定番曲が続くブロックで締めるという構成。カッコいいイメージが強いJuice=Juiceの、いろいろな表情が見られる一枚です。稲場愛香ちゃん加入後、初の武道館でもありますね。
このライブでは、前年に加入した段原瑠々ちゃん、梁川奈々美ちゃん(2019年3月卒業)の2人のパフォーマンスが個人的に特に見どころだなと思います。やなみん(梁川さんの愛称)は可愛らしいイメージだったけれど、歌声も強くなって色っぽさも出て。瑠々ちゃんは逆にカッコいいパフォーマンスが印象的だったのですが、それがさらにパワーアップした上に、甘い表現も加わって。
私はやなみんを推していたんですけど、プロ意識が高く、若くても「らしさ」を確立していたり、影の努力は一切見せずに毎回進化したパフォーマンスを見せてくれるところが好きでした。もともとの所属であり、2017年からはJuice=Juiceと兼任していたカントリー・ガールズのイズム、ももちイズムも感じます。
各ブロックでのおすすめ曲は、「キュート」からは「Borderline」、「セクシー」からは「裸の裸の裸のKISS」、「クール」からは「Fiesta! Fiesta!」、「Juice=Juiceブロック」からは「GIRLS BE AMBITIOUS」。Juice=Juiceはこれから宮本佳林ちゃんの卒業と、元こぶしファクトリーの井上玲音ちゃんの加入が控えています。これまでグループを中心となって支えてきた佳林ちゃんの卒業はとても寂しいですが、れいれい(井上さんの愛称)はこぶしでの推しだったこともあり、加入してどんな化学変化を見せてくれるのか楽しみです。
Juice=Juice 2018年夏「禁断少女」ライブ映像はこちら
※TRIANGROOVEはハロプロ公式Youtubeにライブ映像がないため、同年の同メンバー構成のライブ映像のリンクとなります。
私がすごく大好きだった、2020年3月に解散してしまったこぶしファクトリーと、ほぼ同期のつばきファクトリーの2組の対バンライブ。タイトルの「KOBO」は2つのグループ名に共通する「ファクトリー=工房」(どちらも先輩グループであるBerryz工房の意思を継いでいくグループに、という意味でつけられたもの)と、まさに「攻防」のようなライブ構成であることのダブルミーニングです。
このライブはまさに、この2組にしかできない内容で、会場にいてすごくワクワクしたんです。特にメドレーで、それぞれの持ち歌を先攻、後攻みたいに出し合って、一つのグループが歌っている後ろでもう片方のグループが腕組みしたり仁王立ちしたり、ときには一緒に踊ったりして出番を待っているところ。本当に攻防という感じで表情も作りこんでいて、スタンバイ中のグループを見るのも楽しかった。お互いの曲をシャッフルしたり、デビュー前にメンバーが所属していた「ナイスガールトレイニー」と「ハロプロ研修生」それぞれの曲をそのメンバーで歌っていたのも胸熱でした。
このライブで特に引き込まれたのは、つばきファクトリーの岸本ゆめのちゃん。こぶしの曲を歌うときも、こぶしっぽさに自分らしさも入れていてアレンジ力が素晴らしかった。それでいて周りから浮かないバランス感覚もすごいなあって。実はこの2組には選考過程を映像で追っていた、モーニング娘。の9期、10期、11期のオーディションで落選してしまったメンバーが多くて。個人的に思い入れが強く、このライブはどうしても行きたかったライブ。生で見られて本当に良かったです。
こぶしファクトリー&つばきファクトリー「KOBO」の一部ライブ映像はこちら
MY VISION、モーニング娘。のライブの中で一番好きなんですよ。道重さゆみさんというレジェンド的先輩が卒業、そのあとエースの鞘師里保ちゃん、そして歌でも精神面でもメンバーを支えていた鈴木香音ちゃんの卒業。大きな出来事が続いて、そんな中で加入してきた新メンバーの12期がいて。いろいろな不安があった中で、やっと落ち着いてそれぞれが輝けるようになった感じを受けたのがこのツアー。今の新しいモーニング娘。に繋がる、最初の道筋がこのライブから形作られてきたような気がします。
まだ揺れ動く不安、儚さみたいなものまでが、ある意味プラスになって強みになっていて。衣装も可愛いし、メドレーに一番後輩の12期以外はソロがあるのもとてもいい! モーニング娘。はわりと歌割が固定されがちなので、普段パートが少ないメンバーにも見せ場があるのは嬉しいです。それぞれが自分の曲をしっかり表現していて、アクロバットもあったりして見どころがたくさん。
ライブでのメドレーのつなぎが、ハロプロは毎回とても素晴らしいんですけど、このメドレーもすごく良くて。特に工藤遥ちゃん(2017年12月卒業)から佐藤優樹ちゃんへのつなぎが好きですね。ぶつ切りなメドレーじゃないから、次の曲に行くときに「あっ、まだ歌ってほしいんだけどな……」ってならずに、すぐに次に切り替えられるんです。このライブも現場にいなかったライブで。まだこの頃は、あまり現場に行くとハマりすぎてしまう……と思っていた時期ですね(笑)。
モーニング娘。‘16秋ツアー「MY VISION」一部ライブ映像はこちら
こうしてみると、私はソロメドレーがあったり、メンバーのいろいろな表情が楽しめる構成のライブが好きみたいです(笑)。たまたま2018年の公演が多いのもびっくり。でも、どのグループもここ最近の公演でも印象深いシーンはたくさんあるし、灼熱のロックインジャパン、グラスステージで歌うモーニング娘。’19も忘れられない。5本に絞るなんて難しすぎましたが、私の元気の源、ぜひご覧ください。(新木優子)
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