加藤清史郎と、渋谷の展望台デート気分を味わう♡【連載「今月の彼氏」ウェブ限定版】

毎月、人気の俳優さんとのデート気分が味わえる人気連載「今月の彼氏」。今回のお相手は、１歳１か月から数々の作品に出演している加藤清史郎さん。本誌に掲載しきれなかった展望台デートの未公開カットを、web限定インタビューとともにお届けします♡

デートで訪れたのは、229mの高さを誇る渋谷の展望施設「SHIBUYA SKY」。遮るものが一切なく、360度見渡せる東京の街並みは絶景！ 子どもの頃からよく渋谷には来ていたという加藤さんも、「大きいと思っていた109やタワーレコードのビルたちが小さく見えてびっくり。言葉では言い表せないくらいでした（笑）」と、楽しんでくださったようでした！

―― もしも渋谷でデートするなら？

「SHIBUYA SKYがある渋谷スクランブルスクエアやMIYASHITA PARKとかなど、新しい建物がどんどん増えていますよね。いろんなお店があるので、ショッピングをしながらめぐるのも楽しそう。あとは、原宿までお散歩するのもいいです。公園通りの坂を登ってNHKを横目に見ながら代々木公園を通って原宿に抜けたり、また別のルートを辿ってみたり。散歩するにはちょうど良い距離だし、のんびりデートするのも楽しいと思います」

―― 加藤さんは高校時代にロンドン留学をされていたそうですが、もしも好きな人にロンドンの街を案内するなら、どこに連れて行きたいですか？

「街の雰囲気が大好きな、コヴェント・ガーデンという地域です。クッキー屋さんや洋服屋さん、コスメショップやカフェ、レストランが並んでいるのですが、ちょっとした屋台も出ているので歩いているだけで楽しいです。あとはミュージカルがたくさん見られる劇場地区のウエスト・エンドもおすすめですね。見たことのあるような有名な作品がたくさん上演されていルシ、イルミネーションもキラキラしていてすごくきれいなんです。僕が留学した理由の一つがウエスト・エンドでミュージカルを見ることだったので、ぜひ案内したいです」

―― そんな加藤さんの好きなタイプは？

「大前提として、落ち着く人です！ 一緒にいてドキドキしすぎても疲れてしまいそうだし、お互いに楽な気持ちで過ごせる安心感のある人がいいです。あとは笑顔が素敵な人ですね。僕、笑顔フェチなんです（笑）。くしゃっと笑ったり、大口を開けてあっはっはって爆笑している人が好きで。もちろん誰もが最初からそのようになれるわけじゃないけれど、打ち解けあった時にお互いが恥ずかしがらずに爆笑できる関係性でいられるのが理想です」

―― 加藤さん自身は人見知りですか？

「人見知りはしません！ いろんな人と話をするのが好きですし、誰とでも打ち解けられる気がします。ただ、僕は一度寝るとなかなか起きられなくて…。ロケバスの中で寝ている時も、マネージャーさんから肩をぽんぽんされたくらいじゃ全然起きないので、体を思いきり揺すって起こしてもらっています。よく布団を剥ぐとかいうけれど、僕の場合は敷布団を剥がさないと起きないタイプなので、そこは僕のダメなところです（笑）」

2022年は５月からミュージカル『るろうに剣心　京都編』に出演し、瀬田宗次郎を演じるほか、今後も出演作が相次ぐなど、俳優としてますます飛躍の年となりそう！ ３月23日（水）夜10時〜放送の大分発地域ドラマ『君の足音に恋をした』について聞いてみました。

―― １歳からお芝居の世界にいる加藤さん。お芝居のどんなところが魅力なんですか？

「このお仕事は常に新しい出会いがあり、そこが楽しいから続けているんだと思います。似たような役だったとしても、一つとしてまったく同じ役はないですし、監督も違えばキャストの皆さんやスタッフの方たちも違う。常に新鮮さのある仕事だなと思います。単純に楽しくて続けているだけなので、むしろもっと仕事という意識を持たないといけないなと思っています」

―― 大分発地域ドラマ『君の足音に恋をした』では大分県の日田市で撮影を行なったそうですね？

「撮影が終わって東京に帰る時に、マネージャーさんと“帰るのさみしいな…”と言い合ったくらい、自然豊かな環境や人、すべてが大好きになりました。それこそ渋谷とはまったく違って、夜の19時には駅前でも歩いている人がほとんどいなくなるような静かなところ。日田で有名な三隈川は本当にキラキラしていてきれいでしたし、その場にいるだけで癒されました」

―― 日田市での思い出深い出来事はありましたか？

「印象的だったのは、撮影の合間に散歩をしていたら、道を歩いていたおじいさまに突然声をかけられたことです。ケータイを差し出して“これはどうやって使うんだ？”と尋ねられたので、メールの送り方などを一生懸命説明しました（笑）。東京にいるとそういう出会いはあまりないじゃないですか。すごく楽しい経験でした。僕が演じる小林大樹というキャラクターは、親の事情で東京から日田に引っ越す高校１年生なのですが、日田の自然や食、人との出会いによって、大人ぶっていた彼が等身大の少年らしさを取り戻していく物語です。僕も滞在中は、地元の方たちとの温かい交流を経て、大樹と似たような感覚を覚えました」

―― 高校３年間をロンドンで過ごした加藤さんとは、まったく違う青春ですね？

「ドラマの中で、茅島みずきさん演じる工藤美咲と川沿いを自転車で登下校するシーンが出てくるんです。そういう青春は僕にはなかったので、疑似的ではありましたけど、これまで経験したことのない青春を味わえてうれしかったです」

―― 同世代の読者に、ドラマの見どころを教えてください！

「大樹が日田に行って変わっていくように、環境が変われば人は変わることができると思っています。もちろん日田の魅力を知っていただくことが大前提ではありますが、このドラマを見ればきっと、大きく環境が変わった先でひたむきに生きる大樹に勇気をもらえるはず。何かに悩んでいたり、自分を変えたいと思っている人にはぜひ、見ていただきたいと思います！」

▶『今月の彼氏。』の過去記事はこちら

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2022年５月号掲載