コロナ禍で暇だったので早めに就活をスタート!
「家族がマスコミ業界で働いていたので、小さい頃から興味があり、早く業界のことを知りたかったんです。また、コロナ禍で時間を持て余してるくらいなら、早めに就活をしようという考えで、大学2年から就活を始めました。でも、スタート時は何も分からずに、とりあえずインターンをしてみようと、思い出せないくらいの数の会社に応募。マスコミ業界は、他の業界と比べて、機材を触ることができたり、グループワークをしたりと実際に体験できる内容が多く、楽しいと感じたので、試験を受けるのもマスコミ業界に絞りました。でも、コロナ禍の中、オンラインのよさも感じていて。OB・OG訪問では、手土産がいるか考えなくていいし、先輩方も仕事終わりに自宅からつないでくださったり。オンラインだからこそリラックスしてお話しできたのかなと思ってます。あと、インターンや説明会もスケジュールを詰め込みすぎてたし、選考も各地に行って面接を受けないといけなかったかもしれないので、私のような就活のやり方はオンラインじゃなかったら倒れてたかも(笑)」
予想外の質問でも慌てずに手持ちのネタを応用すると◎
「マスコミ業界だからか、ひとくせある試験が多くて、ESは番組企画を考えるとか、動画選考は“ことわざを使った自己PRにしてください”とか。面接では“面接の順番はトップバッターか一番最後か、どちらがいいと思うか”という質問も。想像もしていない質問をされた時は、聞かれたことだけ答えていてはなんのアピールにもならないので、自分に寄せて考えてました。私の場合は、部活で取り組んでいた吹奏楽や大学で勉強していることなど、どう聞かれても使うぞと決めたネタを自分の中でいくつかストック。質問された内容に合わせてネタの切り口を変えるだけで乗り切れました」
何十年もいる会社を選ぶ第一歩。未来が変わると思って!
「内定をいただけたのは1社で、自分の希望していた、地元のテレビ局の技術職採用です。でも、全国放送のお仕事にもやはり憧れがあって。東京のキー局の後期採用を受けるか迷いました。悩んだ末、内定企業で働く未来に魅力を感じ、就活を終えることに。就活は、転職しない限りは何十年も勤める会社を選ぶものだと思うので、本当に約1年真剣に取り組むことで未来が変わるんですよね。今だけだと思って、つらくても頑張り抜いてよかったです」