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【INI】記念すべきINI初の京セラドーム公演の様子を1万字超え詳細レポート!

【INI】『INI 2ND ARENA LIVE TOUR [READY TO POP!] IN KYOCERA DOME OSAKA』初日の様子を詳細レポート!

大人気のグローバルボーイズグループ、INIが2023年に行われた自身最大規模の全国7都市アリーナツアー追加公演として、初のドーム公演を開催。2月24日(土)、25日(日)の2日間で7万人を動員。ツアー全体では20万人を動員しました。

ノンノも24日の公演を取材に大阪へ。恒例の1万字超え公演レポートをお届けします!
INIバックステージでの集合写真
©LAPONE Entertainment

巨大スクリーンが開き、炎と共に11人が登場!『SPECTRA』と『Rocketeer』でエンジン全開に

オープニングでメインステージに登場したINIの11人
©LAPONE Entertainment
ゲーム風のVCRが流れ、メインステージ上の巨大なスクリーンが中央から開くと一列に並んだINIのメンバー11人が登場!スクリーンは「READY TO POP?」の文字と共に11分割され、それぞれの表情が映し出されます。
「Welcome to our show! ぶち上がる準備はいいですか? Make some noise!」という煽りから、『SPECTRA』がスタート。1曲目から火花の特効もくり出され、ドーム全体の熱気がグンと上昇。
西洸人さんの「京セラー!」という叫びと共に、デビュー曲である『Rocketeer』に続きます。3.5万人のMINIによる「Rocket launch!」の声は、迫力たっぷり。メインステージの真ん中がせり上がってのダンスブレイクでは、大歓声によってメンバーのボルテージが上がっていくのを感じました。
続く『MORE』は2ND ALBUM『MATCH UP』に収録された新曲で、この日が振り付けを含め初披露。佐野雄大さんが「君を待つ“こっち”」と囁くパートでは、会場から悲鳴が上がりました。

3曲を終えて、最初のMCタイム。

木村柾哉さん「京セラドームー!盛り上がってますかー!やばいきちゃったよーみんなありがとう!じゃあ改めまして挨拶しましょうか。せーの!」
INIメンバー「Log in to us!INIです!よろしくお願いします」

とお決まりの挨拶をした後は、それぞれ「ありがとうー!」「うわー!」「すごいぞみんな」「おーい!」「上までしっかりペンライトも見えてるから!」「配信もありがとうね!」とMINIと各々コミュニケーション。そして1人ずつ、最初の挨拶を行うことに。

許豊凡「みなさんこんにちは、フェンファンです!京セラきました!世の中にね、無限にあるこの三連休の過ごし方の中で君たち最高の一つを選んでくれました!最後まで楽しんでいきましょう!」

後藤威尊「後藤威尊です。MINIー!京セラが一番盛り上がれるよな!INIー!今日が一番盛り上がれるよな!最高な1日にしましょう!」

尾崎匠海「京セラきたぞー!尾崎匠海ですよろしくお願いしまーす!」

西洸人「みんなー盛り上がってますかー!気持ちいい、もう気持ちいい。だけどね、今日はもっともっと燃え尽きたいと思いますので、よろしくお願いします」

田島将吾「田島将吾でーす。京セラドーム!みなさん、汗かいてくださいよ僕たちと一緒に。最後までびちょびちょになって帰りましょう今日は。外寒いんで。最後まで盛り上がっていきましょう、お願いします」

木村柾哉「はーい柾哉でーす!京セラきちゃったねマジで。やばいです見渡す限りMINI。めちゃくちゃ嬉しいです!みなさん最後まで盛り上がれますか!今日は座る暇なんて与えませんから盛り上がっていきましょう」

松田迅「イエーイみなさーん。来たぁ。きたきたきたきたぁ!もうこっからの景色、めちゃくちゃ綺麗ですよみなさん。ありがとうございます本当に来てくれて。嬉しいでーす!今日INIとみんなで、京セラドームぶち壊しましょう。よろしくお願いします!」

池﨑理人「みなさーん!池﨑理人でーす!お待たせー!(ずっと手をぱちぱち叩きながら)マジで、もうね、見えた瞬間から泣きそうだったんですけど、もうやばい、叫びたい気分です。叫んでもいいですか?ビューティフォォォォ!よろしくお願いします」

藤牧京介「京介でーす!MINIのみんなのおかげで京セラ立てたよ、ありがとーう!あのね、去年『READY TO POP!』ツアーで毎回やってたことがあって。それとは別バージョンやりたいんですけどいいですか?“良いお年を”って言ってたんですよ。だけど今回はこうやってMINIだけのライブ今年初じゃないですか。“あけおめ”言ってもらってもいい?ちょっと遅れたけどね。せーのって言ったらあけおめって言って。せーの!(MINI渾身の「あけおめー!」)ことよろー!」

髙塚大夢「はい、みなさんこんにちはー!髙塚大夢です!あの先日はね、ちょっと体調崩しちゃって、みんなに心配かけたんですけど、もう全然大丈夫です。声出せます。聞いてくれますか?(マイクをずらして)盛り上がっていくぞー!よろしくお願いします!」

佐野雄大「今日はみんなの走馬灯の1ページに刻めるくらい最高の日にしましょうー!(メンバー、走馬灯の1ページという表現に「新しい」とざわざわ)よろしくお願いします!」

メンバー全員が挨拶したところで、髙塚さんから、今回の京セラドームのために新しく準備した曲が色々あること、世界中に配信されていることが明かされます。

そして4曲目『Password』へ。ここで花道へメンバーが歩き出し、センターステージへ。サイドの花道も使って、広いドームの空間を掴みに行きます。11人のメンバーだけでドームを支配し、ダイナミックなパフォーマンスで魅せるのがさすがです。
続いて池﨑さんが「おい京セラ、これがなんだかわかるかー?持ってきたぞー!」と叫ぶと、MINIが待ちわびていた曲『Shooting Star』がスタート。大歓声が上がります。
センターステージのさらに前に続く花道に、松田さんを先頭に飛び出すと、そこでパフォーマンス。曲終わりには銀テープも飛び出し、ドームが高揚感に包まれました。

ステージをキックボードで走り回り、田島ワールドなクイズ開催、3.5万人のなんでやねんも飛び出したピースフルなブロック

チェックやリボンが可愛いらしい2着目の衣装でパフォーマンスするINI
©LAPONE Entertainment
キュートなVCRの流れから『YOU IN』、そして初披露となった池﨑さん、藤牧さん作詞参加曲の『Ferris Wheel』へ。このブロックはリボンやチェック柄など、どこかスクール風の衣装でした。そしてメンバーの後ろに登場したのは、それぞれのメンバーにまつわる装飾が施されたキックボード!メンバーが『We Are』を歌いながら縦横無尽に花道を駆け回る中、キックボードのボード部分に体育座りのように座ってハンドルにつかまりながら花道を進む木村さんに目がいきました。

ここでメンバーは前半組と後半組に分かれてMCタイムに。キックボードで颯爽とメインステージに戻り、ステージ裏に続く階段を下るメンバーに向かってMC組から「素になるな素になるなそこで」とツッコミが入ると、一番最後にステージを下る田島さんは、キックボードを軽々と抱えながらニコッと爽やかな笑顔を残していきました。

MCは、池﨑さんのキックボードの波の装飾の話から、キックボードがメンバーそれぞれに合わせてデコレーションされている話に。そこから「てか聞いて。リハでさ、このカゴにさ、犬が乗ってたの」と今はなにも乗っていない空のかごを指差す藤牧さん。

藤牧「リハで俺がふざけて『これ誰かにプレゼントしちゃうぞー』とかやってたらいなくなってた!本番前に『京介さんそれはやめてください』『あー絶対やんないっすやんないっす』とか言ってて、本番きたらなかった!」

「本当にやりそうだと思われたんだ!」と盛り上がるメンバーたち。「でもここに申し訳なさそうにいるじゃん一応」と木村さんが指差す先を見ると、藤牧さんが足を乗せる部分に小さな犬のアップリケのようなものが。
一方、西さんは「俺こんな感じに思われてんの?」と自分の黒い羽根の装飾に言及。「かっこいいよ」「めちゃくちゃかっこいいよ」「そのまんまじゃん」とメンバーには好評の様子。他にも髙塚さんのキックボードにはハムスターが乗っていたり、佐野さんは白い天使の羽根だったり、田島さんはレゴだったという話に。リハでそのレゴが取れて、「そのレゴもここに入ってた!」と藤牧さんが自分の小さなカゴを示す場面も。

と、ここで木村さんが「変な話していい?」と、京セラのリハーサル終わりに、フェンファンさんと田島さんとご飯を食べに行った帰りの話を始めますが、その背後には花道を全力ダッシュで戻ってくる松田さんと田島さんの姿が。MC組交代、ということで、この話は「また今度話すわ」と強制終了。ドーム中の観客から「えー!」という声が上がりました。どんな話だったのか、めちゃくちゃ気になります、木村さん!

MC組が入れ替わると、田島さんが「ちょっと俺やりたいことあるんだよね。どこから来た人が一番多いでしょうかクイズー!」とクイズを始めます。「クイズ?」「そりゃ大阪や」など、次々ツッコミが入る中、田島さんは人数が多いであろう大阪と東京を除外して、4択を用意していると言い、1は韓国、2はシンガポール、3は北海道、4は沖縄という選択肢を提示。最初は1番多いところを当てるゲームと言っていたはずですが、ここで田島さんから「じゃあ2番目に多いのを当ててください」と謎のルール変更も!?
これを受けてフェンファンさんは韓国、松田さんと尾崎さんは沖縄、髙塚さんはシンガポール、佐野さんは北海道を選択。
韓国から来た人!と聞くと、会場のあちこちから「はーい!」という声が。すると田島さん、「よん!4人!」と言いきり、メンバーからは「数えてたの?」「もうちょっといるよ」とツッコミが。田島さんが「じゃあ韓国6人!」と決めると「たじくんの匙加減じゃん!」とさらにツッコミが入り、さらにゆるゆるムードに。

そうこうしているうちに、MC前半組も花道をダッシュで戻ってきて、クイズに参加。2のシンガポールに対してもあちこちから手が上がり、女性二人組やシンガポールと書いたスローガンが画面に映ります。これにはメンバーも「すごーい!」「ありがとう!」と大喜び。
しかしゲームを始めた田島さんは、メンバーが揃ったのを見て「ゲームは中断しようか」とマイペース。結局クイズを続けることになり、北海道から来た人を聞くと「体感100人」沖縄から来た人、と聞いたあとは人数には特に触れずに「ということで沖縄を選んだ迅が優勝でーす!」と田島さんワールド全開。松田さんが「じゃあ焼肉でも奢ってもらおうかな?」と聞くと「それは奢りますよ」と田島さん。松田さんも「ありがとうございまーすごちそうさまでーす!」とノリノリでしたが、尾崎さんも正解だったのでは……。とはいえ、ファンを巻き込んでのクイズ、メンバーもMINIもとても楽しそうでした。

そして田島ワールドに続いては、佐野ワールドが展開されます。

佐野「楽しんでますかー!じゃあ今思っている気持ち、なんでもいいので全員でせーのでぶちまけてください!行きますよせーの!」

(会場、思い思いに何かを叫ぶ)

佐野「はい何言っているかわかりませんでしたー!威尊!MINIのみんな、めちゃくちゃなんでも言ってくれる。なんか言ってもらいたいことってありますか?」

後藤「あれしかないよなあMINI。『なんでやねん!』て言ってほしい!なんかこの3万人以上の人からバチコーンてツッコまれたいです!」

ツッコまれたいという後藤さんに、「こんな圧のあるツッコミないもんね!」「じゃあボケないとね!」とボケを求めるメンバーたち。

後藤「誰がボケるの?」

佐野「いやつっこまれたい人がよ。タダで突っ込まれようなんて甘いすよ!」

後藤「じゃあ……一発ギャグくらいでいいですか?」

(他のメンバーは「一発ギャグ?」とざわつく)

後藤「じゃあ後藤威尊、得意なマニアックなモノマネで行きます。プライベートでの雄大のクセ!」

会場(おおー?と期待を膨らませる)

こちら、文章で書き起こせないのですが、後藤さんが佐野さんのモノマネを披露すると、メンバーは大ウケ。そして会場からは3.5万人の「なんでやねーん!」が!その圧を受けてステージに転がる後藤さんに「(ドラゴンボールの)ヤムチャの倒れ方すな!」とさらにツッコミが入ります。

後藤「気持ちよかったー!」

佐野「威尊が気持ちよくなって嬉しいんですけど、みんなまだまだまとまりがないかなあ」

藤牧「お前がまとまらないようにしてんだよ!」

佐野「まとまりが足らないんで、みんなちょっと声出しでアップしていきましょか!じゃあアリーナ、スタンド下段、スタンド上段とバルコニーのこの3つ分けで行くんで!呼ばれたらみんなおっきい声出してください。みんないけますか!」
と4つのエリアを上げたのに3つの区分け?と困惑するメンバーと会場をよそに進行する佐野さん。

佐野「まずアリーナァ!(イエーイ!)おおおおお!スタンドげだーん!(イエーイ!)おおおおおお!スタンド上段&バルコニィー!」
なんとスタンド上段とバルコニーは一緒の括りだったのでした。

佐野「今のであんだけでっかかったら、最後みんなで言ったらやばいんちゃいます?いきますよー最後にみんなでせーの!」

会場(イェーイ!)

佐野「最高。マジで今僕らパワーもらったんで、ここから後半もぶちかましていきましょう!」

そして「心が一つになったと思うので、次の曲、皆さんも一緒に歌ってくれたら嬉しいです。」というフェンファンさんの言葉で始まったのは『Runaway』。

センターステージから伸びた左右の花道いっぱいにメンバーが広がり、語りかけるように歌い継ぎます。途中、藤牧さんからの「一緒にハーモニーを作りましょう!」という合図で、MINIの合唱が。
指揮者のような手振りをしながら見守る田島さんをはじめ、マイクを座席に向けるメンバー、耳に手を当ててよく聞こうとするメンバーも。やがてINIの声がそこに重なり、MINIとINIの美しいハーモニーが京セラドームに響き渡ります。
尾崎さんが「京セラ、ついに本当にここまでこれました。MINIのみなさんのおかげです!楽しんでいきましょう!」と感謝を口にすると、曲はその流れのまま『STRIDE』へ。MINIとINIのハーモニーから『STRIDE』は、歌詞の内容を思うとグッときました。さらにしっとりと歌い上げる『Mirror』を経て、再びMCへ。

ここではメンバーの指示で、客席のライトスティックの色を変えてみようということに。

松田「僕が指示したらこの色が変わるらしいので、皆さんよろしくお願いします。赤になれー!(赤になると)白になっちゃってください!」

藤牧「じゃあ青になってもらってもいいですか?」

ここで木村さんから「虹色とかできるんですか?虹色になれ!」と指示が出ると、なぜか虹色でなく会場のスティックライトが点滅。すると木村さん「ちーがーうー!」と駄々っ子のように。周りのメンバーは「(スタッフさんも)頑張ってくれてるんだよ!」となだめます。

続いて松田さんから、ウェーブがスティックライトでもできるという話になり、一番左から行うことに。左から!との指示に、思わずMINIがいわゆる立ち上がって行うウェーブを起こすと、藤牧さんから「すごいけどこれはライトの力じゃない!」と鋭い指摘が。松田さんからの指示で、もう一度ライトを使ったウェーブを起こすことになると、これが成功。先ほどはならなかった虹色のきれいなウェーブが起こりました。これを見て、虹色にしたかった木村さんは「できんじゃん!」と喜んでいました。

そんな大盛り上がり&ピースフルなMCタイムの後に披露されたのは、『HANA_花』。メインステージのモニターだけでなく、センターステージの床もモニターとなっていて、花に包まれて歌っているような演出が素敵でした。続く『10 THINGS』の曲終わりには、ケミでカメラアピールをしてからステージを去っていきます。

ちなみにそれぞれのカメラアピールは

尾崎さん&髙塚さん メインステージまでダッシュ→腕立て伏せ
佐野さん&松田さん 2人で乾杯
西さん&後藤さん 西さんが後藤さんに何かを食べさせる
フェンファンさん&田島さん じゃんけん→田島さんがフェンファンさんをおんぶ
池﨑さん&木村さん&藤牧さん 3人でハートポーズ

でした。
INIによるHANA_花のパフォーマンス
©LAPONE Entertainment

『LEGIT』、『TAG』、メドレーも!迫力満点のステージに会場の盛り上がりも最高潮!

VCRの後、モニターが光ると11人のシルエットがドン!と浮き上がり、2ND ALBUMのタイトル曲である『LEGIT』へ。レザーやデニムなどちょっとハードな素材を効かせた衣装でゴリゴリにカッコいいダンス、続く『TAG』では炎も多数上がり、会場のボルテージも最高潮に。曲終わり、息が上がった音がマイクに乗るのもライブ感があってカッコよかったです!

続くMCでは、藤牧さんから「今回のアルバムは自分たちでいろんなチャレンジしたり制作に関わったりしているんですけど、噂によるとなんか今日、このMCタイムで特別なステージがあるらしいじゃない」という前フリが。

西「このメンバー制作に結構意欲的じゃないですか。でね、あの作ったものがあるんですよ。それをどうせならやりたいね、って。」

そして音楽がスタートすると、池﨑さん、西さん、佐野さんによるラップが!さらに田島さんも加わってリリックを披露しました。

そういえばこのスペシャルなステージの前に、一回水を飲もうとなった流れで、客席のみんなも飲もう、という話に。尾崎さんが「(ドームのルール的に)水って飲めるの?みんな」と問いかけると藤牧さんが「なめんなよMINIを!」とツッコミ。「違う違う飲めるってのは……お前さあ!」(尾崎さん、藤牧さんを小突く)「いったあ!破けちゃったほら!(元々ダメージで開いているパンツの一部を指さして)」というおざまきによる小競り合いもありました。

その後は、『Busterz』からDROP~BOMBARDA~Dramatic~CALL 119~Dramatic~Cardio~DROPのメドレーへ。11人が十字の花道に4〜5人ずつに分かれて次々曲を繋いでいく、ダンサブルでアガるしかないメドレーでした!

三輪車でフィールドへ。そして本編クライマックス『FANFARE』へ!

アイランドステージからメインステージを臨むINI
©LAPONE Entertainment
VCRを挟み、メンバーがバックステージにいるような映像に。どこから出てくるのか?と会場がざわざわし始めると、この日初披露となった、髙塚さんと田島さんが作詞に参加した『Dirty Shoes Swag』に乗って、三輪車でメインステージ裏から二手に分かれて登場!手を振りながらフィールドを走ります。そしてアイランドステージに辿り着くと、三輪車を乗り捨ててステージの上へ。
メンバー同士のじゃれ合いも楽しい『Do What You Like』、そしてこの日のMINIからINIへのサプライズスローガンを掲げるきっかけ曲だった『Let's Escape』を経て、MCへ。スローガンを掲げる客席に気がつき、藤牧さんが「なんかみんな持ってない?」と言うと、「あざざまーす」とアーニャのモノマネで感謝するメンバーも。(おそらく田島さんだったはずですが、記者席から遠く、見間違えていたら申し訳ありません!)

ここで木村さんから「センターステージに移動しようと思うんですけど、せっかく自転車で来たんでセンターステージまでレース的なものをしちゃおうかなと」という提案が。メンバーが左右に分かれてライン上に並ぶ中、木村さんだけ少し前に出ているのが上から捉えたカメラによって判明します。木村さんは「インコースとアウトコースのちょっと出るやつやん!」と言いつつも、ラインはそろえてスタート!
圧倒的にこぐのが速い松田さんと、それに負けじと続く田島さん、もはや寝っ転がりそうな体勢でがむしゃらにペダルをこぐ佐野さんもすごいスピードでMINIの間を走っていきます。優勝争いの結果、松田さんが勝利!

一方、藤牧さんと西さんは悠々と手を振りながら後方を走っていましたが、三輪車から降り、花道にあがったところで事件が。「反則!カメラで捉えてましたよね!なんか最年長二人がさあ!俺を引っ張りました!大人気ない!」とご立腹の藤牧さん。「このゲームフィジカルありです!」とルールの範囲内だと主張する木村さん。ところが西さんのタレコミで、リハでは藤牧さんが西さんを突き飛ばしたことも判明。また、1位を取った最年少・松田さんが「よゆう〜!」と独特な動きでお兄ちゃんたちを煽っていたのも、なんだか微笑ましかったです。

そんなほのぼのコーナーから一転、『INItialize』、『New Day』とパフォーマンスをたたみかけ、ついに本編ラスト曲に。

池﨑「次でラストの曲です!悔い無いぐらい声出して行こう!」

田島「皆さん、めちゃめちゃ愛を感じます!俺らもまだまだ皆さんに愛を届けるので、最後まで盛り上がっていきましょう!3、2、1、GO!」

熱い煽りから始まった曲は『FANFARE』。MINIの掛け声にも気合いが入ります!炎の演出と会場の黄色〜オレンジのスティックライトがシンクロして、盛り上がりは再び最高潮に。ラストには金テープが発射され、ここで本編が終了!
金テープが発射され、ボルテージ最高潮に達したINIの京セラドーム公演
©LAPONE Entertainment

アンコールではフロートが登場!ドームで聞くレミフラがエモーショナルすぎる!

飛行船型の2台のフロートに乗ってドームの外周を回るINI
©LAPONE Entertainment
『AMAZE ME』から始まったアンコールでは、尾崎さんがひらパーから持ってきてくれたという説も飛び出した(笑)、2つの飛行船モチーフのフロートで会場の外周へ。撮影OKタイムとなり、メンバーもファンサをしたり、もう1つのフロートとコミュニケーションを取ったり、押すと煙が出るフロートのボタンを押しまくったり、会場を今一度感慨深げに見上げたりと、それぞれがドームを堪能していました。

そして『HERO』に続いて流れた、INIの原点であるオーディション番組、『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』のテーマ曲『Let Me Fly』のイントロ。この日一番の悲鳴が上がったのはここだったと思います。これまでの思い出が一気に蘇ったMINIも多かったのではないでしょうか。
メンバーのトークでも、「懐かしい気持ちになりました。俺らオーディションから応援してきた方もいると思うし、最近(日プ2が)公開されていたじゃん?そこから知ってくれてる人もいるかもしれないから、ここで披露できて最高でした。」と木村さんがレミフラについて触れたり、松田さんが「レミフラのタオルを持ってくれてる人がいた!」と報告してくれたり。満員の京セラドームで聞くレミフラは、とてもエモーショナルでした。

締めくくりの挨拶では松田さんの涙も……。メンバー挨拶全文をお届け

火柱が上がるステージでパフォーマンスするINI
©LAPONE Entertainment
尾崎「本日はありがとうございました!京セラでこんなにたくさんの方に見てもらって、歌とダンスを、パフォーマンスを披露することができて、本当にこういう活動やってて良かったって思います。こうやってみんなに笑顔を与える職業につけていることを誇りに思います。そしてINIとして今活動できてることも本当に僕の誇りです。これからもINI、まだまだ上のステージに行くので、飛び越えてもっと大きなところでもやりましょう。ついてきてください!ありがとうございました!」

髙塚「みなさーん、遠くの方まで、みなさん楽しんでくれましたかー!(マイクを外して)『声聞こえたかー!』ありがとうございます。ずっとリハーサルの時から、この会場が埋まるって考えたら緊張しちゃうから考えないように考えないようにしてたんですけどこれだけ埋まって、皆さんのことをしいたけだと思ってやったらなんとか乗り越えられました!まあ冗談なんですけど、まさかこんなにたくさんの人の前でこうしてパフォーマンスできるなんて本当に嬉しくて。このステージがね、いいスタートになったらいいなってすごく思いました。これからもっともっとたくさんのいろんな景色をみんなと一緒に見ていけたらいいなって思いますので、これからもついてきてね。今日は本当にありがとうございました!」

田島「みなさん今日はありがとうございました。京セラドーム、やっぱり大きいですね。みなさんどうですか大きいですか?僕が小学生の時とかに、ドームのコンサートを見に行って、夢、ああなりたいなとか思って、こうやり始めて。想像上だったんですよずっと。けどやっぱり夢って自分の中で想像し続けていたら、なんかちゃんとこうやって叶うんだなって思います。それを今すごく実感しています。みなさん本当にありがとうございます。でも僕たちはまだまだなので、これからも応援よろしくお願いします。僕たちもみなさんに元気と幸せとか、もっともっと分けてあげられるように頑張っていきますので、これからもたくさん一緒に時間を過ごしましょう。今日はありがとうございました!」

許「みなさん今日はきてくれて、そして配信を見てくれてありがとうございます。結成してめちゃくちゃ時間がかかったとはいえない短い活動期間で、早速(ドームに)立たせていただいて、いろんな人のおかげだなとすごく思っています。まだまだ未熟な自分たちに、こんな素敵な景色を見せてくれてありがとうございます。みなさんもそうだし、画面越しで見てくれているみなさんも、あなたたちの声も僕に届いています。海外から来てくれたみなさんも、海外から見てくれているみなさんも、We do hear your voice, so please don’t worry. 自分がそうだったから、みんな一人一人、どんな人にも気持ち伝えたいなと思って、これからもどんどんどんどんついてきてくれたら嬉しいなと思います。また明日から頑張りましょう!ありがとうございました」

西「本日はお越しくださり、配信を見てくださりありがとうございました!本当にまず、何を言おうか毎回考えてなくてごめんなさいなんですけど、本当にまず一番思うのがこのステージに、京セラドームっていうすごいステージに立てているのは本当にMINIのみなさんの力のおかげで、僕たちの力だけじゃ本当にここまで来れなかったことですし、僕たちの目標でもあり、MINIのみなさんと一緒に勝ち取った、勝ち取った?何が勝ちか負けかわからないですけど、経験させていただいたこのステージ。本当に感謝してもしきれないというか、MINIのみなさんがいてくれるからこそのステージだと思います。だから最初(ドーム公演をやると)聞いた時は、びっくりしすぎて嬉しさは本当にあるんですけど、その中にもどこか不安というか、「本当にいいのかな?」みたいな恐縮な気持ちがすごくて。だから僕たちも本当にいいものを届けようと思い、ここまでやってきました。みなさん楽しめましたか?本当に?そうやって思ってくれるだけでも、このステージに立って良かったなって心の底から思います。本当に素晴らしい経験をありがとうございました。そしてこれからの僕たちもまだまだ恩を返していきたいと思いますので、これからも引き続きよろしくお願いします。ありがとうございました!」

藤牧「みなさん今日はここまでお越しいただき、そして配信をご覧の皆さんもありがとうございます!今日こうして、京セラドームっていうすごいでかいステージに立たせていただいて、改めてやっぱりMINIは偉大だなと感じました。いつも本当にありがとうございます。やっぱり自分たちの力だけじゃ立てないステージっていうのを、みんなの力でここまで連れてきてもらったっていうのがすごく嬉しくて。この会場も今、こんなでかいところにMINIしかいないっていうのをすごく幸せだなと今日1日通して思っていました。今後自分もみんなを引っ張っていきたいし、でも今の関係性もすごい俺は好きで。俺たちの強みが、今ここにいるMINIっていうのが、なんかすごい嬉しいなと思って、これだけ心強いファンのみんながいるグループってそんなに多くないと思うから、これからも一緒に俺たちと歩んでいって、さらに大きなステージに一緒に行きたいなと思います。みなさんこれからもよろしくお願いします。ありがとうございました!」

後藤「今日は会場にお越しくださった皆様、配信をご覧くださった皆様、ありがとうございました。楽しかったですかー?ありがとうございます。INIが結成して2年半ちょっとで、この京セラドームのステージに立たせていただいて、本当にないじゃ無いですか。どんなすごいアーティストの方でも、何年もやって立てる舞台なのに自分たちは本当に、僕たちからしたら2年半すごく濃くて、長いようで短かったですけど、でも多分世間一般の皆さんからしたら2年半って短い期間で。本当にこれがすごいことだなって思いますし、やっぱり絶対自分一人じゃ無理だったし、INIのメンバーのみんなとMINIのみんなと、いつも支えてくださっているスタッフのみなさんと家族と。みなさんのおかげでこんな最高なステージに立っています。本当にいつも、感謝してもしきれないです。みなさん本当に大好きです!いつもありがとうございます!これからもよろしくお願いします!」

池﨑「みなさん今日はお越しくださり、配信をご覧いただき本当にありがとうございます!そしてINIをこんな素晴らしいステージに連れてきてくださって、本当にMINIのみなさんありがとうございます!ここに来るまでに僕たち2年半ちょい、すごいありがたいことに短いとは思うんですけども、やっぱり自分たちの中で色々悩んだ時期にそういう発表があったこともあって。僕たちもこうやってアーティストやらせてもらいながら、いいことばかりじゃ無いんですよ。でもみなさんもきっとそうですよね。このライブに来るまで嫌なことあったり、苦しいこともあったと思うけど、このライブを楽しみに、そうやって日々を乗り越えてきてくれたんだよね?本当に僕たちももっともっと……ちょっとまとまんないんですけど、まとめます。愛してるのでこれからもついてきてください。大好きです」

松田「MINI―!(じーん!と会場からレスポンス。そして、スタンド席にスティックライトで「JIN」と赤で表示されているのがモニターに映る)ありがとうございます。本当にいい景色を……(泣きそうになり、言葉に詰まって何度も上を向く。後ろを向いて、ついに涙がこぼれてしまう。会場からは「頑張れー!」の声。両脇の池﨑さんと佐野さんが松田さんを励ます)正直、最初に出てきた瞬間から……(池﨑さん「すごかったよね」と言葉を繋ぐ)こんなにMINIの方が来てくれて、幸せです。これから今、2月後半だし受験を控えている人だったり、それこそ就職活動だったり、日々いろんなことに挑戦している人だったり、そういう方がこういうステージを見に来てくれてるって思うとめちゃくちゃ嬉しいですし、そういう人たちに日々支えられてるんだなって思うと、僕たちもすごく恩返ししたい気持ちがたくさんあります。今日この日を楽しみに来てくれたと思うんですけど、僕も本当に楽しいです。本当に素敵な時間をありがとうございました。また会いましょう」

佐野「佐野雄大です。今日はお越しくださって、配信を見てくださってありがとうございました。京セラドームは友達と学生の時とかにこさしてもらってた場所だったので、トロッコに乗るアーティストさんの景色とかすごい見てたの覚えてるんですけど、そこに今、自分が立たせてもらってることがすごく不思議で感慨深いんですけど。こうやって立たせてもらえるのって、人生何回やり直してもすごい少ない確率だと思うし、それを佐野雄大って人生の中で、このINIっていう最高のメンバーと京セラドームに立てたことが人生の誇りだなってすごい思っているので、MINIのみなさん、家族、友達、スタッフのみなさん、今までずっと支えてくださって本当にありがとうございました。僕たちMINIのみなさんと、これからももっともっとたくさん素敵な思い出作っていきたいと思っているので、これからもずっとそばにいてください。大好きです。ありがとうございました」

木村「柾哉でーす。皆さん今日は楽しかったですか!ありがとう!もう本当に迅が泣いちゃうのもわかるくらい、めちゃくちゃ感動して。追加公演が発表された時正直ね、心の中でドーム大丈夫かなとか、MINI来てくれるかなとか、ちょっと不安なところもあったんですけど。今日来てみたらMINIいっぱいおるやん!MINIいっぱいおったわ!何を心配していたんだ俺はって感じで、本当にこんなにたくさんのかたが足を運んでくれてありがとうございます。そして配信を見てくださったみなさんもありがとうございます。でもよくよく考えたら、俺一人では当たり前に立てないステージで、やっぱこの11人がいたから景色見られたってことでみんなありがとう!(11人で肩を組んでぎゅっと中央に寄って)せーの!『We’re INI!』みんなのおかげで俺たち一人一人、こんな素晴らしい景色をMINIのみんなに見させてもらうことができて本当に幸せだし、MINIのみんなも同じ気持ちでいてくれたら嬉しいです。今日は本当にありがとうございました!」
満員の京セラドームの客席と記念撮影するINI
©LAPONE Entertainment
一人一人の挨拶が終わると、佐野さんから「僕たちと一緒に写真を撮ってくれますか?」と申し出が。
ここでいつの間にか泣いていた佐野さんに気づき、木村さんが涙を拭ってあげます。

木村「どこで泣いたの」

佐野「(木村さんの)これ(肩組み)できた」

という会話が微笑ましかった二人でした。

佐野「京セラポーズ考えてきました。レミフラのこのポーズ。ガッツポーズ」

ということで、みんなでガッツポーズ。その後「Log in to us!」ポーズでも撮影を行うと、佐野さんから「これ多分後でXに上がると思うので、4Kで読み込んでもらって保存してもらえたら嬉しいです」という画質指定コメントも。

そしていよいよアンコールもラストの曲に。この日初披露となった『TELEVISION』は、今のINIからMINIへの想いと重なります。終わるのを惜しむように花道を縦横無尽に走り回り、手を振ってMINIとコミュニケーションをとるメンバーの姿が印象的でした。

曲が終わり、センターステージで一列になってありがとうございました!と言った後も、名残惜しそうに花道の端から端まで歩くメンバーたち。途中、フェンファンさんがカメラで会場を撮影する姿も見られました。メインステージでもう一度ありがとうございました!をした後、メインモニターの扉が開いて、ステージを去る11人。「以上、Log in to us!INIでした!」の挨拶を待って、モニターが左右から閉じていきます。最後まで見えていたのは、センターにいた藤牧さん。モニターが閉じきる寸前、MINIに投げキスをプレゼントしてドーム公演の幕を閉じました。
MINIが掲げていたスローガンを手に記念撮影するINI
©LAPONE Entertainment
ここまでとてつもなく長いレポート、お読みいただきありがとうございました!
京セラドームでは2日間で7万人を動員したINI。一つの大きな目標にたどり着いた彼らが、このあとどんな道をたどっていくのか、これからもノンノは追いかけていきたいと思います!

『INI 2ND ARENA LIVE TOUR [READY TO POP!] IN KYOCERA DOME OSAKA』 2月24日公演セットリスト

M1  SPECTRA
M2  Rocketeer
M3  MORE
M4  Password
M5  Shooting Star
M6  YOU IN
M7  Ferris Wheel
M8  We Are
M9  Runaway
M10 STRIDE
M11 Mirror
M12 HANA_花
M13 10 THINGS
M14 LEGIT
M15 TAG
M16 Busterz
M17 MEDLEY (DROP~BOMBARDA~Dramatic~CALL 119~Dramatic~Cardio~DROP)
M18 Dirty Shoes Swag
M19 Do What You Like
M20 Letʼs Escape
M21 INItialize
M22 New Day
M23 FANFARE

ENCORE

M24-26 AMAZE ME+HERO+Let Me Fly
M27   TELEVISION

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