【深澤辰哉×ラウール(Snow Man)】たまには、ふたりで。vol.1

2020.11.16更新日:2020.11.19

深澤辰哉×ラウール(Snow Man)たまには、ふたりで。

現在、28歳の深澤さんと17歳のラウールさん。年の差11歳のメンバー同士って、いったいどんな関係? そして、彼らが見つめるSnow Manの現在地は――? 二人だけで話す、二人だから話せる、ここだけのナイショの話。

親子?それともボケ&ツッコミ?気になる二人の関係性

親子のようにじゃれ合ったり、イジってイジられて笑いが生まれたり。そんな二人の間にあるのは、お互いを大切な仲間と認め合う絆。

優しいお母さんと可愛い息子。
最近は子どもから弟に急成長!?

深澤 俺とラウの関係性を言い表すとしたら、まずは親子かな。去年の舞台『滝沢歌舞伎ZERO』の時、同じ楽屋だった(岩本)照とラウとのエピソードをいろんなところで話してるうちに、ファンの人たちから照がとーちゃんで、俺がかーちゃんで、ラウが息子みたいだって言われるようになったんだよね。

ラウール 俺は、ふっかさんのことをお母さんだと思ったことはさすがにない(笑)。でも、面倒をよく見てくれるのは事実で、俺がSnow Manに加入したての頃に靴を買ってくれたり、最近も人生初のふぐを食べに連れていってくれたりして、本当に優しい先輩!

深澤 根本的に人の面倒を見るのが好きだし、俺が先輩方にしてもらったことを継承してるっていうのもあるかな。それに、ラウは反応がストレートで、そこが可愛いのよ。完全に子どもの喜ぶ顔が見たい親状態(笑)。

ラウール でも、最近は親子ほど年齢が離れてない感じもする。しいていうなら、兄弟?

深澤 そうかもね。どっちにしろ、心地いい関係ですよ。俺のお金は、財布からどんどん飛び立っていくけど(笑)。

最年長をイジる最年少。
そこにあるのは、愛とリスペクト!?

深澤 俺たちは、ラウが俺をイジるっていう関係でもあるよね。バラエティー番組でのラウのイジりは、容赦ない(笑)。でも、全力でイジってくれるからこそ、受けるこっちも気持ちいいし、最年少が最年長をイジりにいく絵はシンプルにおもしろいんじゃないかな。

ラウール もちろん最初の頃は積極的にいけなかったけど、ふっかさんが自分でイジられやすい環境を作ってくれて、感謝してるんだ。

深澤 そんなことしてないよ、全然! ラウはこの若さで自分が何を求められてるかが判断できるし、吸収率がハンパないから、やればやるだけ伸びていってるだけで。

ラウール そんなふうに言ってくれるなんて、 ふっかさんは本当にメンバー思いだよね。俺が何か意見を言うと、いつも「いいよ、いいよ」って尊重してくれるでしょ。逆に、ふっかさんが自我を出すところも見てみたい!

深澤 あー、それは無理だね~。だって俺、そういうふうに育てられてないもん! それに、イジられることで番組を見てくれてる人たちに俺のキャラが伝わるから、結果的には自我を出してることになるんだけどね。

ラウール そうなんだ。じゃあ、もし今、しいて何か一つワガママを言うとしたら?

深澤 うーん……。ラウと一緒のページでいいから、雑誌のモデルの仕事ちょうだい(笑)。普段誌面に出てるラウが言ってくれたら、俺もモデルとしてワンチャン登場できるかもだし、何より俺が隣に立ったらラウのスタイルのよさが際立つと思うんだよね。

ラウール うわ~、結局俺のことを考えてくれてて、やっぱりふっかさんは優しすぎる!

見た目も性格もバラバラ。
共通点は行きつけの美容院!?

ラウール ふっかさんと俺の共通点といえば、 スタイルのよさ。お互い、脚が長くて、顔もちっちゃくて……。

深澤 おい! さっそくイジってるだろ(笑)。 でも、不思議なもんで、立ってるとラウのほうがでかいのに、座ると俺のほうがでかくなるからね。体の作りが全然違う!

ラウール ……っていう冗談を言っちゃうくらい、共通点は意外とないのかも(笑)。あ、でも、これはSnow Man全員に共通して言えるけど、仕事が頭の容量の大部分を占めてるところは似てるなって。俺の場合は、仕事が趣味にも含まれちゃってるから、その割合は80%くらい。

深澤 俺は家では切り替えるようにしてるけど、結局仕事大好き人間だからなぁ。仕事自体が楽しいからか、メンバーといるのが楽しいから、16年も続けてこられた気がする。

ラウール あとは、行ってる美容院が同じ。

深澤 気づいたら、Snow Man全員が通ってた(笑)。俺は1週間に1回行ってるから、メンバーの誰かしらに会うもん。

ラウール 俺が行く時は、ふっかさんに予約してもらってるんだよね。だから、二人のトークルームは美容院の予約のことしか話してない(笑)。

深澤 俺が思う二人の共通点は、ピュアさだね。子ども心を忘れてないところに関しては、俺も負けてないから。公園を通りがかったらブランコに乗ってみるし、駄菓子屋さんに行ったらテンション上がるし、キャラクターのグッズを集め始めると止まらない! ね、ピュアでしょ?

ラウール ブランコのエピソードは、だいぶあざとい気がするけど……とりあえずピュアっていうことにしておきます(笑)。

考え方が全然違うからこそ、
相手からいい刺激を受けている

深澤 一緒に活動していてラウがすごいなと思うのは、すべてにおいて妥協しないところ。俺の場合、打ち合わせでアイディアを思いついても、口にする前に「どうせ無理だろうな」って諦めてしまうけど、ラウは堂々と意見を言える。最近は、そんなラウを見習って、俺も積極的に発言するようにしてるんだよね。

ラウール 俺は、ふっかさんの我慢強い性格を尊敬してる。だって、グチをこぼしてるところを見たことないもん。

深澤 自分の中で「ん?」って引っかかることもあるけど、声に出しても変わんないなって思っちゃうんだよね。何より、グチを言っても楽しくないじゃん。俺、なんでも〝楽しくやる〟がモットーだから。

ラウール 逆に俺はイヤだったこととか全部話しちゃうタイプだけど、ふっかさんは俺のそういう話をいつも「うんうん」って聞いてくれて、聞き上手だなって思う。

深澤 確かに聞き役になることは多いかも。俺、相槌だけで7パターンくらい持ってるからね。「うんうん」以外にも、「おうおう」とか「へぇ~」とか(笑)。

ラウール まぁ、そんなふうにグチは言わないふっかさんだけど、高校時代の武勇伝はいまだに鼻高々に語ってる(笑)。クラス全員の女子に告白されたとか、学校でアクロバットを披露してたっていうエピソードとか。

深澤 そうだよ! マジで俺、高校の時めっちゃモテたからね!? それに、メンバー全員で車に乗って移動する時、距離が長いとヒマでしょ? だから、その時間は俺の高校時代の武勇伝で、みんなを楽しませてあげてるの。

ラウール その武勇伝も何回も聞いてるから、わりと退屈なんだけど(笑)。

深澤 ウソでしょ!? みんな楽しく聞いてると思ってた~(笑)。

Profile

ふかざわ たつや

1992年5月5日生まれ、東京都出身。MC担当で、グループを支える存在。今年ドラマ『記憶捜査〜新宿東署事件ファイル〜』に出演するなど、俳優としても活躍。ノンノの撮影現場で発売直後の『週刊少年ジャンプ』を発見した深澤さん。目を通すと、すぐにメンバーの佐久間大介さんに電話をかけ、ネタバラシをして盛り上がっていました。

らうーる

2003年6月27日生まれ、東京都出身。抜群のスタイルで雑誌『MEN’S NON-NO』 のレギュラーモデルを務める。初単独主演映画『ハニーレモンソーダ』が2021年夏公開。ノンノの撮影当日、現場に用意されていたのは、Snow Manが世界一と評するから揚げ弁当。最初の一口を頬張ると、「やっぱ世界一だ~」と幸せそうな笑顔を浮かべていました。

2020年12月号掲載
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