「今度のデートはカフェに行きたい!」と思っても、彼の表情はちょっとこわばっている…そんな経験はありませんか?「カフェって緊張するし…」「女の子が行っているイメージだからなあ」そんな男の子もきっといるはず。
今回は、彼も大満足するお洒落なカフェ、人形町のベーカリー『parklet』をご紹介。ガラス張りの大きな窓からは公園の緑が見渡せる、落ち着いた空間でカフェ時間を満喫しよう。
朝の8時半から夕方6時まで。時間帯で様々な楽しみ方ができるベーカリーカフェ。
今年1月に人形町にオープンしたベーカリーカフェ「Parklet」。
サンフランシスコで大人気なタルティーンベーカリー『Tartine bakery』を担うグループの経営に携わったケイトさんと、カリフォルニア料理を創作したレストラン『Chez Panisse』での経験を積んだジェイジェイさんが監修した今注目のベーカリー店。
天然素材を生かした焼きたてのサワーブレッドの他にも、農家さんとの関係を大切にした食事、環境への配慮がなされている『overviewcoffee』のコーヒー、ナチュラルワインが楽しめる。朝の8時半から18時まで営業しており、朝昼夕行きたい時間に合わせて様々な過ごし方ができる。
店内の個性的なインテリア。細部に店主の思いが詰まった空間。
店名の『Parklet』には、Park=公園、”~let”=小さいを組み合わせて『公園ちゃん』という意味が込められているそう。
「堀留児童公園側に広く開かれた開口部には大人も、子供も、犬も猫もみんな気軽に公園の一部として使って欲しいという想いを込めました。」という店主の想いは、空間、インテリア様々な所で見られる。
例えば、ガラス張りの窓がある空間にある大きなテーブル。樹齢200年を超えるけやきの木の根っこの部分を使ったテーブルは、公園の延長線として、コーヒーを楽しむベンチ、キッズテーブル、お酒を嗜むテーブルなど様々なシチュエーションで楽しめる。
インテリアという部分をとっても、”どんな時間帯でも、どんな世代の人でも来られる場”を実現している。
食事をカウンターで注文した際に渡されるキューブの木目積み木も、遊び心満載でなんとも愛おしい。
店内焼き上げの酸味あるブレッドを、更に引き立てる具材やペースト。
私が彼と訪れたのは朝8時半の開店すぐ。店内にはパソコンを使って作業中のお洒落な男性、モーニングメニューを楽しむ婦人の姿が。
キラキラとした日差しの下、公園で駆け回る子供たちを眺めていると、注文したメニューが到着。ドリンクはチャイ好きな私の目に飛び込んできた『チャイ』。『ダーティチャイ(エスプレッソ入のチャイ)』を注文した彼は「うま!!」と歓喜。
パークレッドカントリーブレッドを使用したオープンサンドイッチは2種類注文。
写真手間は、『バニラカシューナッツと蜂蜜、坊津の塩トースト』。自家製バニラカシューナッツバターと、西東京青梅の農場『omefarm』の蜂蜜をかけてテイスティング。濃厚で甘いバターと、酸味のある天然酵母パンのバランスがとても良い。
もう一つは、食べたことのない組み合わせに惹かれた『リコッタチーズとレモンカード、ミントのトースト』。とっても甘いけれどレモンの苦い酸味が残るレモンカードと、自家製リコッタチーズがブレッドの旨味を更に引き立てる。ミントの爽やかな香が、鼻を突き抜ける夏らしい味わい。私のとってもお気に入りのトーストになった。
自家製『ピーナッツバター』、『カシューナッツバター』や『デュカ』などは販売もされているので、おうちでパンに塗って楽しめる。
私はアーモンド、ピスタチオ、ごま、コリアンダー、クミンなどが入った『デュカ』を購入し、おうちでアボカドと一緒にパンに乗せて楽しむ予定。
ランチメニューや、アルコールメニュー。時間を変えて訪れたいラインナップ。
ランチメニューとしては、『北海道産白豆の煮込みとケールのソテートースト』、『シーザーサラダとサワードウクルトン』、『干し豚、トマトと玉ねぎの煮込み 季節野菜とカントリーブレッド』など。こだわりの野菜を使ったサラダやスープは、アルコールメニューともとても相性がよさそう。パンの焼きあがる11時に合わせて訪れたい。
また、コーヒーは、店主のご友人が営んでいる『overviewcoffee』という環境への配慮を大切にし、再生有機農法という農法で育てたコーヒー豆を使っているそう。店内のショーケースに並べられているバナナブレッド、スコーンといったペストリーと組み合わせて堪能するのも良い。
今度の休日は気持ちのいい朝に、彼とカフェで待ち合わせ。
ナイフとフォークを使って少しずつ、丁寧に食べる。美味しいパンの味、公園の緑が見える風景、音楽、店員さんのお心遣い、あまりの満足感に、私も彼もお腹いっぱい胸いっぱいになった。
何より嬉しいのが、男の子も満足できるカフェがまた一つ増えたこと。彼とどこに行こうか迷っているnon-noガールには是非とも行って欲しい。勿論、一人でも友達とでも、家族とでも。誰でも迎え入れてくれ、美味しい食事を楽しめる最高の場であると思う。
【parklet】
住所:東京都中央区日本橋小舟町14-7 一階
アクセス:東京メトロ銀座線三越前駅徒歩7分、東京メトロ日比谷線人形町徒歩6分
営業時間:8時30分~18時
定休日:火曜日、水曜日