ステージはもちろん、楽屋も成長!? 向井康二さん奢りのお揃いバスローブも到着予定
4月6日、ついに開幕した『滝沢歌舞伎ZERO 2022』。その公開ゲネプロと初日前会見が行われ、主演を務めるSnow Manが登場。エネルギーに満ち溢れた全力でのパフォーマンスを終えた直後にも関わらず、取材に対しても「楽しませること」を忘れないメンバーの皆さん。これから観劇される方もいらっしゃるのでnon-no Webでは演目の細かなレポートは控える代わりに、会見の様子を登場からフォトセッションの最後まで、超詳細レポします!(※ただし少しネタバレ要素は含まれてしまいますのでお気をつけください)
会見スタートから“さくこじ”全開! 気がつけば司会態勢の深澤さん、と“ドラマ班”大活躍
歌にダンスに腹筋太鼓、そして歌舞伎と盛り沢山の第一部、大立ち回りも見どころの人情劇を展開する第二部で構成される『滝沢歌舞伎ZERO 2022』。先ほどまで熱演を繰り広げていたステージにSnow Manが改めて呼び込まれ、初日前会見がスタート。メンバーの皆さんは、いつも元気な佐久間大介さん、向井康二さんを筆頭に大きな声で「よろしくお願いしまーす!」と挨拶しながら、疲れも見せず爽やかに登場しました。
所定の位置に立つとまずは一人ずつ挨拶。リーダーの岩本照さんが初日を迎えられる喜びを語り、深澤辰哉さん、ラウールさん、渡辺翔太さん、目黒蓮さんはシンプルに挨拶。そんな中、向井さんは「どうも、みんなの万能調味料こと塩麹よりも向井康二です!」のおなじみの自己紹介を繰り出し、佐久間さんは「本日は皆様の…いや、僕たちの笑顔をたくさん撮っていただいて、皆さんに笑顔になってもらえたらいいなって思います」とイケボモードで挨拶。早速場を和ませます。いつもパーフェクトなアイドルぶりが光る阿部亮平さんも「カッコよく撮ってもらえたらうれしいです♪」とキラキラ笑顔で挨拶。これには”あざとい警察”佐久間さんから思わず「あざてぇなあ」という声が。また、最近バラエティで大活躍の宮舘涼太さんは、司会が「それでは最後に宮…」と言いかけた途端、「最後」に反応したのか「俺はっ!?」と前のめり気味。「今紹介してくれてる」「かぶっとる」とメンバーからツッコミを受けると、いつもよりやや早口に挨拶。そんな様子を隣のラウールさんが宮舘さんの方を向いてニコニコじっと見守っていました。
ここで進行をしている司会の方の声が裏返ると、「どうしました?」と言いながら向井さんが前方へ。おもむろにグループでCMキャラクターを務めるミンティアを取り出し、「ミンティアいる?」とアピール。この見事な流れに、会場からも笑いと感心の声が。和やかな雰囲気の中、質疑応答に移ります。司会を挟まず、記者席のレポーターから直接質問が来るとなった瞬間、自然とメンバー全体の様子が見える態勢に向き直り、発言の少ない人にさりげなく話を振っていた深澤さん含め、冒頭から”バラエティ担当ドラマ班”の3人が中心となって、楽しい空気を作り上げてくれました。
“めめラウ”は敷き布団を導入。向井さんおごりの9人お揃いバスローブで楽屋も成長中!?
質疑応答、最初の質問は初日を迎える思いについて。「エネルギッシュな作品ですので、怪我に気をつけてスタッフ一丸となって丁寧にお客様にエネルギーを届けていきたいなっていう思いでワクワクしています」とリーダー岩本さんが答えると、向井さんは小さく手をパチパチ。見どころを聞かれ、「逆にどこだと思いますか?」と返されたレポーターが「連獅子」をあげると向井さんはまた小さく手をパチパチ。誰かに同意するときに何度もこのパチパチが出ていて、向井さんの優しさが垣間見えました。
「連獅子」については会見中で阿部さんが「歌舞伎界でもこの演目をやれるのはすごく光栄なこと」と言った通り、特別なもの。それを9人で演じる様子は圧巻! 全員が赤の獅子の頭でしたが、これは一人一人のサイズに合わせて作られたものなのだそう。毛の長さは身長に合わせて作られるということで、身長190cmのラウールさんが「ぼくがいちばんロン毛でしたね」とユーモアを交えて話すと、「頑張ってたよ」と後ろの台の上から肩をポンポンと叩く佐久間さん。168㎝と190㎝のお決まりの身長差やりとりで笑わせます。
次にお互い成長したと思うところについて聞かれ、深澤さんが社長のように「みんな成長してるなと思いましたね」と答えると、ラウールさんが「あったあった! 俺とめめ(目黒さん)がいつも楽屋に戻ったら『ここいいよね』っていうところがあって。ふっかさん(深澤さん)がラップをやってるんだよね。そのラップがすごいハマってて」と大絶賛。他のメンバーからも賞賛され、いつもいじられがちな深澤さんは思わず「いやいやいや、え、本当に……? 俺今度からラップやろうかな……?」と戸惑いつつも喜びの表情。「いやそういうつもりじゃなかったんですけどね。たまたまこう、出していただいて……」と大照れの様子でした。「歌と殺陣っていう組み合わせも新しい。ここでしか見られないものではないかな」と阿部さんも熱弁する演目は、例年より長く重い刀を使い、LEDによる演出もあって必見です。
また、成長という話から、身長がまた伸びたのでは、という質問を受けたラウールさん。「いつもシークレットブーツを履いてるから」ととぼけつつ、横のアクリル板をポンポンとしながら「アクリル板(を自分が越えそうなので)、『頑張って』」と板にも成長するよう呼びかける(!?)場面も。さらに滝沢秀明さんから引き継いだ舞台も4年目ということで、もっとこうしたいという気持ちは出てくるのか問われると、目黒さんからは「滝沢歌舞伎に帰ってくると、Jr.の頃からお世話になっている場所ですし、いろんなことを思い出しますし、後輩のIMPACTorsだったり、いろいろな後輩に良い背中を見せられるように、というのは考えているかもしれませんね」という答えが。
体力的に大変な舞台なので、稽古だけでなく普段から滝沢歌舞伎に向けて行っていることはあるか、という質問には佐久間さんが「渡辺くんが楽屋でダンベルでめちゃめちゃ筋トレしている」とタレコミ。渡辺さんはジムのトレーナーさんに楽屋でできる筋トレメニューを考えてもらい、実践しているのだとか。佐久間さん曰く「腹筋太鼓で横から見たときの厚みが例年より全然違うんですよ。すごいもう分厚いんで」とのこと。
その渡辺さんからは「僕見かけたんですけどラウールとめめ、楽屋にふとん購入してましたよね?」と気になる楽屋の様子にツッコミが入りました。ラウールさんは「リラックスを極めよう、ここにも家を作っちゃおうと思って」敷き布団を購入したのだそう。そしてその布団はなんと、向井さんが代わりに通販サイトで注文し、あとからお金を支払ったのだとか。通販といえば急にメンバー内で楽屋で着るバスローブが欲しい、となってジャンケンした結果向井さんが勝利し、全員分のバスローブを奢ることになったというエピソードも。Snow Manは大ヒット公開中の映画『おそ松さん』の撮影中も差し入れジャンケンを楽しんでいたそうですが、9人分のバスローブまでジャンケンの対象に。そろそろ届くそうなので、明日からの公演の楽屋では、お揃いのバスローブを着て過ごしているのかもしれませんね。
フォトセッション中もわちゃわちゃ。最後にロイヤルに深々と一礼したのは…?
一番キツさを感じた場面についての質問には、深澤さんが「今回は岩本さんが一幕の後半に結構怒涛の歌舞伎のパートをやっていて結構大変そうですけども」と話を振ると、「捌けて次のスタンバイするときに、『あと20秒です!』と言われて。まだ何もできていない状況で『あと20秒』と言われたのが初めてすぎてさすがにびっくりしました。そのくらい裏では結構激しく僕は…人によっては余裕ある人もいるけど」と岩本さん。「余裕ある人」とは深澤さんのことで、それを受けて「僕はメイクも着替えも全部終わったところで『あと6分あります』と言われた」と笑いを取ります。すると「すごいな18倍」と即座に計算する阿部さん。阿部さんはこの後もメカ太鼓について「遠心力でね」と補足説明するなど、理系らしい発言が冴えていました。
続いて滝沢秀明さんからはどんなアドバイスがあったかという質問に。深澤さん曰く、今年は4年目ということで後輩に伝えるということをしていかなくてはならないこともあり、いろいろSnow Manに任せてくれたとのこと。すると末っ子ラウールさんから「なんかふっかさんが嫉妬しているなって思った瞬間があったんですけど。帰りの車で康二くんが『今日なんか滝沢くんがIMPACTorsと一緒にご飯食べてるらしい』って話をしたら、ふっかさんがぁ、『ふ〜ん、いいじゃんいいじゃん』て。やっぱり後輩に滝沢くんが目をかけるようになってから、もう自分には目をかけてくれないのかってちょっと寂しい顔してた」というエピソードが。ファンの間で話題になった渡辺さん、岩本さんのマネに続いて、ラウールさんによる「お兄ちゃんモノマネ」が飛び出しました。「まあやきもちは焼いてますよね」と深澤さんが素直に認めると、渡辺さん、向井さんからは「かわいいなあ」という声も。
最後にファンの皆さんへの挨拶では岩本さんが代表して「観に来られる方も、観に来られない方もたくさんいらっしゃると思いますけれど、演舞場で交差するエネルギーっていうのをたくさん受け取ってもらって自分の周りにいる人たちにどんどん輪を広げて欲しいなと。過去と未来が交差する、ここで流れる時間、特別な作品だと思っているのでそこで受け取った力を自分の周りの人たちにもわけて欲しいなって思います」と挨拶して締めくくりました。
そのあとはメンバーが出演する情報番組など、いくつかの番組のインタビューに。阿部さんが「連獅子」の稽古の大変さを語る途中、質問で獅子の頭のかつらの重さを聞かれ、司会の方が「約3kg」と答えると深澤さんが「阿部ちゃんの口から(言おう)」「質問もう一回もらっていいですか?」と仕切り直して、それに乗った阿部さんが最初から知っていたように答えてみたり(途中ラウールさんが阿部さんに、「3」から連想したのか「3.14!」と阿部さんの特技の円周率の暗唱でボケる提案をする場面も)、深澤さんが会見翌日からレギュラー出演する番組のクルーを見つけると、「深澤がお世話になっています!」と佐久間さんを筆頭にみんなで挨拶したり。
深澤さんの見せ場を聞かれると「深澤くんは裏で結構元気付けてくれる(ラウールさん)」「言ってるよね『俺はメイクルームが一番面白い』って(佐久間さん)」といじりはじめ、「ラウ、ラウ、表……言って? 表、表も言いましょ?(深澤さん)」「表あります?(阿部さん)」「あべちゃんあべちゃん、『表あります?』……やめて?(深澤さん)」「いやないですね(渡辺さん)」と怒涛の団体芸に。ただ最終的には「明日頑張れ!」と初登場を控える深澤さんを励まし、仲の良さを見せていました。
その後一旦ステージから捌け、フォトセッションのために再び現れたSnow Man。宮舘さんと佐久間さんが先頭で腕を組んで仲良く登場したり、撮影中もメンバーの皆さんから報道陣に次々声をかけてコミュニケーションを取ったり、サービス精神が本当に旺盛! クールな表情のイメージが強い目黒さんがずっとニコニコしていたり、もみあげ手裏剣からのゴイゴイスーを繰り出す向井さんがいたり、普通のピースをしていたのに最後に最近流行りのギャルピを決めるラウールさんがいたり、シャッターチャンスしかない上にメモを取る手も足りません。大盛り上がりのうちに終えた会見&フォトセッション。最後にステージを去る順番だった宮舘さんが深々とお辞儀をすると、佐久間さんが後ろで同じくお辞儀。宮舘王国の国王&従者コンビがロイヤルな挨拶で締めくくってくれました。
『滝沢歌舞伎ZERO 2022』は5月16日まで新橋演舞場で開催。来年は『スーパー滝沢歌舞伎ZERO』になるという報道もあり、ますますパワーアップしそうですね。
『滝沢歌舞伎ZERO 2022』
2022年4月6日(水)〜5月16日(月)
会場:新橋演舞場
Eternal Producer:ジャニー喜多川
演出:滝沢秀明
出演:Snow Man、IMPACTors/ジャニーズJr.ほか
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