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インタビュー
2024.05.31更新日:2024.06.10
6月14日に日本武道館にて開催される『Juice=Juice Concert Tour 2024 1=LINE 植村あかり卒業スペシャル』をもってJuice=Juiceおよびハロー!プロジェクトを卒業する植村さんに、non-no webがインタビュー。第二回は、メンバーの加入や卒業、コロナ禍などさまざまな変化を迎えることになった2017年から2021年の思い出を振り返ってもらいました。

新メンバーが加入し、グループに大きな変化が訪れた時期のこと
――2016年に初めての日本武道館単独公演を大成功させたJuice=Juiceですが、翌年の6月にカントリー・ガールズの梁川奈々美さんとハロプロ研修生の段原瑠々さんが新メンバーとして加入すると発表されました。
私たち以上にファンの皆さんがびっくりした出来事だったと思います。やなみ(梁川)に関しては、グループ兼任というハロー!プロジェクトでも、今までにない形での加入でしたし。
――植村さんをはじめオリジナルメンバーは当時どのような心境だったかもお聞きしたいです。
前向きな気持ちでした。というのも事前にリーダーの(宮崎)由加ちゃんが会社の人と何度も話し合いをしてくれて、私たちにはその後に話があったんです。もちろん最初は迷いや不安もありましたけど、「信頼する由加が大丈夫って言っているんだから、大丈夫」と思いました。オリジナルメンバーはそれぞれ全然違うキャラクターの集まりなんですけど、一度決めたことに関して後から何か言わないという共通点があって。なので、それからはすぐ気持ちを切り替えて受け入れる準備を整えていました。
――新メンバーが加入することで植村さんの末っ子時代が終了となりましたが、そのことに関して思うことはありましたか?
末っ子ポジションに対してはまったく思い入れがなかったので、周りから言われて初めて「そんな感覚があるんだ、逆になってみたかった〜」と思いました(笑)。そして新メンバーの2人がかなりのプレッシャーを抱えた状態で入ってきたので、「まずは2人をケアしないと!」という気持ちでいっぱいでしたね。そういう意味では私は最年少だったので2人とも歳が近いし、いいポジションにいたのかもしれないです。
――まもなくデジタルシングル『Fiesta! Fiesta!』をリリースして7人体制での活動が本格的にスタートしました。
『Fiesta! Fiesta!』を初披露した時、地鳴りのような大きい声援をもらったことが忘れられないです。新メンバーが会場を沸かせている姿に感動しましたし、改めて「新体制です!」と胸を張って言えたような気がしました。そのタイミングで、新メンバーに対してもいい意味でフラットに競争心が持てるようになった気がします。競争心みたいな気持ちはJuice=Juiceがずっと大事にしているところでもあるので、そういう気持ちになれたこともすごく大きかったですね。そして『Fiesta! Fiesta!』という楽曲との出会いも運命的でした。それまでのJuice=Juiceはどちらかと言えば屋内で秋冬っぽいイメージの楽曲が多かったんですけど、『Fiesta! Fiesta!』は真逆の夏の野外っぽいイメージがあって。今ではライブに欠かせない楽曲ですし、グループの幅を広げてくれたと思います。
――その後にはワールドツアーもありましたよね。
はい。ワールドツアーの時には、私は瑠々と一緒に過ごす時間が多かったです。瑠々はすごく甘えん坊だったので、「おいで〜」って呼ぶと喜んですぐ来てくれるんですよ。私は一人っ子でお姉さん経験がないんですけど、そんなやり取りが楽しくて。昔から知っている人はあんなに甘えん坊だった瑠々が、今はサブリーダーをやっているなんて衝撃だと思います(笑)。やなみは瑠々とは真逆のキャラクターで既に経験があったのも大きいと思うんですけど、加入当初から落ち着いていて、ワールドツアーではきーとも(金澤朋子と高木紗友希のコンビ名称)とじゃれあったりして過ごしていた姿が印象に残っています。
――翌年の2018年の4月には7人体制になって初のシングル『SEXY SEXY/泣いていいよ/Vivid Midnight』をリリースしました。
『Fiesta! Fiesta!』では瑠々の出だしのソロパートが印象的だったと思うんですけど、『SEXY SEXY』では、やなみがセンターで新しい魅力を大爆発させていましたよね。今までやなみを応援していた方はあまりのギャップにひっくり返ったんじゃないかと思います(笑)。グループとしてはもともと得意としている背伸びした大人っぽい感じの路線で、久しぶりのつんく♂さん楽曲だったんですけど、新しい体制になっての歌割りがすごく新鮮に感じました。可愛らしい印象が強かったやなみに、大人っぽい楽曲のカギとなる部分を任せるというアイデアはつんく♂さんならではですよね。
『Fiesta! Fiesta!』や『SEXY SEXY』などの楽曲を通じて新メンバーの2人が自分たちの実力を見せつけて、存在をアピールしていく姿は本当にかっこいいと思いましたし、私たちもすごくいい刺激を受けていました。
頼もしいメンバーの加入と初めて経験したメンバーの卒業

――新体制のイメージが定着してきてまもなく2018年の6月には稲場愛香さんが新メンバーとして加入することが発表されました。
ファンの皆さんからすると、やっと気持ちが落ち着いたところなのにまた新メンバー?という動揺はあったかもしれないですけど、私たちは全然びっくりしませんでした。グループとソロ活動を経ての加入というのは前例がないことだったので、どんなふうになるんだろうという気持ちもありましたが、愛香の持っているあざとい魅力だったりダンススキルの高さは知っていたので、一緒に活動できることがすごく楽しみでしたね。前回のインタビューでJuice=JuiceのオリジナルメンバーはMCが苦手という話をしたと思うんですけど、その次に苦手だったのがダンスなんですよ。だからその苦手な二つの部分を完璧にカバーしてくれる愛香の存在は、すごく強みになりました。実際に愛香の加入後から間奏のダンスパートで魅せる部分が増えたなどの変化がありましたし。
――グループが変化していく過程で手応えを感じたりすることはありましたか?
愛香が加入した翌年にリリースした、シングル曲の『微炭酸』がグループの勢いをさらに後押ししてくれるような素敵な楽曲で、その出会いはすごく大きかったですね。新規の女性ファンが増えたり、楽曲をきっかけに私たちを知ってくれる人が増えたような気がしました。
――植村さんの中で、変化はありましたか?
そうですね、私自身は次の段階に進むためにチャレンジをするような時期に入っていました。例えばボイトレで教わった声の出し方を実践でも取り入れてみたり。常に全力でパフォーマンスはしているので、過去に悔いがあるわけではないんですけど、次は何かしらアップデートしたいという気持ちが常にあって。なぜならSNSなどを見ていると、すごい勢いでかっこいい人たちの情報が流れてくるじゃないですか。そういうのを見ていると、「こんなこともできるんだ……」って衝撃を受けてモチベがアップするんです。そして自分たちのグループを含め、ハロー!プロジェクトの後輩から新しいことを学ぶ機会も多かったです。ライブすることが大好きだからこそ、自分の大好きな場所では常に輝いていたくて、いろんなところから吸収しようという貪欲な気持ちが大きくなっていったのがこれくらいの時期からだと思います。
――8人体制で新しい魅力をアピールし勢いをつけた状態でしたが、2019年の3月に梁川さんがJuice=Juiceとカントリー・ガールズの両グループおよびハロー!プロジェクトを卒業することになりました。初の卒業メンバーを送り出すことになった当時の気持ちを教えてください。
漠然とですがオリジナルメンバーから順に卒業して行くものだと思っていたので、正直な気持ちとしては「待って待って待って!」という感じでした。でも、やなみの意志の固さはすごく伝わってきたし、だからこそ残りの時間をできるだけ楽しく充実したものにしたいという思いにすぐ変わりました。私はやなみをツンツンとしてイジる担当みたいな感じだったんですけど(笑)、一緒にいる機会が少なくなるからゲームに誘ってみたりして。でもやなみはそれに乗ってきてくれないという(笑)。結局いつも通りに過ごして、最後のライブもいつも通りに全力でやって自分たちらしく送り出すことができたんじゃないかと思います。
――同年の6月にはハロプロ研修生北海道の工藤由愛さんとハロプロ研修生の松永里愛さんが新メンバーとして加入することが決定し、リーダー宮崎由加さんの卒業コンサートが日本武道館で行われるなど、怒涛の展開が続きますが。オリジナルメンバーで初めての卒業で感じたこと、ライブでの思い出から教えてください。
由加の卒業は相当大きな出来事でした。卒業を意識しているような話を前から少しずつ聞いていたり、事前にクッションを挟んでくれていたのでなんとか持ち堪えられましたけど、本当に想像ができなくて。でもショックが大きすぎると人って忘れようとするんですよね。卒業当日のライブ前に円陣を組んで掛け声をする時まで「なんかそれっぽいことやってる〜」と頭の中で思ってました(笑)。でもいざライブが始まると卒業を実感せざるをえなくて。いろんな思いはありましたけど、考える時間もたっぷりもらっていたこともあり、ライブが終わった後はポジティブな気持ちでしたね。そして由加の卒業をきっかけに、オリジナルメンバーは自分の将来について具体的に考え出した気がします。
――宮崎さんが卒業をして8人体制になって、ノンノの誌面にも登場してくれましたよね。
はい!ゆめりあい(工藤由愛と松永里愛の期の呼称)は由加の卒業前に加入が決定していたんですけど、卒業後から本格的に合流みたいな感じだったので、二人の加入当時の思い出としてはすごく印象に残っています。里愛は私と、タコ(工藤)は(宮本)佳林とコンビで撮っていただいて。タコは特に緊張してましたよね〜(笑)。
――2019年10月23日には同年6月にリリースされたヒット曲「『ひとりで生きられそう』って それってねえ、褒めているの?」のパート割を一新し、新体制の8人で歌唱する「New Vocal Ver.」もリリースされました。
ソロパートでもいきなり魅せてくれる、印象に残るようなメンバーが加入してきてくれたので、同じ楽曲ではありますが、新しい魅力をアピールできたんじゃないかと思います。今はメンバーが変わってさらに新しい歌割りになっていて。里愛が落ちサビの部分を担当しているんですけど、そうやって歌割りが変化していく時の大抜擢みたいな部分が、メンバーの向上心にもすごく繋がっていると思います。この楽曲ではゆめりあいがシンメになる部分があるんですけど、そこから二人の信頼関係みたいな部分も感じてもらえると思います。受け継がれていく部分や、メンバーの成長が見えるすごくエモい楽曲だなと思います。
ゆめりあいは今やすっかりお姉さんなんですけど、タコはいまだに初心を忘れてない子でライブの翌日は常に筋肉痛になっているんです。普通は体が慣れていくと思うんですけど、ずっとそれを更新し続けるっていうことは、それだけ動いているってことなのですごいですよね。里愛は里愛で今までのJuice=Juiceにはいなかった新しい要素をパフォーマンスに取り入れてくれる子で、先輩メンバーはすごく感化されたし、後輩にも刺激を与えてくれる、そんな心強いメンバーです。そういえば私の卒業公演の日はゆめりあいが加入した日と同じなんです。なんか運命的ですよね。
コロナ禍で経験した新しい活動やライブから感じたこと

――2020年に入ってからはコロナの影響でコンサートが中止になったり、今までのように活動ができなくなって一度立ち止まる時間があったと思います。そこで感じたことなどを振り返って教えてください。
コロナをきっかけにオンラインのお話会が始まって今でも継続しているんですけど、そうやって新しいシステムを導入する歴史的な瞬間に立ち会えたことが感慨深いなと思います。私だけではなく、ハロー!プロジェクトのメンバー全員が新しい時代のあり方みたいなものに直面して、いろいろ考えていたと思います。おうち時間が増えたので、私はその間にできることをしようと思ってメンバーと交流する時間を増やしました。ライブが何よりも大好きなグループなので、メンバーと話す内容も次のライブでしたいことだったり、目標の話になることが多くて、ステージに立てるありがたさを改めて感じたりもしていましたね。
――ライブをする機会が少なくなって感じた変化はありますか?
予想はしていたんですけど、やっぱり筋力が落ちました。そして久しぶりに衣装を着る時にかなり緊張しました。私服っぽい衣装だったら大丈夫なんですけど、かっちりした衣装はコロナ禍でどうやって過ごしたかというのが如実にバレちゃうじゃないですか(笑)。私だけじゃなく、メンバー全員がそこに対してはすごく危機感を抱いていた気がします(笑)。久しぶりにライブができた時は楽しい気持ちがすべてに勝っていたので、体力的なつらさはまったく感じませんでしたね。
――コロナ禍にはハロー!プロジェクトのメンバーが往年の名曲をソロで披露するカバーコンサート「~The Ballad~」も開催されていましたよね。
Juice=Juiceにはもともとソロで歌っているメンバーもいたので、その他のメンバーは実際に経験して、その大変さを知ったと思います。そして他のグループのメンバーから刺激を受けたり、そこから普段どうやって練習しているか、情報交換をしたりとか。逆に他のグループのメンバーから「歌を教えてほしい」って言われたりすることもありました。同じハロー!プロジェクトにいても普段はなかなかそういう交流の機会がなかったので、すごくいい時間でしたね。私はいまだにバースデーイベントやレコーディングの時に一人で歌うことに慣れないタイプの人間なんですけど、「~The Ballad~」に関しては毎回「よし、行ってきます!」みたいな明るい気持ちで舞台に立てました。なぜならその当時はステージで歌うことができる貴重な場でしたし、客席のお客さんはみんなマスクをしているんですけど、顔の輝きから反応がすごく伝わってくるんですよ。だから毎回皆さんに会えることがすごくうれしくって。ライブが終わった後のブログのコメントも毎回すごく楽しみにしていて、モチベーションになっていました。
――2020年4月には元こぶしファクトリーの井上玲音さんが新メンバーとして加入することが発表されました。コロナ禍でのメンバー加入というのもまた新しい出来事でしたよね。
れいこ(井上)に関しては、もともとデビューして活動していた経験があるし、「井上玲音がJuice=Juiceの歌を・・・」というYouTubeコンテンツで、Juice=Juiceの楽曲をメンバーと一対一で歌う企画があったりしたので、すごく自然な感じで入ってきてくれた印象です。それぞれのメンバーとのユニゾンがこんな感じになるんだということも最初に分かったし、コロナ禍だからこそのやり方で新メンバーをお披露目できる、すごく素敵なアイデアだったと思います。私とれいこのユニゾンもすごくいい感じで、ディレクターさんにもそう言ってもらってうれしい気持ちになったことを覚えていますね。一人加入だったので、どうやって接するのがベストなのかは考えましたけど、変に気を使ったりするよりは、普段通りの空気感で早くなじんでもらったほうがいいなと思って、あえて特別なことはしませんでした。れいこは人見知りな部分があると聞いていたのでどうなるかなと思ったんですけど、どんどん素の部分を出してくれるようになって安心しました。
オリジナルメンバーの卒業を見届け、リーダーになるまで

――2020年4月には宮本さんのラストシングルとなる『ポップミュージック/好きって言ってよ』がリリースされました。そして12月には延期となっていた卒業公演が開催されましたが、宮本さんのラストについて印象に残っているエピソードを教えてください。
佳林は松田聖子さんの大ファンで、昭和のアイドルの世界観がすごく好きな子だったので、『ポップミュージック』のMVではそのオマージュみたいなことができてすごくうれしかったと思います。卒業に関してはコロナの影響で猶予期間が生まれて。受け入れるための時間はしっかりともらえたのですが、それでも本当にグループにとって大きな出来事でした。佳林はずっとJuice=Juiceを支えてくれる存在でしたし、担っていたパートは佳林のイメージが特に強かったと思うので、喪失感みたいなものが大きくて。本当に唯一無二の存在なんですよね。でも佳林がソロ活動という目標を早い段階で立てていたことも知っていたので、次のステップに安心して進めるような華々しい状況で送り出すことができてよかったです。卒業公演ではみんなで交互に歌っていくというセットリストがあったんですけど、グループの今までの歴史を、歌を通して皆さんにお見せすることができて、佳林らしい素敵なアイデアだと思いました。そして佳林は最初から最後までとにかくずっとキレイでしたね。改めて自分たちのグループに、こんなにキラキラとしたメンバーがいたんだなって公演中に何回も思いました。
――2021年の7月には入江里咲さん、有澤一華さん、江端妃咲さんが加入となりました。また新しい変化があったと思いますがどうだったのでしょうか?
いつも新メンバーが入ってくると、一緒にお話するような時間をもらっていたんですけど、この時はスケジュール上それができなかったんです。それもあって3flower(入江、有澤、江端の期の呼称)のことは一番知るのに時間がかかった気がします。最初の頃は3人で固まっている印象も強くて、少し距離も感じていたんですけど、今はそれが信じられないぐらい3人とも伸び伸びとしています(笑)。3人が変わったのは、加入してから数ヶ月後に始まった「続・花鳥風月」がきっかけだと思います。えば(江端)と、りさち(入江)と私が鳥チームで、一華が花チームだったんですけど、花鳥は合同で回ることが多かったので、そこから自然に触れ合う時間ができて距離が縮まった感じですね。花鳥風月はハロー!プロジェクトのコンサートの、シャッフルユニットでツアーを回るような新しいツアー形態だったので新鮮でしたし、表現の仕方など、学ぶこともすごく多かったです。新メンバーの3人はソロで歌う機会をそれぞれもらっていたんですけど、全員びっくりするぐらい緊張していました(笑)。3人はその当時のステージ映像を今でも見たくないらしいのですが、それぐらいみんなにとってインパクトのある出来事に立ち会えたことが私はうれしいですね。
――新メンバーの中には歌やダンスが未経験というメンバーもいましたが、グループではどのようにフォローしていったのでしょうか?
りさちは一般応募からの加入で研修生経験がなかったこともあり、最初の頃は特に大変だったと思うんですが、分からないことがあるとすぐに聞いてくれるような、ガッツと向上心がある子なのでそこには安心感がありました。今でもその部分は変わっていなくて、前回のツアーは同じパートを交互に担当することになったんですけど、そこでも常に確認をしてくれたりアドバイスをすごく求めてくれました。りさちは私のことを「第二の歌の先生です」と言ってくれて、それはちょっと恐縮なんですけど、ライブを通じてりさちの歌声に変化が感じられたりすると、人一倍うれしい気持ちになります。
そして3flowerはなんと言っても、同期の空気感や関係性がすごく素敵なんですよ。経歴やタイプが違うメンバーの集まりだけど、すごく対等な感じで、お互いに高め合うような関係性を築いていて。それも成長を早めてくれる、大きな理由だったのかなと思います。
――2021年の11月にはリーダーの金澤朋子さんが卒業し、次期リーダーに植村さんが就任することが発表されました。グループ初となる横浜アリーナでの開催、そしてこのメンバーとしては最初で最後の10人体制でのライブについて印象に残っていることを教えてください。
朋子の卒業に関してもわりと早い段階では聞いていたので、心の準備はそれなりにできていました。でも自分がリーダーになる実感は一切なくて。なぜなら朋子のまとめる力だったりスピーチの説得力は本当にすごいので、それをそのまま自分が受け継ぐのは無理だなと思ったんです。オリジナルメンバーが自分一人になってしまうことも信じられなかったですし。朋子は「大丈夫、大丈夫」ってすごくライトに言ってくれるんですけど、本当にそういうさっぱりした感じがJuice=Juiceのオリメンって感じですよね(笑)。そんな朋子なんですけど、実は誰よりも繊細ですごくまじめな部分があって。それをまったく表には出さず、常にいろんなことを考えてくれていて、そういう部分に自分はすごく支えられていたんだなと改めて感じたりもしていました。卒業前に2人でインタビューを受けることも多くて、そこで今まで知らなかった気持ちを聞けたりもしましたし、これからのJuice=Juiceに関しては自由にやってほしいというメッセージをくれたので、その気持ちを受け取って頑張りたいと思いました。歌に関しても本当にグループを引っ張ってくれる存在だったので、朋子の歌割りが今後誰に受け継がれていくのかはすごく未知でしたけど、頼もしいメンバーがたくさんいるので、前向きに考えようと思っていました。
卒業公演に関しては朋子がずっと「卒業は泣いて終わりたくない。笑顔がいい」と言っていたので、笑顔で送り出すことができてよかったです。絶対泣くと思ったんですけどね(笑)。初めての横浜アリーナもすごく素敵な景色でした。奥行きのある会場なのでどうやったらパフォーマンスが届くのかということをすごく全員で考えたんですけど、赤いカーペットを敷いたりして演出込みで魅せられたんじゃないかと思いますし、最初の『イジワルしないで 抱きしめてよ』からすごく客席に近いところでパフォーマンスができたので、逆にいつも通りじゃないですけど、リラックスした状態で楽しめました。朋子の最後のソロパフォーマンスは舞台の袖から見ていたんですけど、本当にキレイでしたね。
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Staff Credit
撮影/山越翔太郎 ヘア&メイク/𠮷﨑沙世子(io) スタイリスト/佐藤朱香 取材・原文/武内亜紗
Profile

アイドル
●うえむら あかり 1998年12月30日生まれ、大阪府出身。ハロプロ研修生を経て、2013年2月に、ハロプロ研修生内新ユニットメンバーとして選ばれる。4月にはJuice=Juiceとしてインディーズデビュー、9月に『ロマンスの途中/私が言う前に抱きしめなきゃね(MEMORIAL EDIT)/五月雨美女がさ乱れる(MEMORIAL EDIT)』でメジャーデビュー。現在は3代目リーダーを務める。愛称はあーりー、メンバーカラーはメロン。マイペースな末っ子キャラクターとして知られていたが、今ではすっかり後輩から頼りにされる長女に。伸びやかな歌声と抜群のルックスでステージでは圧倒的な存在感を放つ。
Juice=JuiceのInformation

18thトリプルA面シングルとなる『トウキョウ・ブラー/ナイモノラブ/おあいこ』が好評発売中。植村あかりにとってはラストシングルとなる。『おあいこ』では、Juice=Juiceを生み出し初期プロデューサーを務めたつんく♂が作詞・作曲を担当した。
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