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インタビュー
2026.04.22
映画『SAKAMOTO DAYS』が間もなく公開
真悠が"まじめにふざけた"日々のこと
映画で演じたのは太極拳の使い手・陸少糖(ルーシャオタン)。初めてのアクション、 そして笑いに真剣に向き合った時間を振り返ってくれました。

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初めての福田組。呼ばれた理由はまさかの"盛り上げ担当"でした(笑)
敵の攻撃をするりとかわしてハイキックをくらわせたり、お酒を一気飲みして酔拳で戦ったり。元マフィアで太極拳の使い手・陸少糖を演じた映画『SAKAMOTO DAYS』で見られるのは、ノンノの誌面からは想像がつかない真悠の姿。
「アクションの練習を始めたのはクランクインの約半年前。序盤にアクション部のスタッフさんから"褒められて伸びるタイプ?"って聞かれて"そうです"って答えたら、その日から保育園の先生みたいに"いいよ~!"って褒め続けてくれて、のびのび練習することができました(笑)」
ルーのしなやかで俊敏な戦闘スタイルを自分のものにするため、お風呂上がりは毎日ストレッチ。練習期間は楽しいことばかりではなく、涙を流した日もあったという。
「1から30までアクションの動きがあるとすると、まず1~5を個人で練習して完璧にできるようになったら相手の俳優さんと合わせて、次にまた6~10を個人でマスターしてから二人で合わせて……っていう練習スタイルだったんです。一緒に教わっていた桜井(日奈子)さんはすごく上手で、私よりもずっと早く個人練習が終わるから、いつも待たせてしまって。悔しさと申し訳なさで泣きながら練習していました。でも、おかげで本番では桜井さんとのシーンの撮影をめっちゃ巻いて終えることができたんです」
今作の脚本と演出を手がけたのは"コメディの鬼才"として知られる福田雄一監督。
「福田監督の作品はおもしろさの中にハートフルなところがあって、すごく好き。ドラマ『親バカ青春白書』は毎週見ていました! ただ、私はコメディ作品をガッツリやったことがなかったし、特におもしろい人間でもないから、オファーをいただいた時はうれしかったけどプレッシャーもあって。"何を求めて福田組に呼んでもらえたんだろう?"って不思議だったんです」
その謎は、撮影が始まってから解明されることに。
「撮影現場で、一人のキャストの方がそれぞれの役の起用理由を監督に聞いていたんです。その時の話によれば、ルー役に関してはいろんな方の映像を見たけど、最終的にはある作品の舞台あいさつで私が明るかったことが決め手になったらしくて。坂本葵役の上戸(彩)さんも明るい方だし、"二人がいてくれたら現場の雰囲気が明るくなるかなと思った"って言われて、まさかの盛り上げ担当でした(笑)」
じゃあ、撮影現場では盛り上げ役に徹していた?
「私は自分のことでいっぱいいっぱいだったから、全然。主演の目黒(蓮)さんや、周りの方に頼ってばかりでした。目黒さんは、ふくよかな坂本を演じる時は毎回4時間ほどかけて特殊メイクをされていて、めちゃくちゃきつかったと思うんです。でも、そんなそぶりは一切見せず、座長として現場の空気を乱さないように常に穏やかでいてくださって。撮影は夏だったからスカジャンを着ている私でさえ汗だくだったけど、目黒さんの姿を見ながら高橋(文哉)さんと"私たちが暑いなんて絶対言えないですよね"って話していました。遊園地のシーンでは目黒さんが売店でキャストやスタッフみんなのクレープを買ってくれたり、上戸さんもフライドポテトの差し入れをしてくれたり。上戸さんの発案で、ジャンケンで負けた人がみんなにジュースをおごる"ジュージャン"をしたこともありましたね。でも、私と高橋さんは"ジュージャン"を知らなくて、"なな、何ですかそれ!?"って言ってる高橋さんが負けるっていうオチでした(笑)」
謙遜する真悠だけれど、劇中では"盛り上げ担当"として福田組の洗礼といえるコメディパートもしっかり担っている。
「"変顔してほしい"とかおもしろい動きをリクエストされることはなかったけど、本番前に突然セリフがいっぱい足されたりするので、食らいついていくのに必死で。お酒を一気飲みするシーンは、お酒に見立てた飲み物を500mlくらい一気に飲んで、溺れ死ぬんじゃないかと思いました(笑)。本番で一発OKが出た時は、現場にいる皆さんが拍手してくれてホッとしたし、うれしかったです」
アクション練習や撮影現場でのエピソードから伝わってくるのは、真悠が役とどこまでも真剣に向き合っていたということ。演じたルーは坂本を慕って坂本商店で働き始める役どころだけど、真悠が考える坂本の魅力は?
「強いところはもちろん、家族が一番で、奥さんと決めた家訓を絶対に守るところがすごく素敵だなと思います。横田家には家訓というほどのものはないけど、毎年家族のお誕生日には全員で集まるように。当日が無理でも前後で集まって、食事に行ったり、ケーキを囲んでプレゼントを渡したりする時間は大切にしていきたいです」
映画には、人の心を読める朝倉シンをはじめ、さまざまな特殊能力を持ったキャラクターが登場する。手に入れたいスキルを尋ねてみると、「自分の気持ちをうまく伝える力」という答えが。
「私は、シンみたいな人の心を読める力はいらないかな。"知らぬが仏"っていうことわざがあるけど、まさに知らなくていいことってたくさんあるはずだから。それよりも、ものすごい語彙力を手に入れて、頭の中にある考えを的確な言葉で説明できたらいいのにって思うんです」
語彙力があれば、映画『SAKAMOTO DAYS』の魅力ももっと伝えられるのに――。そう言いたそうに、少しだけ黙って考え込んだ真悠。そして、「福田監督ならではの笑いがちりばめられていて、私の好きなハートフルさもあって、とにかくみんなのアクションがめちゃくちゃカッコいい作品なんです。難しいことは考えず、ぜひ劇場で見てほしい!」と、インタビューの最後にまっすぐなまなざしでメッセージを送ってくれた。

史上最強と言われた元殺し屋の坂本太郎(目黒蓮)は、恋に落ちて殺し屋を引退。かつての面影がないほどに太っていた。しかし、そんな彼の首に10億円の懸賞金がかけられたことで日常は一変。世界中から集結した刺客を相手に、坂本は愛する家族と平凡な日常を守るため壮絶なバトルを繰り広げる! ●4月29日(水・祝)公開
目黒蓮さんが特別版表紙!
映画の話もたっぷり掲載
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2026年6月号掲載
Staff Credit
Model:Mayuu Yokota Photo:Kaho Okazaki Hair & Makeup:Kyoko Styling:Sho Furukawa Interview & Original Text:Yukiko Yoshikawa Composition:Yuki Otsuka web direction:Manami Todoroki web design/Beeworks Co., Ltd