「私をずっと好きでいてもらえる自信もないし、ずっと好きでいる自信もない……」。
プロポーズしてくれた恋人に対して、そんな独特の恋愛観をぶっちゃけてしまう、こじらせ女子の恋を描いた『パンとバスと2度目のハツコイ』。映画初出演にしてヒロインのふみ役を務めた深川麻衣さんは「境遇がすごく近かった」と振り返る。
「私だったら喜んでプロポーズを受けると思いますよ(笑)。ふみとは年齢や出身地(静岡)、美術を勉強していた過去も同じ。地元の友達がみんな結婚や出産を経験している状況も似ていましたね。恋人との将来に悩んでいたり結婚を考えている女の子には、ぜひ見ていただきたいです」
山下健二郎さん演じる初恋相手と再会したことで、普段あまり感情を表に出さないふみが山の上で大声で叫ぶシーンは必見!「撮影中に小学生の団体が山に登りに来ていて、叫ぶシーンの間だけ待ってもらったんです。そしたら撮影後、一人の男の子が『いい芝居だったよ』と言って通り過ぎていって(笑)。うれしかったですね」
2年前まで乃木坂46のメンバーとして活躍していた深川さん。現在は女優としてお芝居にがむしゃらに向き合う日々。
「演じるキャラクターを通していろんな人生経験ができる素敵なお仕事だと思うのですが、頭で考えたことに縛られすぎてしまうのが私のダメなところ。瞬発力を求められてもいろんな発想で対応できるよう、いっぱい引き出しが欲しいなって思います。
そのためにも、’18年は日常生活が豊かな人になりたい。将来は時代劇にも出たいので、今、日本舞踊の教室を探しているところなんです。美しい身のこなしを勉強して、お仕事や日常にも生かしていきたいです!」