【ニューヨーク】のんびり鑑賞《MoMA・MET》

2017.06.18更新日:2017.07.24

–MoMA–

1階から6階までの広大な建物の中には、1880年代から現代に至るまでのあらゆる時代のビジュアル文化が展示されています。
  • 内部からの図

  • 内部からの図

入館料は$25です。学生割引などもあります
外観は、おどろくほどシンプル。素通りしてしまいそうな普通のビル。
有名な作品もすごく多くあって、たとえばアンディーウォーホルのキャンベル缶やマリリンモンローの絵や、
ヴィンセントヴァンゴッホのThe Starry Night
、サルバドールダリの溶ける時計の絵、
フリーダカーロの作品なども展示してあります。
個人的に印象に残ったのは、

ヴィンセントヴァンゴッホの、Joseph Roulinの肖像画
ジノセヴェリーニの"dynamic hieroglyphic of the bal tabarin"
フランシスピカビアの"Le Salaire est la raison du travail" など
2階に展示してあった、初期の、奇術が流行した時の、首が取れるマジックの写真や記事、マジックショーの広告の展示などはすごく新鮮で、印象的でした

この千と千尋のカードがチケットです。すごくおしゃれ
見おわったら、建物の反対側にもショップがあります!デザイン性の高いグッズがたくさん

–Met–

メトロポリタン美術館といって、世界三大美術館のひとつ。
とにかく広くて、しっかり見たい場合は何日にも分けて見ないと見切れないほどの数の作品があります!!
  • すごく豪勢なたてもの!

  • あの大人気ドラマ「ゴシップガール」でブレアたちが座っていた階段

1階 装飾美術
もとても素敵でした。sévres porcelainという1757-1761年の間に流行した桃色を基調に、金色や青色の装飾が施されている花瓶や、柱脚などはとても美しかったです。お花や、天使の絵が描かれていて、ふちまで細かく装飾されていました。大変高価で貴重であったため、貴族や、上流階級のひとが所有していたそうです。

ドイツのひとが建築したポーセリン磁器のテーブルも印象的でした。テーブルの表面は光沢を放ち、ベルリンの画家によってイラストが描かれています。
鮮やかなフルーツのリースと、それを囲むボリューム感のある葉と、中央にいる、星座にかこまれた太陽の神ヒーリオスのイラストが机には描いてあり、色の鮮やかさ、イラストの立体感や、光沢に引き込まれました
  • とても開放的な内部

2階のヨーロッパ絵画や、アメリカ絵画もすごく魅力的でした。
時間が足りないくらいでした。
なかでも覚えているのが、アンドレ・デレインの"The Palace of Westminster"です。
フランスの画家であるデレインが実際にロンドンに訪れた際の絵で、クロード・モネが数年前に描いた同じロンドンでの絵に影響を受けたそうです。
明るい色味や、水にうつる太陽の反射が印象的で、うごめく雲や、舟の水のうえの揺れが伝わるような感覚に陥ります。
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