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医療の知識よりも自己分析&アピール重視! 外資系製薬会社MR2年目にOG訪問【Web限定】

先輩、その業界&裏側ぶっちゃけどうですか? 大学生のためのOG訪問

実際に働いている人でないと分からない業界事情を知ることができると好評の連載。今回は、 外資系製薬会社でMRとして働くOGに話を聞きました。

外資系製薬会社MR2年目のプロフィールイラスト

勤務地 北関東
仕事内容 「MRとはMedical Representative(医薬情報担当者)の略で、営業担当者を意味します。主な業務は、医療関係者に自社の薬の有効性や安全性に関する情報を伝えて、病院やクリニックなどの現場で採用してもらうこと。アポイントをとり、日々4〜5件を訪問しています」
給料 【初任給】30万円 【現在】30万円
「残業代が出ない代わりに、1日数千円の外勤手当がつきます。ボーナスは個人の成績によって上下あり。今までの最高額は60万円、最低額は20万円でした」
残業の有無 平均20時間/月
ボーナス 平均40万円/年2回
有給休暇 年20日
「夏休みはなく、有休を使って好きな時期に休むシステム。MRは個人での業務が多く、自由にスケジュールを調整できるため、ほとんど消化できています」

就活対策は医療の知識よりも自己分析&アピールを重視

「就活対策で最も頑張ったのは、自己分析。自分の性格やなぜ医療業界で働きたいのか、そして医療業界で何を成し遂げたいのかなどをきちんと理解した上で、どうアピールするかを徹底的に考えました。製薬会社を受けるにあたり、医療の知識が必要かどうかをよく就活生に聞かれますが、個人的には、それだけで結果が決まる訳ではないと感じます。コロナ禍での就職活動だったため、ワクチンなどについての話題はなるべくチェックするようにしていましたが、私の場合は面接で医療の知識を問われる質問を受けることは一度もありませんでした!」

新入社員研修は約4か月間! 住み込みでみっちり学びます

「私が働く会社は、新入社員は全員、初めにMRを経験する制度となっています。そのため入社後は、みんなでいっせいに新入社員研修を受けます。研修期間は約4か月間。専用の施設で生活しながら、みっちり勉強しました。前半は認定試験に向けて、病気についての知識や、薬の種類と仕組み、MRの制度に関する座学がメイン。後半は、自分が担当する薬のデータを学びながら、営業スキルを身につけるためのロールプレイングなどを行いました。他業界と比べると研修期間は長いのですが、実際に現場に出ると、知識もスキルも足りず焦ってばかり……。2年目の今も、日々勉強することが尽きません」

薬の効果を聞くことが最大のモチベーション!

「MRの仕事は、医療機関や医師に薬の情報を届けるまで。患者さんの声を聞く機会は、正直あまりないため、私は医師に対して積極的に薬の感想や効果を質問するようにしています。良い報告が聞けると、それまでの努力や苦労が一瞬で報われるほど嬉しい。もっと頑張ろう!というモチベーションにもつながっています。MRの仕事は好きですが、医師の判断に納得できず悔しい思いをすることも。医療の現場にもっと貢献できるよう、営業のスキルアップに、日々励んでいます」

OGから就活生へのアドバイス!

「企業に選ばれることばかりを重視しがちですが、就活生も企業との相性を見極めることが大切だと思います。私は自分の信念を正直に伝え続けたからこそ、本当にやりたい仕事ができる企業と出会えました! また、面接では、チームスポーツをしていた経験を高く評価されたため、経験者はアピールしてみるのもおすすめです」

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