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No.219 non

【2024年上半期映画トップ4】~女子大生が選ぶ上半期推し映画~

2024.07.02

はじめに

みなさんこんにちは!大学生エディターズNo.219 nonです

今回は、私が2024年上半期に映画館で鑑賞した作品10本の中から、特に良かったものをランキング形式で発表します

まだ公開中のものや配信が始まっているものもあるので、気に入った作品があればぜひご覧ください!

第4位『バジーノイズ』

『バジーノイズ』本予告

何もいらない。頭の中に流れる音を、形にできればそれでいい。そう思っていた清澄は、好きなこともやりたいこともなく、他人の「いいね」だけを追いかけてきた潮に出会う。「寂しくって、あったかい」清澄の音楽に初めて心を震わせた潮は、たくさんの人にそれを届けたいと、SNSでバズらせる。潮に導かれバンドを組んだ清澄が、仲間と音を創り出す喜びに目覚めた時、突然、潮が姿を消す。心に開いた空洞に、どう対処していいか分からない清澄を、音楽はさらに新たな道へと導こうとしていた──。

ABOUT THE MOVIE | 映画『バジーノイズ』公式サイト (gaga.ne.jp)

監督の風間大樹をはじめ、大人気ドラマ「silent」のスタッフが再集結したこの作品。独特の青みががった映像やライブを見ているかのような生音感ある音響で、むつき潤による原作が美しく映像化されていました!

とにかく映像と音楽・音響が良く、世界観にどっぷりと浸れる作品。綺麗で心地よいだけのストーリーではないけれど、苦しさの中にも熱さと青春の輝きを見出せるような物語でした。

また、主演の川西拓実さん、桜田ひよりさんをはじめとしたキャスト陣の演技も光っていて、まさに“ハマり役”!なんと、本編の演奏シーンはすべて俳優さんの生演奏だとか!驚きとともに心を強く揺さぶられたことへの納得感がありました。

鑑賞後はオリジナルサウンドトラックを聴きながら余韻に浸るのがおすすめ。

第3位『カラオケ行こ!』

『カラオケ行こ!』本予告

合唱部部長の岡聡実はヤクザの成田狂児に突然カラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないというのだ。狂児の勝負曲は X JAPAN の「紅」。聡実は、狂児に嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしかふたりの関係には変化が…。聡実の運命や如何に?そして狂児は最下位を免れることができるのか?

映画『カラオケ行こ!』公式サイト (kadokawa.co.jp)

和山やまの原作漫画の実写化作品。

和山先生のファンである私は期待MAXで鑑賞しに行ったのですが、テンポのいい会話や漫画から飛び出してきたような聡実くんのビジュアルに大満足でした。

なんといっても漫画では聴けなかったキャラクターたちの歌声が魅力!ある場面ではコメディシーンに、ある場面では泣けるシーンに、効果的に差し込まれている歌声に注目するとより楽しめます。

主題歌のLittle Glee Monsterによる「紅」も聴いてみてくださいね。

第2位『関心領域』

『関心領域』予告編

――空は青く、誰もが笑顔で、子どもたちの楽しげな声が聞こえてくる。そして、窓から見える壁の向こうでは大きな建物から煙があがっている。時は1945年、アウシュビッツ収容所の隣で幸せに暮らす家族がいた。

――スクリーンに映し出されるのは、どこにでもある穏やかな日常。しかし、壁ひとつ隔てたアウシュビッツ収容所の存在が、音、建物からあがる煙、家族の交わすなにげない会話や視線、そして気配から着実に伝わってくる。その時に観客が感じるのは恐怖か、不安か、それとも無関心か? 壁を隔てたふたつの世界にどんな違いがあるのか?平和に暮らす家族と彼らにはどんな違いがあるのか?そして、あなたと彼らの違いは?

映画『関心領域 The Zone of Interest』オフィシャルサイト 2024年全国公開 (happinet-phantom.com)

言わずと知れた話題作。ホロコーストというテーマをどのように描くのかドキドキしながら観に行きましたが、予想外の構成に驚愕!見た後しばらく呆然として、其の後少しずつ答え合わせをしていくような作品でした。

この作品の魅力はとにかく音響!残酷なシーンがあるわけではないけれど、劇場の音響を駆使した演出に思わずぞっとします。

見る前にホロコーストの歴史について予習してから行くとより楽しめるかも。

こちらはまだまだ公開中。ぜひ劇場で!

第1位『PERFECT DAYS』

『PERFECT DAYS』日本版本予告

東京・渋谷でトイレ清掃員として働く平山(役所広司)は、静かに淡々とした日々を生きていた。同じ時間に目覚め、同じように支度をし、同じように働いた。その毎日は同じことの繰り返しに見えるかもしれないが、同じ日は1日としてなく、男は毎日を新しい日として生きていた。その生き方は美しくすらあった。男は木々を愛していた。木々がつくる木漏れ日に目を細めた。そんな男の日々に思いがけない出来事がおきる。それが男の過去を小さく揺らした。

introduction/story | PERFECT DAYS 公式サイト (perfectdays-movie.jp)

上半期ダントツの第1位!

「同じような毎日の繰り返し」「ルーティーンワーク」という一見ネガティブに描かれそうなテーマを素晴らしいものとして描いているこの作品。

役所広司演じる平山の日常を見ていると「こんなふうに生きていけたなら」という監督の言葉が自ずと頭に浮かびます。

映画後半で描かれるあるシーンからは「同じことの繰り返しなんてないんだよ」というメッセージが伝わってきて心に染み入りました。

こちらもまだ一部劇場で公開中です。

最後に

最後までご覧いただきありがとうございます!

最近はおうちでも映画が楽しめる時代ですが、振り返ってみると今回紹介した4作とも、劇場で見てよかったなと感じられる作品でした。

みなさんも、気になる作品はぜひ劇場に足を運んで鑑賞してみてくださいね🌟

  • 出身地

    福岡

  • 身長

    167cm

  • 学年

    大学2年生

  • 推し

    推し:読書、音楽鑑賞(好きなアーティストはLittle Glee Monster、Official髭男dismなど)

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