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No.245 Sakimi
【70周年】平成女児ブームで再注目!「りぼん」オタクが語りたい懐かしの作品を紹介【2025トレンド】
2024.12.29
“平成”生まれの女の子たちへ贈る、あの頃のときめきを再び!
70周年を迎えた少女漫画誌「りぼん」。小学生の頃読んでいたというnon-no読者の方も多いのではないでしょうか?必ず発売日に買っていた「りぼん」オタクであり、今も電子版を愛読している私が、今読みたい作品をご紹介します!
記事を書いているのは…
non-no大学生エディターズNo.245のSakimiです!何を隠そう、私の本名は「りぼん」のキャラクターから名付けられているという、生まれた時からりぼんっ子です。現役大学生の中で誰よりも「りぼん」が好きな自信があります(笑)
non-no大学生エディターズNo.245 Sakimi
空前の「平成女児」ブーム!あの頃の記憶へタイムスリップ!
平成時代に小学生〜中学生だった女の子が社会人になり、その懐かしさから再度注目を集めている平成文化。昔はやった文房具などのデザインも、今改めて見ると新鮮な感じがします。平成後期のりぼんの表紙から、かつてのトレンドを一緒に振り返ってみましょう!
私が初めて母に買ってもらったりぼんが2011年7月号、小学校3年生の時のことでした。かつてのりぼんのキャッチコピー「250万乙女」の時代のお母さんからの英才教育(?)により、ここから私のりぼんっ子歴が始まります。
夏号といえば、いしかわえみ先生の「絶叫学級」。この作品だけで軽く1時間は語ることができるのですが、ちょうどこの号がトラウマ回として名高い、キャンプ場でマナーを守らない学生のお話です。絵柄が綺麗だからこそ、いしかわ先生のホラーは尚更怖い!実は今でもバージョンアップして連載されています。
付録はお姉さんっぽい黒×ピンクのポーチ。小学校に持って行ったら、「どこの!?」ってたくさん聞かれて嬉しかったなあ…。
表紙は藤原ゆか先生の「CRASH!」。表紙のコピーに「アイドル漫画の頂点!」とありますが、本当に…伝説のアイドル漫画で恋愛漫画です。コミックスを全巻持っているくらいこの作品も大好きでした。(語り始めると止まらないので後ほど紹介します!笑)
付録はなんとマフラー。先ほどのデザインと似ているのもこの頃の小学生の流行りだったのでしょうか。ちょっとおめかししたい日に私も使っていました。
この表紙!尊すぎません!?槙ようこ先生の「ロマンチカクロック」も、平成のりぼんを代表する作品。槙ようこ先生作品は鎌倉が舞台のことが多いのですが、(これも語ると止まらないないですね…苦笑)出てくる建築物や背景までこだわった世界観が大好きでした。何よりこんな双子実際にいたらなあって何度思ったことか…。双子それぞれの恋愛模様が新鮮で毎号楽しみでした。
そしてさくらももこ先生の「COJI-COJI」が。最近また新たな世代を取り込んでいるコジコジですが、この号では読み切りで登場しています。
新れんさいには優木なち先生の「僕の家においで」。こんなシチュエーションあるかーいと愛のあるツッコミをしたくなる貧乏高校生×イケメン御曹司のお話です。実はこの作品、完結後のお話がお姉さん誌Cookieにて連載していたんです。
そしてふろくはザ・少女漫画誌な本格イラストツール。漫画家さんの美麗イラストを使ってイラストや漫画を描く練習ができるものでした。素敵な作品あってこその付録。りぼんが少女漫画の力を信じているところが、私がりぼんオタクになった理由です。(激重感情ですが、まだまだ続きます)
季節にあった付録もりぼんの魅力。毎年2月号に出るスケジュール帳で1年をスタートし、(このスケジュール帳も漫画家さんの書き下ろし満載で最高なんです…)バレンタイン号にはチョコ型がついていて友チョコを量産していました。
当時は気恥ずかしくてあまり少女漫画の話をクラスでできなかったのですが、何か1つでも付録を持っていると、気づいてくれるクラスメイトがいたり。
今だからこそオープンに懐かしさを分かち合えるようになり、こんなところも平成ブームが巻き起こった理由なのかなとも思います。
作品も懐かしすぎますね!私は酒井まゆ先生の描く男子キャラが一番かっこいいと思っています(笑)大誌りえ先生の「猫田のことが気になって仕方ない。」もシュールですが毎号笑っていました。
現役のnon-no世代が小学校高学年から中学生くらいの頃に60周年を迎えたりぼん。
人気漫画家さんによる連載はもちろん、池野恋先生や小花美穂先生の豪華読みきりも。お母さん世代が呼んでいたりぼん作品を今読んでも、変わらず面白いのがさすがですよね。
アニバーサリー号は付録も超豪華。付録だけで漫画が描けるキットです。私もトライしましたが絵心がなくて早々に漫画家の夢は破れました(笑)
2025年はりぼんのアニバーサリーイヤー【続々と情報解禁!】
そして2025年にりぼんは70周年を迎えます。当たり前ですが60周年から10年経ったということで…時の流れが恐ろしいです。
アニバーサリーイヤーは特別な企画が目白押し!元りぼんっ子の皆さんも、これを機にりぼん読んでみようかなという皆さんも、ぜひチェックしてみてください!りぼん沼は深いですよ〜♡
りぼん2月号が発売中!付録には懐かしの作品も
今月号の付録はなんと過去の作品の描きおろしカードに着せ替えることができるスケジュール帳。ときめきトゥナイトや姫ちゃんのリボン、そして大人気連載中のハニーレモンソーダなど、全世代がときめくこと間違いなしです。
りぼんのガシャポンが続々登場
りぼんマスコットコミックスの「豆ガシャ本」や赤ずきんチャチャチャの「ならぶんです。」がガシャポンに登場!2025年1月発売予定です。
「アニマル横町」がUFOキャッチャーに登場!
なんと2025年に連載25周年を迎える「アニマル横町」がゲームセンターに登場!発売中のりぼん2月号では、制作秘話などをお馴染みのキャラクターたちと共に紹介しています♩
ローソンプリントに70周年書きおろし絵柄が登場!
1月7日から、ローソンプリントにて2月号付録にも使われた70周年描き下ろしイラストがブロマイドとステッカーとして印刷できます!
こどものおもちゃグッズ&ポップアップがスタート
小花美穂先生の大ヒット作「こどものおもちゃ」がキーホルダーやアクリルスタンドになって登場!東京・大阪にてポップアップが開催されます!
70周年アニバーサリーイヤーは始まったばっかり!これからどんどん新情報が出てきそうです♡
Z世代が読みたい懐かしのりぼん作品5選
平成半ば生まれが懐かしい&楽しめる作品を、超厳選して5作品紹介します!
ときめきトゥナイト
言わずと知れた伝説中の伝説の作品。2022年に連載40周年を迎え、2023年から約2年間、「ときめきトゥナイト展」が開催されました。(もちろん私も行きましたよ!)
お母さん世代の作品ですが、恋愛・青春・魔法・家族愛などなど、女の子の憧れがギュギュッと詰まった王道作品なので、令和の今こそ楽しめると思います♡
私のおすすめは上画像の「新装版」シリーズ。漫画は元々のコミックス版と一緒なのですが、「ときめき」で育ち学んだ今をときめく漫画家さんたちのスペシャルエッセイコミックが収録されています。りぼん好きにはたまりません!
ハンサムな彼女
こちらも名作です。「ママレードボーイ」や「ミントな僕ら」などヒット作を数々生み出した吉住渉先生の作品。
美男美女しか出ない(芸能界の設定なんです)、海外、非日常、スマホがない時代、といったどこかトレンディな雰囲気のある作品。
連絡手段は固定電話だし、雑誌の投書欄がきっかけで友達になったり。今では考えられないようなコミュニケーションツールがたくさん登場しているので、懐かしさを感じる人がいれば新鮮さを感じる人もいるでしょう。吉住渉先生の描写する恋する女の子の表情が本当に素晴らしいので、ぜひ手に取ってみてください。
CRASH!
先ほども紹介した藤原ゆか先生の「CRASH!」2007年5月号から連載開始し、2009年12月号までが第一部。2010年4月号から2013年8月号の第二部では主人公が代わっています。
とにかく絵が可愛くて丁寧なのと、展開がバラエティに富んでいて読み進める手が止まらなくなる作品です。メインキャラクター以外の心情や恋愛模様も番外編などで取り上げられているため、きっと好きなキャラクターが見つかるはず。「ハンサムな彼女」とはまた違ったテイストの芸能界漫画です。
HIGH SCORE
津山ちなみ先生により1995年4月号から現在まで連載されており、りぼん最長を更新し続けています。なんと今年30周年!
超絶美少女なのに性悪口悪でプライドが高くなるシストな主人公のめぐみと、首引高校のキャラクターたち。りぼん作品らしくないキャラクターたちですが、今読んでみるとむしろ「こんなキャラクターがいたっていいじゃん!」と思わせられる愛くるしいキャラクターたちです。もちろんですがギャグの中身も最高!何も考えずただ笑えるギャグ漫画の金字塔です。
きらめきのライオンボーイ
槙ようこ先生によって2016年 – 2019年に連載され、ちょうど平成最後から令和最初期を駆け抜けた作品。
絵柄が本当にキラキラしていて…!槙ようこ先生が描く女の子は等身大というより、憧れや理想が詰まった存在で、物語も青春のキラキラ要素はもちろんありつつも、限られた美しい瞬間がギュッと胸を締め付けるんです。りぼん作品あるあるですがライバルキャラクターなどもひっくるめてみんなが愛くるしいので、大人になった今だからこそ読むと心が浄化されます。
今のりぼんも負けてない!令和のりぼん作品おすすめ3作品
懐かしの“平成りぼん”も良いけれど、今の“令和りぼん”も負けてないんです!青春のときめきや胸がキュンとする恋、時代を映し出すテーマで読者を魅了する作品が続々登場中。今回は、現役りぼんオタクの私が選ぶ“令和りぼん”のおすすめ3作品を徹底解説します。
キスで起こして
2020年5月号から2022年7月号、2023年6月号から2024年7月号の期間で連載されていた春田なな先生の「キスで起こして」。ママの再婚が決まり新しく弟と妹ができることになり、その弟がイケメンの同級生だった!という同居ストーリー。焦ったい距離感が癖になるザ・ムズきゅんストーリーです。
ハニーレモンソーダ
2016年2月号から村田真優先生によって連載中。“甘酸っぱい”という言葉がぴったりの王道青春ストーリーでありながら、Z世代のトレンドをうまくストーリーに組み込んでいるので、共感できること間違いなし。主人公羽花が勇気を出して自分を変えていく姿は読者に“自分らしさ”について考えさせてくれる力を持っています。
2021年に公開された実写版にはnon-noモデルの堀田真由ちゃん、岡本夏美ちゃんも登場。また2025年1月8日からはフジテレビ系にてアニメもスタートします!
初×婚
黒崎みのり先生によって2019年6月号より連載されている「初×婚」(ういこん)。なんと来月号のリボンで最終回を迎えます!世界一の結婚を目指し、男女2人部屋で寮生活を送る特別な学校が舞台の作品。黒崎みのり先生はインタビューにて「1作品1きゅん」と述べていて、毎号ときめきが楽しめる作品です。
りぼんがZ世代に再ブームを巻き起こす可能性
いかがでしたか?平成レトロ=「懐かしくておしゃれ」というムーブメントが、りぼん作品や付録を自然とトレンドの最前線へ引き戻す鍵になっています。
平成の少女漫画に登場するファッションや部屋の小物が「現代のPinterest的おしゃれ」として注目され、SNSでシェアされやすい素材になっていたり、デジタル時代の今だからこそ変わらないアナログ的な雑誌文化が「趣味」や「推し活」に結びついています。
これからも全世代のときめきを発信する「りぼん」を皆さんもぜひチェックしてみてください!
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出身地
石川県
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身長
155cm
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学年
大学4年生
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推し
推し:映画鑑賞・韓国美容・ジム通い・カフェ巡り・旅行・女性アイドルが大好きです♩
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