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No.347 さくら
1人映画にもおすすめ『時には懺悔を』を観た感想【ネタバレなし】
2026.09.02
8月28日(金)に公開された最新映画『時には懺悔を』。
西島秀俊、満島ひかり、宮藤官九郎、黒木華をはじめとする日本映画界屈指の豪華キャストで贈られる本作品。
一言では言い表せないほど深く、愛や生について今一度考えるきっかけになるような作品でした。
1人で映画をじっくり楽しみたい人はもちろん、過去の辛い記憶に今も苦しんでいる人、家族との関係で悩んだことがある人にもぜひ観ていただきたい作品です。

今回は、映画のあらすじ・キャスト紹介・感想の3本立てでご紹介します。
(ネタバレは含まれませんので、ご安心ください。)
キャスト・あらすじ
『懺悔』(ざんげ)とは
本作品では、”人生を歩んでいく上で、誰にも言えない過ちを抱え、心の奥底に沈めた「罪」と向き合い、再び前を向くためのきっかけとなること“だと定義づけられています。
あらすじ
物語は、一人の探偵が殺された事件から始まる。その真相を探る中でたどり着いたのは、9年前の誘拐事件で連れ去られた、重い障がいのある少年・新。
過去に傷つき、絶望の淵に生きる大人たちが、今を必死に生きる一筋の小さな命に触れたとき、凍りついた大人たちの心がかつてないほど激しく揺れ動く―。
「生きているのが奇跡」と言われた小さな命を巡り、本作は、障がい、介護、孤独といった現代の深淵を見つめながらも、そこに溢れる「惜しみない愛」と「生きる希望」を描き出す。親であること。親になること。目を背けたいもの。目を逸らしてはならないもの。
人は間違える。犯した罪は消えない。それでも、どんな命にも、生まれてきた喜びがあると信じたい。あなたは一人ではない。そんな祈りにも似た想いに、この映画は耳を傾ける。
引用: https://www.tokizan.jp/
キャスト
主演: 西島秀俊
満島ひかり 黒木華 宮藤官九郎 柴咲コウ 佐藤二朗 役所広司 ほか
監督: 中島哲也
探偵がひとり、殺された。「死んだほうがマシな人間」と呼ばれた男・米本(佐藤二朗)。調査することになったのは、元同僚の一匹狼・佐竹(西島秀俊)と、助手で修行中の聡子(満島ひかり)。調べを進めるうちに、9年前に起こった新生児誘拐事件にたどり着く─。殺された米本が死の間際に調査していたのは、9年前に失踪し今は父親の明野(宮藤官九郎)と二人で暮らす、重い障がいのある少年・新。過去に傷つき、誰かを傷つけ、孤独に彷徨う大人たちが出会った「新」という小さな命。家族から目を背けた男、娘に捨てられた女、子を生きる糧にした男、産んだ子を愛せなかった女。「生きているのが奇跡」と言われたそのひとつの小さな命が、逃げ場のない現実にもがき苦しむ大人たちの心を動かしていく─。
引用:https://www.tokizan.jp/
本作品を鑑賞して
この映画を見るにあたって、タイトルの意味を考えながら鑑賞していたのですが、見る人によって、ぐっとくるシーンや台詞、映画から伝わってくるメッセージは違うのかな、と思いました。
きっと誰しも、大なり小なり誰にも打ち明けられないような辛い経験や悲しい経験をしたことがあるはずなのに、それを必死に忘れようとしたり、頑張って美化したり、あるいは自分を責め、気持ちに蓋をしてしまっている人も多いのではないでしょうか。
だからこそ、「懺悔(ざんげ)」ということばを含むこの作品が、見た人に何を伝えたかったのか。その解釈は人それぞれであり、自分なりに解釈ができた時、この映画はその人にとって、とても大切な、意味のある作品になるのではないかと感じました。
過去の出来事を自分のせいだと責め、1人でその辛い感情と闘っている人に、
果たしてそれは本当に「罪」なのか。
そして、そうであるというならば、
その「罪」とどのように向き合い、生きていくべきなのか。
という問いに対する答えのヒントを、この作品が示してくれていたように感じます。
興味のある方はぜひ、映画館へ足を運んでみてくださいね。

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