まず松竹(株)取締役 山根成之副社長 演劇本部長より、4月の新橋演舞場にSnow Manの3人が戻ってくることへの喜びが語られ、いよいよ3人が登場。黒やグレーにそれぞれのメンバーカラーがさりげなく取り入れられたセットアップスタイルが素敵です。
続いて3人それぞれからのご挨拶へ。
岩本 Snow Manの岩本照です。本日はお時間を作ってくださり、お集まりいただき本当にありがとうございます。この新しく始まる『祭 GALA』という作品を、製作発表をしっかりさせていただけること本当にうれしく思います。本日は短い時間だと思いますが、よろしくお願いします。
(岩本さんの挨拶が終わろうとするタイミングで、岩本さんのほうを向いて「よくやった」的な表情で拍手を送る深澤さん)
深澤 どうもSnow Manの深澤辰哉です。今日はですね、あのもしかしたら面白いことは何一つ言えないかもしれないんですけど、今日はちょっと(気取った感じの声を出して)“俳優モード”で来てまして、面白いことは何も言えないかもしれないんですけど、短い時間ですけどね、この『祭 GALA』のことについてね、熱く語っていきたいと思います。よろしくお願いします。
宮舘 Snow Manの宮舘涼太です。本日はお忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございます。まあこうして『祭 GALA』という作品で、新たなスタート、一歩踏み込みます。今日はみなさんに僕らの熱い思いをたくさん受け取っていただいて、もっともっと『祭 GALA』の魅力をみなさんに知ってもらえるチャンスだと聞いてますので、いっぱいいろんなことを書いて、写真を撮っていただき、思いを伝えられたらいいなと思います。
(宮舘さんの挨拶を宮舘さんをしっかり見ながら聞いている深澤さん、ニコニコ聞いている岩本さん)
最初から会場を笑わせてくれる深澤さん、さすがでした。3人それぞれの挨拶が済んだところで、早速質疑応答へ。
ーー元気よくお願いいたします!(はーい、と返事する深澤さん)まずこの3人でこの舞台にGALAに決まったというときのお気持ちを伺えますか?
深澤 もっさん、言っちゃってよ。
岩本 そうですね、素直にうれしかったです。やっぱりこれだけ連続で立たせてもらうことはないってくらい、新橋演舞場さんのステージには立たせてもらって、僕たちは育ってきて。また新たな形で新橋演舞場のステージに立てるということがわかったときは、「また春が来る」って思いましたね。それぐらいうれしかったです。
深澤 うまいねえ〜。また春が来ると。ダテさん、ダテさんいかがですか?
(急に回し始めるMC深澤さん)
岩本 嫌なんだけどこの人……(笑いながら)。
宮舘 あれ、こんな感じの会見でよろしかったでしょうか。
深澤 いやまず熱い思いを伝えたいと思います、でも堅すぎてもね……(と会場の笑いを誘い、和ませる)。
宮舘 たしかにね。そうですね、僕も本当にうれしい気持ちでいっぱいなんですけども、新たに3人で演出という部分で、未熟な部分もあるかと思いますが、今一生懸命稽古に励んでいる段階なので。その稽古を一日一日やっていくごとに楽しみに変わってきましたね。なので早く見ていただきたい気持ちで今はいっぱいです。
深澤 素晴らしい!本当に今二人とも全部言ってくれた!俺が言いたかったことを。
宮舘 いやまだありますよ。
岩本 ありますよ。
深澤 ありますよね。
宮舘 うちの深澤そんなもんじゃないですから。
深澤 そんな考えてないわけないじゃないですか。
岩本 お願いしますよ。
深澤 えっとぉ……。えっとやっぱ一番初めの気持ちとしてはうれしかったですね、本当に。新橋演舞場というところには本当に僕たちはすごい思い入れというか、思いがたくさんあるので、まあそのステージに改めて立てるっていうことですごくうれしいなっていう風に思います。そしてまた4月ということで、それこそ新生活が始まったりとか新たなスタートのタイミングでこうやって3人でね、『祭 GALA』という作品をスタートすることができて本当に今ドキドキしてます。なんかワクワクしてますね。早くみんなに見ていただきたいなっていう。本当にやりたいことがたくさん、打ち合わせからわーって出たりとか、本当にいろんな人たちに見ていただいて、何か受け取ってもらえたらいいなっていう風に今思っております。
ーー稽古も始まっているようですけれども、そもそもタイトルに込めた思いやこのタイトルに決まったいきさつは?
宮舘 やはりこう新橋演舞場、そして日本の文化でもありますお祭りという部分で、祭と書いていますけれどもこれはフランス語、外国語?(深澤さん「今、天の声が聞こえた」)、ありがとうございます。外国語でお祭りのことをG A L A(ガーラ)というんですけど、僕らの場合はこれを「ガラ」ともじりまして、付けさせていただいた。日本の文化でもある、祭りを象徴した舞台になっていくんじゃないかなと思います。そして、和と洋の融合を空想の中で実現させるという僕らの思いで付けさせていただきました。
深澤 深いねえ。
ーー(ロゴの)“祭”の中にも名前が入っているんですよね。
宮舘 見ていただくと、Snow Manのメンバーカラーであります、まあ僕だったら赤、岩本だったら黄色、深澤だったら紫をロゴに入れさせていただいて、こう3人で舞台をやらせていただく決意表明でもありますね。
ーーちょっと(祭の文字の中の)「ヒ」がどう見えるのか(わからないというニュアンス)・・・・・・。
深澤 あ、「リ」ですか?(椅子から立ち上がって)「リ」はこうやってみてください。(ロゴの方を向いて、体を斜めに傾ける実演付き)
ーー「リ」はそうですよね、「ヒ」!
深澤 「ヒ」はこれで「ヒ」ですね。(ロゴの前にさらに近づき、該当する部分をなぞって説明してくれる)カタカナの「ヒ」です。そうです、ここまで(ハネのところを指しながら)ここまで入れちゃってるんですよ。これで「ヒ」ですね。(自身の「タ」について)これはただもう「タ」ですね。3人で、一つの作品を作っていくというのを一文字で表したのが、“祭”っていう感じですかね。
ーーで、岩本くんが振り付け。
深澤 振り付け、岩本さん。
岩本 振り付け、気づいたらやらせてもらっています。振り付け、演出、構成、照明。多分ほぼほぼ僕は入らせてもらってるんですけど、どういうふうに踊ったら面白いかなとか、どういうふうに踊った方がより二人とか、他のキャストさんのエネルギーを見てくださる方に届けられるかなっていうのを頭の中で想像しながら、フリを作っている最中って感じですね今は。
ーー宮舘くんが衣装を。
宮舘 衣装の方を担当させていただきまして、本当に岩本が作る振り付けの世界観だとか、後ろにも大勢の方がたくさん出てくださいますので。そことのバランスを取らせていただくと同時に、あとはオープニングの衣装を世界的なデザイナー、ファッションデザイナーであります、コシノジュンコさんにお願いをしまして、ド派手な衣装を作っていただくこととなりました。
ーーまだご覧になっていない?
宮舘 えっと何回か打ち合わせと、あとはフィッティングさせていただいて、もう今、修正段階に入っている途中です。
ーーで、深澤くんは?
深澤 あ、僕はあの差し入れ担当を(会場から笑いが起きる)。あの、やっぱりこう僕たち3人は同じグループで常に一緒にやってますけど、キャストの皆さんて初めての方がいたりとか、まあ僕たちとも初めてな方がいたりする中で、作品を作る上で大事なのってスタッフさんとかキャストの皆さんとの絆だなと思っていて。そういう時、僕に何ができるだろうと思った時に、こう差し入れだなって。えっと、4日後くらいにまあ一回ピザパーティやります。(会場から「おおー!」という声が)
ーーじゃあ今回随分出費が嵩む?
深澤 いやあもうこんなのお安いご用ですよ。いい作品を作る上では。(岩本さん、下を向いてウケている)
宮舘 初めて聞きましたね「ピザパーティやります」「おおー!」って。(会場笑)
深澤 まあこういうのから作っていくことによって、なんか本番だけじゃないなーって、舞台の作品作りって。やっぱリハーサルからみんなで気持ち作っていかないといけないなと思うっていうので、そういうのをちょっと今回、私が差し入れ担当ということでやらさせていただきます。
ーーそもそもの話を聞いていいですか。みんなSnow Man忙しいじゃないですか。この3人での公演というのはどういうところからでしょうか。
深澤 それぞれがそれぞれ今本当にいろんなところで活躍、まあ自分でそんな(照れ笑い)、まあそれぞれが、それぞれドラマだったりバラエティだったり活躍する中で、僕たちはやっぱり舞台ってなんか忘れられないよねっていう話をしていたところに、お話がこうきて、やる、という形になりましたね。
宮舘 そうですね。
ーー深澤くん、さっきも忙しかったですよね。さっきまでテレビ出てましたもんね生放送。
深澤 はい、生放送出ました。
ーー『祭 GALA』中もそうなるのでしょうか?
深澤 そうですね、そうなると思います。
ーー忙しいですね。ドラマの撮影もしてるしね。
深澤 はいそうですね。(俳優モードで)まあドラマもありますけども(俳優モード終わり)、でもやっぱ今こうやってお仕事をたくさんさせていただいているのはありがたいことだなと本当に思うので、まあいろんなことに120%取り組んでいけたらいいなっていう気持ちです。『祭 GALA』も精一杯パフォーマンスします。
ーーやっぱり新橋演舞場っていうのは特別な場所でもありますか?
深澤 そうですね。やっぱり僕たちにとっても特別な場所だし、それこそ見にきてくださるファンのみなさんにとってもきっと特別な場所になっているのかなって思うと、やっぱり改めて公演できてうれしいです。
宮舘 これ一人で、一人で喋ります!? 一人の会見みたいになってる。(会場笑)
岩本 1対1だったね(笑)。
ーーSnow Manのメンバーは、この『祭 GALA』のことをどんなふうに話していましたか。感想を聞きましたか?
宮舘 すごく楽しみにしてくださってましたね、やはり今までは一緒に出ていたので、自分たちのことを全面的にこう、Snow Manとしてのパフォーマンスだったんですけど、やはり色々舞台とかいろんなメンバーが経験しているのを見て、やっぱりすごいな、と圧巻されることが去年は多かったので。今年も3人で舞台に立っている姿をメンバーに見ていただけるということは、こちらも喜びもありますし、本当に楽しみではあります。
ーーー岩本くんは何かメンバーに言われましたか?
岩本 あのぉ、康二から「俺『祭 GALA』めちゃめちゃ観に行くで〜」みたいなことは言われましたね。そんだけやっぱりSnow Manとして思い出のある新橋演舞場さんでの作品ということで、他のメンバーもすごい楽しみにしてくれてると思いますし、個々にいろんなことに挑戦させてもらえてるっていうのが本当ね、さっき深澤も言ってましたけど、本当にありがたいことだなって感じているし、メンバーもみんな観にきてくれるんじゃないかな、というふうに思いますけどね。