坂口健太郎&永野芽郁が映画「仮面病棟」の撮影裏話をトーク♡ 

2020.02.21

ノンノインタビュー

ノンノインタビュー

坂口健太郎&永野芽郁

過酷な現場でも支え合えたまるで兄妹のような関係性

映画『仮面病棟』で『俺物語!!』以来約5年ぶりの共演を果たした二人。仮面をつけた凶悪犯に占拠された病院の当直医・速水を坂口さんが、凶悪犯に撃たれた女子大生の瞳を永野さんが熱演!


坂口 今回はすごい大変な現場だったんです。ほとんど病院内での撮影で圧迫感があるし、ポジティブなシーンがあまりなかったので。でも芽郁が現場に来るだけでその場がとてもいい空気になるので、僕はとても助かりましたね。


永野 私にとってはもうお兄ちゃんとしか思えない存在。「何もしてない」とおっしゃるんですけど、無意識に現場の全員をさりげなく支えてくれる人なんです。


坂口 支えがちなんだよね(笑)。


永野 ふふふ。私は映画の冒頭に拳銃でお腹を撃たれるんですけど、そのシーンの撮影でずっと「はーはー」言ってたら過呼吸みたいになっちゃって。


坂口 あ、あれは大変だったよね。


永野 もう手がピリピリしてきちゃって。でも坂口さんが「大丈夫?」って一番近くで気にかけてくれていました。

坂口 そう、支えがちなんでね(笑)。

お互いにすすめたいお気に入り映画は?

『ラヴソング』(坂口)

「1996年の香港映画で、ある男女の10年をテレサ・テンさんの音楽を背景に描いた作品。去年一番心に残ったなー」(坂口)、「見ます! 私は犬と飼い主との絆を描いた『ジ・アート・オブ・レーシング・イン・ザ・レイン』。坂口さんもきっと感動するはずです!」(永野)

5年前は高校生だった永野さん。20歳を迎えたことでうれしい変化も。

永野 撮影中に初めて一緒にお酒を飲みました。「お兄ちゃんとお酒を飲んでる」って思ったらうれしかった!


坂口 スタッフが一堂に会する機会があまりなかったんですけど、たまたまみんなでごはんを食べに行くことになって。その時に芽郁も来てくれたんだよね。しかも俺、酔っ払ってたでしょ。


永野 はい(笑)。お芝居のこととか現場のお話とか、いろいろ熱く語っていて。


坂口 うわっ! それ恥ずかしい!


永野 その姿を横で見て、私も大人の仲間入りできたなーって思いました(笑)。


オリンピックに出場できるなら?

スキージャンプ! (永野)

「冬季なんだ(笑)」(坂口)、「3日前にたまたまオリンピックに出場する夢を見て、コーチの葛西(紀明)さんとお友達になりました」(永野)、「葛西さんがコーチってすごい夢だね。俺はやっぱり、学生時代にやっていたバレーボールかな。実際、結構うまいんで(笑)」(坂口)

P r o f i l e

●さかぐち けんたろう

1991年7月11日生まれ、東京都出身。2021年は人気ドラマを映画化した『劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班』が公開。

(坂口さん)シャツ¥15000(ORIGINAL Jams)・パンツ ¥23000(KHONOROGICA)/HEMT PR

●ながの めい

1999年9月24日生まれ、東京都出身。2009年にデビュー。映画『ひるなかの流星』やNHK連続テレビ小説『半分、青い。』に出演。

(永野さん)シャツ¥12000・パンツ¥13000/ジャーナルスタンダード プラスイー

©2020 映画「仮面病棟」製作委員会

映画『仮面病棟』


現役医師で作家としても活動する知念実希人のベストセラー小説を映画化。ピエロの仮面をつけた凶悪犯はある日の夜、田所病院を占拠。そこには、一夜限りの当直医・速水(坂口)と、凶悪犯に撃たれた女子大生の瞳(永野)、院長や二人の看護師、そしてすべてのベッドが埋まるほどの患者たちがいた。
● 3月6日(金)より全国公開

2020年4月号掲載
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